2013年6月15日土曜日

基礎講座6回終了

今日の午前中は現代朗読基礎講座6回シリーズの最終回。
基礎講座もライブワークショップも毎回そうなのだが、今回も印象深い6回となった。
参加者がじつにバラエティにとんでいて、ひとりひとりの資質やニーズがちがっている。
それなのに現代朗読という方法で臨機応変に、しかも整合性の取れた方法で進めていけたのが、私にとってもとてもうれしく自信にもなった。

基礎講座は現代朗読の考え方を示しながら、表現の本質について確認する座学と、呼吸法や身体作り、そしてエチュードを中心に自分なりの表現方法をさぐる手がかりを見つけてもらうことが目的だ。
最終回の今日はエチュードではなく、ひとりずつ順番に読んでもらって、ひとりひとりの気づきや問題点についてアドバイスをさせてもらった。
その過程で、聴く側には「共感的聴きかた」のエチュードを同時におこなってもらった。
この「共感的聴き方」を身につけることができると、朗読だけでなくあらゆる表現の場において、表現側と聴き手にゆたかな関係性をもたらすことができるようになる。
ぜひとも多くの人に身につけてもらいたい方法だ。

明日は徳島に飛んで、現代朗読のワークショップと、夜は徳島の皆さんもまじえて朗読ライブを楽しむ予定だ。
そして来週の土曜日からは「朗読はライブだ!」の第14期がスタートする。
いよいよ7月27日の「キッズ・イン・ザ・ダーク4」公演に向けて始動だ。

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