2016年7月10日日曜日

映画:ヘンゼルとグレーテル

2013年公開のアメリカ映画。
監督はトミー・ウィルコラという人ですが、私はまったく知りませんでした。
ノルウェー人らしいです。
そのせいか、生粋のハリウッド映画とはどことなくちがうテイストを感じます。
思いこみかもしれないけど。

グリム童話の「ヘンゼルとグレーテル」はだれもが子どものときに読んだことのあるお話ですが、映画はその後日譚です。
大人になったヘンゼルとグレーテルが登場します。

ふたりはお菓子の家で魔女につかまったあと、なんとか魔女をやっつけます。
その後、ふたりは賞金稼ぎ「ウィッチハンター」になるのです。
数々の手柄をあげ、賞金を稼ぎます。
童話のふたりとはちがって、そうとうしたたかです。

ヘンゼルはちょっと斜に構えたこわもてのにいさん、グレーテルはちょっと色っぽくて好奇心が強いけれど、こちらもえらい腕っ節のあるねえさん。
基本的にアメコミ的なバカ映画なんですが、映像の作りこみが個性的で、なかなか楽しめるんですね。
登場人物のキャラクターも、漫画的ではあるけれどうまく作られています。
演じる役者も割り切ってわかりやすく演じてます。

この映画、なぜか日本では劇場公開が見送られているんですね。
DVDスルーの販売です。
なぜでしょうね。
まあ、話も映像もキャラクターも、バタ臭いといえばそのとおりで、日本の映画ファンに受け入れられたかどうかは疑問ですが、私はけっこう楽しめました。

グレーテル役のジェマ・アータートンという女優さんも、ほかで見たことないけれど、なかなか魅力的な役者さんだと思います。

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