2014年8月3日日曜日

ガーデン部、オーディオブックリーダーのオーディション立ち会い

今日は朝からトランジション世田谷・茶沢会のガーデン部ということで、羽根木の家の庭の畑の作業。
昨日、体験講座に来てくれた加藤さんご夫妻と、近所に住む中学生の宇田川くんが来た。

羽根木の畑は合う作物と合わない作物が極端にわかれていて、せっかく植えたのに消えてしまったのもあれば、ちゃんと収穫できるものもある。
三つ葉は立派に育っている。
ゴーヤも青々とグリーンカーテンとなっている。
トマトは微妙だが、わさわさと伸びてはいる。
大豆もサヤをつけている。
しかし、ナスとカボチャは消えてしまった。

作業後、座敷にあがってもらって、休んでもらった。
宇田川くんが生物部だというので、中学生のとき生き物大好きだった私としては、いろいろと生き物の話をした。
私のバイブルだったコンラート・ローレンツの『ソロモンの指輪』はすでに読んでいるらしい。
私の部屋にあるミニ水槽にも案内し、見てもらったりした。


午後は大久保のリハーサル・スタジオまで行って、オーディオブックの読み手のオーディションに立ち会う。
大久保駅で見学のゼミ生・まりなと合流し、酷暑のなか歩いてスタジオまで行く。
詳細は書かないが、オーディション参加者30人以上の読みを聞かせてもらった。

みなさん、どういうニーズがあるんだろう。
オーディションというのは自分を値踏みされる場で、緊張するだろうな。
みなさん、たくさんいろいろな勉強や訓練を積んできた方ばかりで、技術的にはそうとう完成されているが、私は彼らの「身体性」を見ていた。
残念ながら、音声表現は身体表現である、という意識をもって読んでいる人はとても少なかった。
そこのところに、私の出る幕があるのかな、と思う。
ここからすばらしい読み手が出てくるとおもしろいね。

終了後、〈ライオン〉で評価基準のすりあわせをしたり、今後の進行について打ち合わせをしたりしてから、別れた。
あらためてオーディオブックについてはまだまだ未開拓であり、音声表現の仕事をめざす人にとって可能性のある世界ではないかと感じた。
そのことに自覚を持って食いついてくる人は、たぶんアドバンテージがあるだろう。

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