2013年3月24日日曜日

キッズ公演はとんでもない朗読の進化形となるだろう

昨日の土曜日。
朝からライブワークショップの今期3回め。
最終ライブ実践となる「キッズ・イン・ザ・ダーク〜春の宴〜」のための演目として、宮澤賢治の「原体剣舞連」と坂口安吾の「ラムネ氏のこと」をやることになった。
基礎的な準備のあと、その両方の稽古。
少しずつ形になってきた。

近所のパン屋でパンを買ってきて昼食。

午後は2時から昼ゼミ。
ゼミもキッズ公演のための稽古が中心になる。
ゼミ生たちの演目は、宮澤賢治の「毒もみのすきな署長さん」、私の「温室」、坂口安吾の「ラムネ氏のこと」、そして宮澤賢治「原体剣舞連」ハイパーバージョン、
「原体剣舞連」を除いてひととおりやる。
とくに「毒もみ」はちょっととんでもない演出案が飛びだして、そのとおりにやるかどうかはまだわからないが、もしやるとしたら前代未聞の朗読になるだろう。

それにしても、ライブワークショップもゼミも、このままいけばキッズ公演はまさにコンテンポラリー朗読のだれも見聞きしたことのないようなものになるはずだ。
現代朗読は去年の年末公演でひととおりの完成形を見たと思っていたのだが、いやいやとんでもない、まだまだ進化していくらしい。

午後4時から演出ゼミ。
表現とはなにか、技術とはなにか、表層的技術と深層的技術、表現の場でおこっていることなどについて。

桜がもう満開になってしまったというので、夜は何人かと夜桜見物に羽根木公演まで出かけた。
風があって、ちょっと寒かった。
真冬の格好をしていってちょうどよかった。