昨日・10月23日(金)夜は、毎月一回開催している羽根木の家での共感カフェだった。
共感的コミュニケーションに初めて触れる人が二人に、NVCコアメンバーの栗山のぞみさんも参加してくれて、豊かな時間を持つことができた。
参加してくれた皆さんに感謝。
初めて参加した人の、日常的にもやもやしていることについて、最初に話を聞く。
彼女の感情、そしてニーズについて聞きつづけ、最後に彼女がなにを大切にしていて、そのもやもやがどこから来ているのかについて教えてもらうことができた。
聞き終わったら、
「すごく聞き上手で、聞いてもらった感があります」
といわれた。なので私も、
「いま私があなたを聞いていたその方法が、共感的コミュニケーションそのものですよ」
と教えた。
共感的コミュニケーションの基本原理はとてもシンプルで、明解なのだが、その応用範囲はじつに多様だ。
人の話を聞く方法。
自分自身につながる方法。
対立する二人の関係を修復する方法。
チームのモチベーションを高めクリエイティブにものごとを進めていく方法。
集団の合意を形成する方法。
さまざまなアプローチがある。
この回では「自己共感」に的を絞って、そのプロセスを試してみた。
いつものことながら、涙あり、笑いありの、楽しいばかりではない創造的な会になったように思う。
共感的コミュニケーションのスキルは、ある程度継続的な練習が必要だ。
今回の参加者も、私のところでなくてもいいので、継続的に勉強会に参加して身につけてくれるといいなあ、と思っている。
次回の私がファシリテートする共感的コミュニケーションの勉強会は、下北沢の旅カフェ〈Stay Happy〉で11月2日(月)夜に開催します。
だれでも参加できるオープンな雰囲気の勉強会なので、気楽にご参加ください。
詳細と申し込みはこちら。