「音読日めくり」を更新しました。
今日の音読日めくりは、鴨長明「方丈記」より冒頭部分です。
水城ゆうブログ
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2012年3月11日日曜日
2012年3月10日土曜日
体験講座と参加者の感想、昼ゼミ、文体の話
午前10時から月に一度開催している現代朗読体験講座。今日は2名のキャンセルがあったが、ほかの方は全員、ドタキャンもなく無事に来られた。鉄道の人身事故で遅刻した人はいたが、無断欠席がなかったことは私にとってとてもうれしいことだった。
今日は全員女性。みなさん、さまざまなニーズを持って来られたのだが、頭が柔軟で、朗読講座としてはとても風変わりな現代朗読の考え方をどんどん理解してくれ、実際にやっていくにつれ読みと身体性が変化していくのを見るのは、私としてもうれしく、また多くの発見と学びがある時間だった。
3時間があっという間に終わり、ふたりの方は予定があって帰られたが、残りの人たちは午後も残ってくれるということで、近くのパン屋でパンを買ってきていっしょに昼食。
古い知り合いのまこちゃんが参加してくれていて、10年以上会っていなかったのだが、ひさしぶりに会ってみたらまったく変わっていなくてびっくりした。そして元気そうなのがうれしかった。またなにかいっしょにやれるといいなあ。
午後の昼ゼミはゼミ生のかっしーが来て、まこちゃんも含めて体験講座から残ってくれた4人の方も入れて、いろいろなエチュードをやったり、朗読したりして、充実した内容だった。みなさん、ありがとう。
夜は6時から夜ゼミ。
ネット経由で片岡さんが参加。月海ちゃんも来てくれた。月海ちゃんはまこちゃんとも知り合いで、旧交を暖めていた。
ふなっちに「文体」の話をする。前からいっていることだが、今日は「歩き方」をたとえに出して説明してみた。この話の詳細については、近いうちに書きたいと思う。
ふなっちはそのあと満足したのか、かっしーと「がきんちょモード」にはいってしまい、教室の後ろで暴れる小学生たち、みたいになってしまった。私の「ある程度の秩序を持って学びの場を作る」というニーズが満たされなくて、なんとなく気分が盛り下がる。
葉っぱのスケッチ。明日の分。
体験講座で参加者が残してくれた感想文を、抜粋して紹介する。
来月の体験講座は4月7日(土)10:00-13:00です。
●今日はゆったりした雰囲気の中で楽しくレッスンを受けることができました。内容として、外の情報を自分の中に入れていく、外に自分を開いていくということが、すごく自分の心に落ちてきました(ハッと気付きました)。表現をつけたいという私の希望にピッタリの体験レッスンだったと思いました。本日はありがとうございました。
●開眼しました。ただ朗読の勉強に来たつもりが、今まで悩んでいた身体の痛み・心の痛みまで解消できる方法を学ぶことができて本当に良かったです。今後も積極的に参加したいと思います。
●文学作品の朗読は、イスに座り、無表情に淡々と語る、というイメージを勝手にもっていましたが、そういう枠に自分をはめこむことはないんだとわかり、それだけでも自由に解放された気がします。感情を感情でコントロールしようとするとからまわりしますが、呼吸・姿勢・声をコントロールして、人と共感することで、朗読の楽しさの先に広がる世界に触れられることを体験できて、とてもワクワクしてきました。
●朗読は初めてでしたが、とても新鮮な体験をすることができました。今の自分の体の状態を文章を読むことで知ることができました。緊張してましたが、おわりにはリラックスした状態を感じることができました。たのしかったので、また参加したいです。ありがとうございました。
●今日はありがとうございました。あれだけのストレッチ(?)呼吸法(?)で体がとても楽でした。また、いろいろあり「耳」「口」「動」の連携プレイがうまくいってなかった私にとって、とても有効的なトレーニングだと思いました。とにかく、とても面白かったです! 学びがいっぱいでした!
