グローバルに展開されている自主的なボランティアの地図作りプロジェクト「Open Street Map」を利用して、自分たちの世田谷代田の地図を作ろうという集まりで、大変楽しかった。
午前中はどのような仕組みで地図が作られるのか、説明があった。
これがなかなか緻密なシステムで、グーグルマップがすでにあるからいいじゃん、と思っていたけれど、そんなことはない。
住民や訪問者が独自の情報をどんどんレイヤー構造で加えていける地図で、たとえばトランジション世田谷 茶沢会から参加した私や和食ちゃんにとっては、ニホンミツバチの蜜源情報やら果樹情報を加えていくことができる。
そしてその地図作りのための街歩きがまた楽しいのだ。
下北沢でお昼を食べたあと、午後は代田の歴史にくわしいきむらけんさんの話を聞き(これがまた過激で楽しい)、きむらさんの案内で世田谷代田駅の南側あたりを地図散歩。
知らなかった話をたくさん聞けたし、いつもとはちがった視点で街を探索できたのも楽しかった。
萩原朔太郎が住んでいた場所やそこにある高圧線の鉄塔にまつわる話や、河口慧海の終焉の地の碑を初めて見たりした。
◎トランジション茶沢カフェ@羽根木の家(3.17)
オーガニック・ランチをいっしょにいただきながら、持続可能社会をめざすトランジションタウン活動についてゆるりと話しましょう。トランジション世田谷 茶沢会主催。