年明けに大阪と名古屋でそれぞれ開催できたのはありがたいことでしたが、東京では開催場所が見つからないままでした。
この公演にはいくつか条件があるのです。
アコースティック(電子ではない)ピアノがあること(できればグランド)
完全暗転にできること
外部音を(ある程度)遮断できること
これらの点で名古屋〈ナディアパーク〉のスタジオ公演はほぼ完璧に条件を満たしていて、気持ちよくやらせていただいたのです。
先日、東松原に住む友人から、近所にピアノスタジオがオープンしたという情報をもらいました。
さっそく見学に行ってきました。
〈メイズ〉というピアノスタジオで、使える部屋が5部屋あります。
一番広い部屋にまだ作られていた時代の1967年製で、ドイツのデュッセルドルフにあるドイツ・ラインオペラ劇場で使われていたスタインウェイが置いてあり、そしてその部屋は完全防音のスタジオ仕様なのです。
椅子をならべれば、20人くらいはゆったりと、詰めれば25人くらいはお客さんをいれられるでしょう。
「沈黙[朗読X音楽]瞑想」公演としては朗読者が動くので20人までかな。
防火設備と非常口の明かりが常時ついているけれど、これは目隠しすれば完全暗転にもできそうです。
使用料金がやや高めなんですが、設備とピアノのクオリティをかんがえるとまあやむをえません。
その分、ある程度お客さんをいれたいな。
ここでのコンサートは7月くらいをかんがえています。
うまくいけば、ある程度定期的に開催したいところです。
このコンサートは私にとって重要な意味を持っています。
まずオリジナル作品を書くこと、それから朗読と共演すること、そして音楽瞑想としてソロインプロヴァイズをおこなうこと。