●緊張しやすいというコンプレックスを解放することができそうです。会場もとてもよい雰囲気でリラックスできました。対話が日頃から足りてないと思っていたので、こういうレッスンで補おうと思います。どうもありがとうございました。
今日は全員女性。みなさん、さまざまなニーズを持って来られたのだが、頭が柔軟で、朗読講座としてはとても風変わりな現代朗読の考え方をどんどん理解してくれ、実際にやっていくにつれ読みと身体性が変化していくのを見るのは、私としてもうれしく、また多くの発見と学びがある時間だった。
3時間があっという間に終わり、ふたりの方は予定があって帰られたが、残りの人たちは午後も残ってくれるということで、近くのパン屋でパンを買ってきていっしょに昼食。
古い知り合いのまこちゃんが参加してくれていて、10年以上会っていなかったのだが、ひさしぶりに会ってみたらまったく変わっていなくてびっくりした。そして元気そうなのがうれしかった。またなにかいっしょにやれるといいなあ。
午後の昼ゼミはゼミ生のかっしーが来て、まこちゃんも含めて体験講座から残ってくれた4人の方も入れて、いろいろなエチュードをやったり、朗読したりして、充実した内容だった。みなさん、ありがとう。
夜は6時から夜ゼミ。
ネット経由で片岡さんが参加。月海ちゃんも来てくれた。月海ちゃんはまこちゃんとも知り合いで、旧交を暖めていた。
ふなっちに「文体」の話をする。前からいっていることだが、今日は「歩き方」をたとえに出して説明してみた。この話の詳細については、近いうちに書きたいと思う。
ふなっちはそのあと満足したのか、かっしーと「がきんちょモード」にはいってしまい、教室の後ろで暴れる小学生たち、みたいになってしまった。私の「ある程度の秩序を持って学びの場を作る」というニーズが満たされなくて、なんとなく気分が盛り下がる。
葉っぱのスケッチ。明日の分。
体験講座で参加者が残してくれた感想文を、抜粋して紹介する。
来月の体験講座は4月7日(土)10:00-13:00です。
●今日はゆったりした雰囲気の中で楽しくレッスンを受けることができました。内容として、外の情報を自分の中に入れていく、外に自分を開いていくということが、すごく自分の心に落ちてきました(ハッと気付きました)。表現をつけたいという私の希望にピッタリの体験レッスンだったと思いました。本日はありがとうございました。
●開眼しました。ただ朗読の勉強に来たつもりが、今まで悩んでいた身体の痛み・心の痛みまで解消できる方法を学ぶことができて本当に良かったです。今後も積極的に参加したいと思います。
●文学作品の朗読は、イスに座り、無表情に淡々と語る、というイメージを勝手にもっていましたが、そういう枠に自分をはめこむことはないんだとわかり、それだけでも自由に解放された気がします。感情を感情でコントロールしようとするとからまわりしますが、呼吸・姿勢・声をコントロールして、人と共感することで、朗読の楽しさの先に広がる世界に触れられることを体験できて、とてもワクワクしてきました。
●朗読は初めてでしたが、とても新鮮な体験をすることができました。今の自分の体の状態を文章を読むことで知ることができました。緊張してましたが、おわりにはリラックスした状態を感じることができました。たのしかったので、また参加したいです。ありがとうございました。
●今日はありがとうございました。あれだけのストレッチ(?)呼吸法(?)で体がとても楽でした。また、いろいろあり「耳」「口」「動」の連携プレイがうまくいってなかった私にとって、とても有効的なトレーニングだと思いました。とにかく、とても面白かったです! 学びがいっぱいでした!
