2011年3月28日月曜日

学童のメンタルケアに出向きますよ(教師・保護者含む)

昨日の日記にも書いたけれど、『音読・群読エチュード』の見本ができてきて、現代朗読基礎講座でさっそくテキスト(教科書)として使っている。
また、先行予約購入してくれた方々に、先ほどメール便で送らせてもらった。流通事情がまだ悪いらしく、到着には数日かかるといわれた。ご予約いただいた方、少しお待ちくださいね。

この本には具体的な音読・群読エチュードがたくさん載っている。また、何人かで群読パフォーマンスを作るためのシナリオ例も掲載してある。
昨日の基礎講座ではエチュードをいくつかやってみた。全員、大人。
学童向けというか、学童の指導者向けに書いた本だが、エチュードは大人もやれるし、やってみると楽しい。基礎講座の参加者たちも楽しくやってくれた。

このエチュードはほとんどが、ことばと身体の関係を自覚し、それらを接続させていく目的のために作られている。
人はストレスにさらされると、呼吸、言葉、身体の接続が希薄になり、こころも不安定になる。これらを再接続することで、こころの安定を取りもどすことができる。
いままさに、厳しい情報に接している我々大人と、その大人の影響をもろに受けて不安定になっている子どもたちに、それが必要であろう。

このエチュードを使った子どもたちのメンタルケアに、私は呼ばれればどこへでもうかがう準備がある。
また、継続的に子どもたちをケアしてもらうために、教師や保護者にもエチュードのやりかたを共有してもらいたいとも思っている。
遠方でも可能なかぎりうかがいたい。
どうぞ気兼ねなくお声がけください。
また、私の呼びかけをあなたの知り合いの方や、学童に接している方に広めてください。

「音読・群読エチュード」(ラピュータ刊/1890円)