2011年3月30日水曜日

東京電力福島第一原発の廃炉が決まった

先ほど、東京電力の勝俣会長が記者会見し、今回の原発事故について陳謝した上で、1号機から4号機までを廃炉にすることを言明した。
当然だろうと思うが、ついでにすべての原発をとめていき、最終的には全廃してほしい。

もっとも、廃炉には莫大なお金がかかる。
さまざまな試算があるが、1基につき1300億円かかるとも、5000億円かかるともいわれている。
たとえばこういった試算

それより、現在の危機的状況を乗りこえることが最優先だ。
現場で踏みとどまって戦っている人たちのことを考えると、胸が痛む。なんとか乗りこえてほしい。
建屋の地下にたまっている汚染水の水位が少し下がった、という情報があって、事態は悪化していないようだ。が、進展もしていない。

原発に依存しなくてもいい社会、膨大なエネルギーを消費しない生活。これらを私たちひとりひとりがどのように提案し、実行していけるのか。真剣に考えたい。
ちなみに、もうすぐ都知事選があるが、原発推進ではない立候補者はふたりだけ。