2019年5月21日火曜日

鈴鹿、名古屋、弾丸ツアー

このところ、毎年の恒例になっていたのだが、GEN-Japanが主催するガイアエデュケーションという教育プログラムの公開講座の講師をつとめるために、鈴鹿市に行ってきた。

金曜日・5月17日の午前中に国立を車で出発して、午後3時に鈴鹿到着。
白子という地区にある〈カフェ・ウノ〉で、NVCと音読の仲間の矢田恵理子さんと合流。
例年ならこのタイミングに合わせて何人かと交流会を持つのだが、今年はみなさんのご都合がつかないようで、恵理子さんと、去年の音読の会に参加してくれたもうおひとりと、おいしいコーヒーをいただいた。

このおふたりは、この夜急遽おこなうことになったピアノと朗読の夕べと、翌日の公開講座にもおいでいただいた。
本当にありがとう。

夜は鈴鹿市内のカルチャーステーションで、私のピアノ演奏と野々宮卯妙の朗読による会を開かせていただいた。
急な申し出にもかかわらず、心よく受け入れて準備してくれたGEN-Japanの片山弘子さんとスタッフの皆さんに心から感謝したい。
おかげさまで、とても楽しくみなさんと交流できたし、また私たちの「いま」の表現を聴いていただく事もできて、満ちたりことができた。

夜は、昨年も心づくしの晩ご飯でもてなしていただいた中井さんのお宅にお邪魔して、食事と飲み会、そしてそのまま泊めていただいた。
飲み会ではうっかりマッコリを飲みすぎて酔っ払ってしまったのだが、心よくお付き合いいただいたみなさんに感謝。

翌18日は午後に公開講座ということで、午前中にすこし時間があったので、白子地区にある型紙資料館に行ってみた。
着物の柄の型紙として江戸小紋がよく知られているが、この白子地区にはもっとずっと古くから型紙技術が発達していたらしく、展示内容に驚きの連続だった。
ここは一見の価値あり!

そして昼にカルチャーステーションに行き、弘子さんや、立教の空閑先生らと昼食。
午後1時半から公開講座。
身体ワークなどもまじえてボディNVCのワークをおこなったりしつつ、たくさんのかたに聴講していただいた。
終わってからの質疑応答も熱のはいったものになったし、持参した『共感的コミュニケーション』の本をたくさんお買いあげいただいたのもありがたかった。

終了後は鈴鹿をあとにして、名古屋へ。
友人の俳優で朗読家の榊原忠美宅におじゃまして、ご家族のみなさんと飲んだり食べたりしながら歓談したあと、こちらでぐっすりと休ませてもらった。

翌日は天白〈アロマファン〉で毎月恒例の現代朗読のワークショップ。
こちらもまた身体表現の練習をさまざまな角度からおこなった。
そしてステージパフォーマンスをめざした群読シナリオの練習もおこなった。
これでツアーの全イベントが終了。
ワークショップにわざわざ東京から参加してくれたゼミ生のユウキに同乗してもらい、東京に戻る。
道中、私の音楽談義に付き合ってくれたおかげで、眠気に襲われることもなく、ほとんど休憩なしで一気に国立まで走ることができた。
感謝。

今回のツアーではたくさんの人にお世話になり、また見たり聴いてくれたりしてもらって、心からの感謝の念がたえない。

ゼミ生が個人レッスンを受けるタイミングで臨時の現代朗読ゼミを開催します。現代朗読については水城ゆうブログ「水の反映」の「現代朗読」ラベルをご参照ください。5月26(日)10時半から約2時間。