●緊張しやすいというコンプレックスを解放することができそうです。会場もとてもよい雰囲気でリラックスできました。対話が日頃から足りてないと思っていたので、こういうレッスンで補おうと思います。どうもありがとうございました。
フリースタイル朗読の稽古、グリーンライン下北沢の会合
昨日3月9日、金曜日。
朝から朝ゼミ。弓子さんとみぞれちゃんの朗読ユニット「ゆみぞれ」のフリースタイル朗読の稽古など。基本的におもしろいユニットなのだが、さらにクオリティをあげるべく、ピアノで参加して表現要素をひとつ加えてみる。これは最初はみんなそうだが、けっこう大変で、苦労する。そうやって一歩ずつ表現レベルがあがっていく。それを見るのが私の幸福。
昼は近所でパンを買ってきて、こたつで昼食。
そのまま午後は昼ゼミ。玻瑠さんが来る。気づき報告のあと、午後も玻瑠さんが加わってのフリースタイル朗読の稽古。さらにふなっちがやってきて加わった。
みんなが帰ってから、葉っぱのスケッチ。明日の分。
夜、冷たい雨が降るなか、歩いて下北沢へ。北沢タウンホールに行って、グリーンライン下北沢のミーティングに参加した。
朝から朝ゼミ。弓子さんとみぞれちゃんの朗読ユニット「ゆみぞれ」のフリースタイル朗読の稽古など。基本的におもしろいユニットなのだが、さらにクオリティをあげるべく、ピアノで参加して表現要素をひとつ加えてみる。これは最初はみんなそうだが、けっこう大変で、苦労する。そうやって一歩ずつ表現レベルがあがっていく。それを見るのが私の幸福。
昼は近所でパンを買ってきて、こたつで昼食。
そのまま午後は昼ゼミ。玻瑠さんが来る。気づき報告のあと、午後も玻瑠さんが加わってのフリースタイル朗読の稽古。さらにふなっちがやってきて加わった。
みんなが帰ってから、葉っぱのスケッチ。明日の分。
夜、冷たい雨が降るなか、歩いて下北沢へ。北沢タウンホールに行って、グリーンライン下北沢のミーティングに参加した。
2012年3月の現代朗読体験講座お知らせ
現代朗読協会の朗読体験講座、2012年3月のお知らせです。
まったく朗読をやったことがない/ちょっとやってみたいと思っている人や、すでに経験はあるけれど朗読表現に行き詰まりを感じているような方のためにおこなう、ワークショップ形式の体験講座です。
◎日時 2012年3月10(土)10:00〜13:00
◎場所 現代朗読協会・羽根木の家(京王井の頭線新代田駅徒歩2分)
◎参加費 2,000円
※詳細とお申し込みはこちらから。
◎こんなことをやります
現代朗読というあたらしい表現を理解するために、実際に身体を動かしたり声を出したりして体験していただきます。
毎回、下のようなプログラムからいくつかをピックアップしてご紹介する予定です。
・朗読のための声と身体の準備。
・朗読するときに起こっているさまざまなことの理解。
・朗読のためのテキストの扱い方、読み方と、朗読実践。
・柔軟でとらわれない表現をおこなうためのヒント。
前回の参加者の声から抜粋して紹介します。
◎いわゆる上手に読み上げるための手はじめとして受講させていただきましたが、技術的なことは元より、期せずして朗読に取り組む楽しさを学ぶことができて、幸運でした。講座の最後の方で、先生の話を聞く一方で井の頭線が走る音に気づいたことで、確かに感受性が高まったと感じました。今後、本格的に朗読に取り組もうかと考えたいと思います。その際には宜しくお願いいたします。
◎なんとなくわかったつもりでやっている事、できているのに言葉で表せないでいる事が、少しわかるきっかけになりました。全ては「骨格と筋肉」というのが改めておどろきです。実践してゆきたいと思います。
◎現代朗読の表現方法を知るのは皆さんのライブ等に行って聞くことが一番早いのだと思います。自由に表現することのテクニックを体得するのは難しいと思いますが、時間のある時に足を運びたいと思います。今日は楽しい時間を過ごせ、勉強になりました。ありがとうございました。
