いまの時期、蜜源がガクンと減り、場合によっては給餌(砂糖水などを人工的に与える)することもあるようだが、羽根木Beesの巣箱には蜜がたっぷりたまっていて、給餌の必要はなさそうだ。
ビーちゃんたちがどこから蜜と花粉を運んできているのか、インストラクターの後藤さんと一度周辺調査をしましょうということになっている。
昨日・7月28日の午前中におこなった内検の模様を、抜粋映像にしてみた。
この時期、貯蜜の様子をさらに注意して見ていきたい。
映像はこちら。
そして昨日の午後はトランジション世田谷 茶沢会の「井戸部」のメンバーで、羽根木の家の前庭にある井戸の修復作業をおこなった。
手漕ぎポンプの部品の損傷でしばらく井戸水をあげられていなかったのだが、昨年から和食ちゃんが今期よく部品を調べたり、茶沢通りの金物屋のおやじさんと相談したりしてくれていて、先日ついに必要な部品を買いそろえて昨日の修理となったわけだ。
〈カフェ・オハナ〉の藤田さんが中心になって井戸の修理作業開始。
はじめてみると、あれよあれよという間に修理がおわり、みごとに井戸水復活。
枯れてなかった!
水が下からあがってくる時間や力具合の感触から、この井戸水はかなり浅くて優秀。
たぶん3、4メートルくらいしか深くない。
うちの実家の井戸など、20メートル以上掘ってあるから、それに比べてどれだけ豊かな水脈がこのあたりの地下にあるかわかるというものだ。
その記録映像の抜粋はこちら。
井戸が出るというのは大変な安心感がある。
電気代も水道代もかからない、無料の水。
かんがえてみれば、子どものころはみんなそうだった。
お風呂もたきぎ、洗濯機も冷蔵庫もエアコンもテレビも電話もなかった。
それで(不便ももちろんあったけれど)楽しく生活してたのだ。
井戸の水は冬暖かく、夏冷たいので(いつも18度から20度くらい)、生活用水として貴重。
とくに夏は冷たくて気持ちがよく、すいかとかトマトとか冷やしてました。
水質検査をしてもらう必要があるが、もし飲めるということになったらすごい。
さらに、たとえば太陽光パネルとバッテリーに接続したモーターで常時井戸水を汲み上げられるように改修できれば、羽根木の家がこのあたりの「泉(みつばち在住)」になる。
みつばちにも役に立つビオトープ環境を作れるかもしれない。
いろいろと希望がある話だと思いませんか?
ところで、来週火曜日・8月4日の午前に、羽根木の家のひと部屋を、みつばちインストラクターの後藤さんお手製のビーワックス(蜜蝋、エゴマ油入り)で、床や家具などのコーティングワークショップを開催することになった。
ついでに藤原養蜂場のアイスクリームも送ってもらって、みんなで涼みながらいただこうという予定。
参加費はたぶん1,000円ぐらい。
スタートは朝9時を予定してます。
興味のある方は、私に直接ご連絡ください。