こういうものです。
1位 「もっと稼いでこい!」
2位 「もっと妻に感謝しろ!」
3位 「片づけたそばから散らかすな!」
4位 「脱ぎ散らかすな!」
5位 「臭い!」
6位 「なんでもかんでも妻任せにするな!」
7位 「口先だけじゃなく行動してみろ!」
8位 「掃除くらいやれ!」
9位 「食器の後片付けくらいしろ!」
10位 「ぶくぶくだらしなく太るな!」
妻が夫にこういう文句をいいたいけれど、実際にはいっていなかったり、あるいはついいってしまうこともあるのかもしれません。
ここには妻がなにを大事にしているのか、そのニーズが見え隠れします。
共感的コミュニケーションの「相手のニーズを推測してみる」という例題としておもしろいですね。
たとえば「もっと稼いでこい!」ということばには、どんなニーズが聞こえるでしょうか。
生活が豊かになり、安定することを求めているのかな?
余裕があったり、楽しみのためにお金を気兼ねなく使いたいのかな?
お金の心配をすることなく、安心して毎日をすごしたいのかな?
「もっと妻に感謝しろ!」からはどんなニーズが聞こえてくるでしょうか。
自分が夫や家族のためにがんばっていることをもっと見てもらいたいのかな?
もっと自分を大切にしてもらいたいのかな?
みなさんも3位以下の文句について、ニーズを推測してみてください。
こんなふうに、共感的コミュニケーションを練習するための材料はたくさん転がっています。
たくさん練習して、身につけて、いつでも必要なときには自分自身やだれかとつながることができるようになると、生きることがとても楽に、そして楽しくなると思いますよ。
◎共感カフェ@下北沢ステイハッピー(7.4)
下北沢の旅カフェ〈Stay Happy〉の共感カフェ、昼開催は7月4日(月)20時から。だれでも参加できるオープンで気楽な雰囲気の勉強会です。参加費1,000円+1オーダー。