2012年6月16日土曜日

朗読表現の素材としてのテキストの構造分析的な扱いの手法

午前中はライブワークショップ第11期(!)の3回め。
ほぼフルメンバーが揃って、にぎやか。
ゼミ生以外の一般参加者だけで9名、ゼミ生もいれれば14名。
このメンバーで8月4日のキッドアイラック・ホールでの公演をめざしている。
たぶん壮観な現代朗読ライブになることだろう。

チェックイン(「いまここ」の自分がどんな感じなのか自分自身の内側を見て言語化してもらい、それをシェアする時間)とストレッチも、呼吸、すり足ハミングをやったあと、ライブの冒頭で使う夏目漱石の『草枕』の読解、というか構造分析。
テキストを朗読表現の素材として扱うための構造分析的な手法について解説する。

そのあと、エチュードを交えながら、冒頭部分の稽古。
どんどん柔軟で自由になっていく。

昼食は近所のパン屋でパンを買ってきて、羽根木の家で食べる。

昼ゼミは少人数で。
ライブWSから残ったいずみさんと、なおさん、まえのさん、遅れて照井数男。
ひとりひとりの読みをゆっくり聞かせてもらった。

夜はテキスト表現ゼミ。
みんな着実に、自分自信の感触をにじませた文章であったり、語り口を身につけてきている。
毎回、みんなの作品を読ませてもらうのが楽しみでしかたがない。
また『HiYoMeKi』を発行して、この成果を見てもらいたい。