2014年8月25日月曜日

声の仕事をしている人・めざしている人がひと皮むけるための

ラジオ番組やCM、オーディオブックなどの収録・製作にたずさわって30年、東京でアイ文庫を立ちあげて16年、私は数多くの声の仕事をしている人たちと個人セッションをおこなってきた。
数えたことはないが、人数にして500人とか600人といった単位だろうと思う。
それはただたんに、お金をいただいて仕事としてやってきた、ということにとどまらない。
同時に私自身も多くの経験のなかで学び、かんがえ、発見したことが膨大にあり、それはこの私のなかでまさに無数の「ノウハウ」として蓄積されているし、クライアントを見る「目と耳」と周辺感受性を鍛えあげてきた、ということでもある。

音声表現を仕事としている人、あるいはそれを仕事にすることをめざしている人、また仕事でなくても音声表現を自分のライフワーク/ライフスタイルとして人生の中心に置いている人のために、私がお手伝いできることは相当あるのではないかと自負している。

私のところにやってくる方のニーズでもっとも多いもののふたつを紹介しよう。

・もうひと皮むけたい、表現の幅を広げたい、取り換えのきかない唯一無二の存在になりたい。
・リップノイズを取りたい。

前者はかなり抽象的なニーズであり、後者ははっきりと具体的なニーズである。
しかしいずれも、自分がより成長し、現場で尊重される存在になりたい、ということではおなじ根を持っている。
このことにたいして、私も貢献したいと思っているし、また貢献できるケースがたくさんあると思っている。

私のセッションでは共感的コミュニケーションというコミュニケーション・スキルを用いる。
これはマーシャル・ローゼンバーグのNVCがベースとなっていて、日本でもいま、コーチングやカウンセリングの人たちもこぞって学びはじめているとてもすぐれたスキルだ。
私もこの共感的コミュニケーションだけを教えることがあるが、セッションにこれを用いることで多くの利点を感じている。

私のセッションを受けたことのある人ならわかると思うが、私から「こうしなさい」「ああすべき
」といったことをいうことはない。
あくまでも本人のニーズを深く聴き、自分自身に本当はどうしたいのか気づいてもらい、その解決法をみずから見つけてもらう。
私はそのお手伝いをするだけだ。
もちろん、アドバイスが必要で、私にアドバイスできるような情報があれば、それはお伝えするが、あくまで本人がそれを求めていれば、という条件付きだ。
たいていの場合、自分自身が解決法をすでに持っていることが多い。
ただそれを実行するモチベーションがなかったり、気づいていなかったりするだけだ。
自分のニーズにしっかりとつながり、やれることをみずから発見したとき、その人はとても大きな力を発揮して成長する。
私はただそれに手をそえてガイドするだけだ。
もしなにか悩みがあったり、迷っていたりしたら、一度私に話を聞かせてほしい。
私は音声表現のコーチングとして個人セッションをおこなっている。

※水城ゆうの音声表現スキル個人セッションの詳細と申し込みはこちらから。