Zoomというネットミーティングシステムを使うので、遠方の方も自宅にいながらにして参加できます。
パソコンはもちろん、スマートフォンやタブレットなど、ほとんどの端末に対応しています。
さて「自力出版」とはなにか。
私が自力出版をはじめたのは、じつは相当に古く、たぶん1990年前後くらいまでさかのぼれます。
そのころはまだインターネットは普及しておらず、かわりにパソコン通信というものがはやっていました。
私はニフティサーブという大手のパソコン通信サービスのなかにあるフォーラムのひとつで、シスオペ(進行整理役のようなもの)をつとめていました。
そのなかでさまざまに実験的なことをやっていたんですが、自分の本(小説)を出版社を介さずにデジタルデータとして、直接、読者にダウンロード販売する、という試みをはじめていました。
それが自力出版のはじまりだったと自覚しています。
現在では自力出版の環境もかなり充実し、どんな人でも電子ブックはもとより、紙の本でも手軽に個人出版できるようになり、オンラインで販売した場合の決済も個人でやれるようになっています。
実際に商業的な活字出版の世界の出身ではないまったくのアマチュアの書き手が、インディペンデントに個人出版をおこない、それだけでかなりの収益をあげたり、生活することができるようなってきています。
それで生活したりもうけたりすることをねらわなくても、自分が書きたいものを書いて世に出し、好きなように売ったり配布したりすることが簡単にできるようになっています。
しかもインターネットを通じて配布するのですから、流通も気にしなくていいのです。
もっとも、ある程度人に知ってもらおうと思ったら、自分で宣伝する必要はありますが、それとてブログやフェイスブック、ツイッターといった個人ツールがいくらでも利用できます。
宣伝しなくても、たとえばかぎ針編みが趣味で、麻ひもを使った編み図を考案して、それを電子ブックにしておく、というような場合、おなじような興味を持った人が勝手に検索してその本を探しだし、ワンクリックで購入してダウンロードしてくれる、というようなことも可能なわけです。
実際、私はそれで麻ひもを使ったかぎ針編みの本を購入して、いくつか編み物を編んでいます。
長々と書きましたが、簡単にできるとはいえ、まだちょっと個人出版にはハードルを感じる、というような人のために、私の長年にわたる経験と現在のノウハウをすべてつぎこんだ「自力出版講座」を開催します。
興味のある方は、どうぞこちらをご覧ください。