2017年7月20日木曜日

鈴鹿での初共感カフェは楽しかったな

前日に神戸〈海運堂〉での共感カフェを終え、宿をとっていた尼崎駅前から鈴鹿入りしたのは、7月15日(土)の午前中。
10時半に鈴鹿での共感カフェをお世話してくれた恵理子さんが、待ち合わせ場所まで車で迎えに来てくれた。

会場の〈カフェウチダ雑貨店〉がある白子地区まで移動。
ここは漁港らしく、見たところかなり歴史のある地域の雰囲気がただよっている。
恵理子さんにお願いして、そのあたりをぐるりと一周してもらった。

きちんと調べてみたいが、おそらく漁港であると同時に、かつては海運の要所であったろうと思われる良港で、ゆっくり歩いたらおもしろいものがいろいろとありそうだ。
また来たい。

カフェウチダ雑貨店は古い旅館をとても丁寧に改築した雑貨店と、奥にはかなり広々としたレストランがある、気持ちのいい場所だ。
レストランにはテラス席があり、またアップライトピアノが置いてあって、音楽イベントなどもできそうだ。
今回、レストランではランチをいただくだけだったが、こちらでもなにかやりたくなってきた。
また来たい。

ところで恵理子さんとはじつは生《なま》で会うのは今回が初めてだった。
私の共感カフェにオンラインで何度も参加してくれているので、まったく初めて会う感じはしなかったが、生でさわれるのは初めて。
でも、違和感は全然ない。

ランチにはシローさんや、小林さやかちゃんのお母さんの希依子さんとその仲間も来てくれて、気持ちのいいレストランでおいしい料理を楽しくいただいた。

午後1時から、場所を雑貨店の二階の部屋に移って、鈴鹿での初共感カフェがスタート。
参加者は12名くらだったかな、飲み物やお菓子など、恵理子さんが全部持ちこみで準備してくれていて、大変ありがたく居心地のいい場所となっていた(私も大事にされている感じがあってのびのびとやれた)。

初めて共感的コミュニケーション(NVC)に接する人が半分くらいいたので、まずは基本的なかんがえかたを説明したあと、実際にどんなシチュエーションでどのようになるのか、みなさんから具体例をあげてもらいながら練習したり解説したりしていった。
子どもとの関係、夫との関係、両親との関係など、みなさんの日常のなかで感じているちょっとした問題、あるいはかなり重い問題も含めて取りあげていった。

問題解決が目的というより、お互いに共感的に聞き合うこと、どんなことでも安心して話ができること、忠告やアドバイスをもらうのではなくただ受け取ってもらい自分が自分自身の大切にしていることに気づくことを手伝ってもらえること、そんなことが大事にされている場に自然になっていたことが、私にとってはうれしく、また集まっていただいたみなさんの思いやりの深いお人柄に触れることができて感慨深かった。

終わってからみなさんからまたやってほしい、という声が聞けて、もちろん私もまたみなさんとお会いし、学びやつながりを深めたり、交流をつづけていけたらという気持ちがわきあがってきた。
また来たい。

私は東京と福井の実家を車で毎月往復しているのだが、東名・北陸道まわりのルートだと、名古屋を通過する。
鈴鹿は名古屋からちょうど1時間くらいで行けるので、ちょっと立ち寄るのも案外気楽だということに気づいたり、実感したりした。

今月は29日にも豊田市で共感カフェの案内人をやることになっているので、その前後に周辺で共感カフェの開催や、ボイスセラピー、ボイスコーチング、音楽レッスンなどに興味がある方がいたら、気軽に声をかけていただきたい。