2015年7月30日木曜日

中野で韓氏意拳イエイ!

来月8月はあまり講習に参加できないので、7月はできるだけ参加した。
8日中野、12日羽根木で2コマ、15日中野、19日横浜で駒井先生の養生功、そして昨日は中野。
自主稽古もまじめにやったなあ。

昨日の中野は自分のなかでもなんとなく、いつもとはかなり違った感じがあった。
「型を借りる」「型の要求に従ってみる」ということをいわれ、はじめはよくわからなかったのだが、内田先生から手把手の指導を受けるうちに、型の要求というものが相当厳しいものであることが実感でき、またそこにはいっていく感じもつかめたような気がした。

もっとも基本的な型は「立つ」こと。
しかし、この「立つ」ことがなかなかむずかしい。
私たちが普段立っていると思っているのは、「立つ」というより「地面に寄りかかっている」といったほうが近いかもしれない。
「型の要求」に耳をかたむけ、そちらにはいっていくと、自分の身体がまさに強勢な感じで沸き立ち、かるく浮き上がるような感じがしたのはおもしろかった。
2年以上やっているが、初めての感じだった。

これほどまでに自分の身体に深くつながり、注意深くその声を聞き、またマインドフルに集注することは、これまでになかったことだ。
音楽を演奏したり文章を書いたりする生活のなかで、韓氏意拳をやっていることがこれほどまでに影響をもたらしてくれるとは、はじめたときには想像もできなかったことだ。

自分の身体のありように興味がある人、マインドフルネスに関心がある人、表現をやっている人などに、ぜひ一度受けてみられることをおすすめする。
羽根木の家でも毎月やっていて、古民家でのオープンな雰囲気の講習会なので、気楽に体験参加してほしい。

8月の体験参加ができる韓氏意拳講習会は、つぎの日曜日の8月2日午前10時から。
詳細と申し込みはこちらから。