9月18日に明大前〈キッド・アイラック・アート・ホール〉でおこなった「沈黙[朗読X音楽]瞑想」公演の感想を参加のみなさんからいただいたので、一部をご紹介します。
◎まず、久々に聞く「生の音」の力を感じました。響き、というのは、立体的なもので、録音されたものとは全く体験がちがうということ。
水に波紋が広がるように、体の水に響きがありました。コンテンポラリーダンスが好きなのですが、音をきいていると、踊りたいという欲求が動き、ピアノ、声にあわせておどりたくなります。
◎ストーリーをおわなくなると、音にのまれて時間の感覚が消えていきました。もっと長く音にのまれていたかったです。朗読は、自由と意味のあいだを行き来するものだと感じられました。色々な朗読を、きいてみたくなりました。荒れた海、凪いだ海も水平線の海と空の境がきえていて、遠くには弱い光が、光っている星のかんじがしました。
◎今日はありがとうございました。朗読×生演奏の体験は初めてでした。何とゆうか……全てが一体でとても自然に在る、relaxした緊張感が知っている……心地の良さでした。自分の呼吸、感覚がとぎすまされているのにムリのない安心、安定な感覚。。。ステキな瞬間が続く幸せで、もっと、もっと、と思ってしまいました笑。そして、声は音ですね……体液にひびいている感覚を味わっていたいです。
◎卯妙さんの真面目で真摯な生き方を感じる事が出来、深く感動しました。毎日多忙に暮らしている中、ゆったりと感じたり考えたりする時間が持てて良かったです。
◎I want to film the sculptures and light, out of focus, while i listen to piano and voice. I understand Los Angeles and Milky Way.
The last 10 min. my thoughts go dreaming. is she also gonna look at me and touch me, while she does with the sculptures, when she reads up?!
Japanese is only sound to me, no meaning of words!
◎今日は、元々動いてみるように言われていたので積極的に歩き回り音の響きの違いを確かめてみました。その音の違いが非常に面白かったです。聞いていて沸いたイメージは、まず沢山の船がきれいな青い波の少ない海を進んで行くイメージでした。それが段々と暗い闇の中のイメージに代わり、そこに同じように船(タンカーの船団でも艦隊でも漁船でもありません)が進んで行き、段々と星が輝き初め、天の川の中を進んで行くイメージに変わりました。そこに、会場にあった彫刻達も現れ、その後は色々な物が現れました。そのイメージは、死や絶望のイメージではなく希望に溢れるイメージでした。朗読も音楽も身体全体と言うより細胞を揺らす感じでした。
後半の音楽は(会場にいないと分からないけど)「あまつっこ(はねる)」がそこら中跳ね回るイメージでした。「あまつっこ(はねる)」が跳ね回り、新しい平和で希望に満ちた世界を作る希望に溢れるイメージで終わりました。