ゆとり、余裕、スペース。
この「ゆとり」には空間的なものも時間的なものもふくまれている。
自分がいる「場所のゆとり」。
これが窮屈だと安心していられない。
ストレスを感じる。
人とまじわることも楽しいが、そればかりだと疲れるし、大勢の人がいるところでぎゅうぎゅう窮屈な思いをしているのはかなり大変だ。
そういうときはどこでもいいからひとりになれる場所を確保して、ほっとひと息つく。
「時間的なゆとり」も大切だ。
約束の時間があって、ぎりぎりの時間になって家を飛びだして綱渡りのように電車を乗りついですべりこむのが好き、という人もいるかもしれないが、私は苦手だ。
人と会う約束があれば、10分、20分と余裕を見て出かけ、時間があまったら本を読んだりスケッチをしたり、アイディアを書きとめたり、のんびりと自分の好きなことをして待つ。
スケジュールが詰まっていたり、仕事がたくさん待っているのも、ゆとりのニーズが損なわれてつらくなる。
そんな状態では自分の能力が十分に発揮できなく、かえって効率が悪くなる。
空間にしても時間にしても、十分なゆとりがないと自分の力を発揮することができない。
私には空間と時間のゆとりがどうしても必要なのだ。
自分にとってなにが必要なのか、なにが重要なのか、大切なのか、どんな価値観があるのか、そういったことをしっかりと見すえ、自分自身につながることを「自己共感(self empathy)」という。
共感的コミュニケーションはどんなシチュエーションにおいても、まずはこの自己共感の立ち位置からスタートする。
明日夜の下北沢〈Stay Happy〉や明後日夜の草加〈Jugem〉での共感・声カフェでも、自己共感について練習してみようと思っている。
◎共感・声カフェ@下北沢ステイハッピー
◎草加市〈Jugem〉で共感カフェ