2011年3月27日日曜日

春うふ2011、盛況感謝

一昨日、金曜日。
大塚の音楽堂anoanoにて、Oeufs(うふ)のひさしぶりのライブ「春うふ2011」をおこなった。
こういう時期なので来客予約がなかなか進まなかったのだが、それでも当日は知り合いを中心に多くの方に来ていただいた。ほぼ満席。ありがたいことである。
いずれにしても、私たちは今回のライブでも、被災地にも思いをはせながら誠意をつくして音楽や朗読を伝えようと考えていた。

少し遅めの20時開演。
まずは桜の花メドレーで「霞か雲か〜見渡せば〜さくらさくら〜花」。
日本の春の歌で「早春賦」の印象派バージョンと「おぼろ月夜」の変態コードバージョン。
つづいて春にまつわるスタンダードナンバーで「September In The Rain」と「They Can't Take That Away From Me」。
ここで朗読の野々宮卯妙に参加してもらって、「スカボロフェア〜朗読〜It Might As Well Be Spring」という組み合わせ。テキストは私が書いたオリジナルストーリーを使った。

ここで今回の災害で犠牲になった方や被災された方々のことを思って、1分間の黙祷を皆さんとともに。
そのまま野々宮卯妙の朗読で「祈る人」、そしてオリジナル曲「ここへとつづく道」。
いちばん新しいオリジナル曲の「いつも」と、オリジナル曲の「鳥の歌」。
最後に、スタンダードナンバーの「Smile」。

とてもアットホームな共感の多いライブになったと思う。
演奏にはもちろん瑕疵がないわけではなかったが、来客の皆さんが深く音楽と朗読に触れてきてくれたのがありがたかった。
ハイチに行ったとばかり思っていたエクトル・シエラさんが、ビザが降りなくて行けなかったと、来てくれた。秀恵ちゃんも来てくれた。ゼミ生たちや、バンガードさんたち常連の方、さやかの知り合いやファンの方たちも来てくれた。ゼミ生のなおこさんは中学生の娘さんを連れてきてくれた。
ひさしぶりにprayerさんが写真を撮ってくれた。
ここに張ってある写真はすべてprayerさんが撮影したものだ。

終わってから、残ってくれた人たちと打ち上げ。
軽く、と思っていたが、結局終電近くになってしまった。
とても大きなステップとなるようなライブだったと思う。2011年の311災害、春うふ、できてきたばかりの新刊『音読・群読エチュード』、いくつかのあたらしいげろきょの講座。ここから、私たちは再スタートを切る。

ところで、次回Oeufs(うふ)ライブが決まりました。
5月21日(土)昼、「初夏うふ2011」をやります。今度は下北沢の〈Com.Cafe 音倉〉が会場です。