テナー&バリトンサックスの近藤直司さんのライブに水城がサポート演奏で出ます。
水城のピアノのほか、日野了介さんのベースが加わる、ドラムレスのトリオです。
そしてスタンダードナンバーを中心に演ります(私としてはヒジョーに珍しい)。
◎日時 2014年10月25日(土) 20:00start/19:30open
◎場所
中野〈Sweet Rain〉
◎料金 投げ銭(おいくらでも自由に)
予約先:Sweet Rain 電話:03-6454-0817
または直接
水城までメールなどでお知らせください。
近藤さんも日野さんも、フリーインプロビゼーション中心に活動しているミュージシャンです。
そして私も即興でやることが多く、決まった曲――しかもジャズのスタンダードナンバーばかり演奏するなんてことはめったにありません。
さて、この3人がお行儀よく普通のジャズ演奏をするとのこと。
非常にあやぶまれるところですが、いまのところの「口約束」では、まじめにお行儀よくスタンダード曲を演ろうということになってます。
はたしてどうなることやら。
みなさん、ぜひ冷やかしに来てください。
ちなみに、ユニット名はありません(ほしいよね)。
以下、近藤さんと日野さんのプロフィールです。
◎近藤直司(ts,bs)
1962年、東京都出身。1980年頃より、のなか悟空(ds)、川下直広(ts)らによる新宿中央公園での路上演奏に参加。
1984年、不破大輔(b)、大沼志朗(ds)とトリオを結成し、1986年、「ライブ・アット・タルホ」(タルホ・ファーム)を制作。
1985年から「のなか悟空&人間国宝」のメンバーとして活動し、1998年ロシア、サンクト・ペテルスブルグ、セルゲイ・クリューヒン国際音楽祭、1999年ドイツ、メルス・ジャズ祭に出演。
2008年4月、原田依幸(p)が主催する「大怪物団」のメンバーとして韓国ツアー。
2009年10月、原田依幸(p)とのデュオでロシア、リトアニアをツアー。リトアニアではVilnius Jazz 2009に出演。
2014年8月、原田依幸(p)、瀬尾高志(contrubass)、小山彰太(ds)、近藤から成る「魚群探知機」で北海道ツアー。
★水城のつっこみ
海外ツアーなんてかっこいいなあ。その話を聞きたいものです。
私、近藤さんとは一度か二度しか演ったことはなく、それも一曲か二曲くらいでも、いってみれば「一瞬の夏」(by 沢木耕太郎)みたいなすれ違いでしたね。
そのとき、森順治さんもいらして、いつもながら過激な音弾幕を作っていたんですが、それを凌駕するキチ……いや、ぶっ飛んだ音を出されていた記憶があるので、スタンダードナンバーでどんな音を出されるのかまったく想像がつかず、非常に楽しみです。
近藤さんのブログは
こちら。
◎日野了介(bass)
昭和60年生まれ。高校のブラスバンド部でコントラバスを初めて手にし、東京水産大学のジャズ研にてジャズに触れる。
その後シカゴフリージャズに興味を持ち、現地に赴き3ヶ月ほど楽しむ。
帰国後、板倉克行の3ベースのユニットや高橋保行率いるOK.hpを経て、現在フリーインプロビゼーションを中心に演奏活動中。
★水城のつっこみ
知らなかったけど、日野くんって私の息子(昭和59年生まれ)より若いんだ。びっくりしたなあ。
しかも、水産大学といえば、現代朗読協会ゼミ生のあずーが卒業生ではないですか変なつながりだけど。
シカゴ話では以前盛りあがりました私も好き。
この方も自由奔放な、ジャズフォームとは無縁の方と思っていたけど、スタンダードナンバーでどのような音を聴かせてくれるのか、非常に楽しみです。