◎息を吐くと緊張がとけるのがびっくりしました。読んでるのが楽しかったです。プライベートで久しぶりに声を出して気持ちよかったです。
まったく朗読をやったことがない/ちょっとやってみたいと思っている人や、すでに経験はあるけれど朗読表現に行き詰まりを感じているような方のためにおこなう、ワークショップ形式の体験講座です。
◎日時 2012年3月10(土)10:00〜13:00
◎場所 現代朗読協会・羽根木の家(京王井の頭線新代田駅徒歩2分)
◎参加費 2,000円
※詳細とお申し込みはこちらから。
◎こんなことをやります
現代朗読というあたらしい表現を理解するために、実際に身体を動かしたり声を出したりして体験していただきます。
毎回、下のようなプログラムからいくつかをピックアップしてご紹介する予定です。
・朗読のための声と身体の準備。
・朗読するときに起こっているさまざまなことの理解。
・朗読のためのテキストの扱い方、読み方と、朗読実践。
・柔軟でとらわれない表現をおこなうためのヒント。
前回の参加者の声から抜粋して紹介します。
◎いわゆる上手に読み上げるための手はじめとして受講させていただきましたが、技術的なことは元より、期せずして朗読に取り組む楽しさを学ぶことができて、幸運でした。講座の最後の方で、先生の話を聞く一方で井の頭線が走る音に気づいたことで、確かに感受性が高まったと感じました。今後、本格的に朗読に取り組もうかと考えたいと思います。その際には宜しくお願いいたします。
◎なんとなくわかったつもりでやっている事、できているのに言葉で表せないでいる事が、少しわかるきっかけになりました。全ては「骨格と筋肉」というのが改めておどろきです。実践してゆきたいと思います。
◎現代朗読の表現方法を知るのは皆さんのライブ等に行って聞くことが一番早いのだと思います。自由に表現することのテクニックを体得するのは難しいと思いますが、時間のある時に足を運びたいと思います。今日は楽しい時間を過ごせ、勉強になりました。ありがとうございました。
◎息を吐くと緊張がとけるのがびっくりしました。読んでるのが楽しかったです。プライベートで久しぶりに声を出して気持ちよかったです。
2012年3月9日金曜日
葉っぱの絵、ゼミの一日にぎやか
3月8日、木曜日。
帰省先の北陸から昨日東京に戻ってきて、今日は朝から音読日めくりのための葉っぱのスケッチ描き。帰省前に5枚ばかり描きためておいたのだが、帰省先にはスキャナがないため描かなかった。描きためておいたのがなくなってしまったので、今日の分を朝からせっせと描く。
10時半からげろきょ表現ゼミの朝ゼミ。木曜朝ゼミはいつも全員でひとつの作品(いまは漱石の「声」)を練習しているのだが、今日はひさしぶりにひとりひとりのやりたいものをやってもらう。
昼はみんなでピピカレーに行く。今日の日替わりランチのトッピングは、ベーコンと春キャベツ。
午後2時から昼ゼミ。さとこがひさしぶりに来た。弓子さんとみぞれちゃんの朗読ユニット「ゆみぞれ」の「ありときのこ」を見せてもらう。大変おもしろい。これぞ現代朗読、という即興的ユニット朗読になっていて、楽しい。
さとこと片岡さんはオーディオブック収録のための下読みと打ち合わせ。
部屋の片付けやら明日の分の葉っぱのスケッチ。
夜は7時から夜ゼミ。オーディオブックリーダーの個人セッションを受けている人と、基礎講座を受けている人が、ゼミ見学に参加。ほかにグーグルのハングアウト参加が奥田くん、みぞれちゃん、たるとさん、朱鷺さん、こちら側にふなっちとさよちゃん、かっしーも参加して、大変にぎやかになった。
帰省先の北陸から昨日東京に戻ってきて、今日は朝から音読日めくりのための葉っぱのスケッチ描き。帰省前に5枚ばかり描きためておいたのだが、帰省先にはスキャナがないため描かなかった。描きためておいたのがなくなってしまったので、今日の分を朝からせっせと描く。
10時半からげろきょ表現ゼミの朝ゼミ。木曜朝ゼミはいつも全員でひとつの作品(いまは漱石の「声」)を練習しているのだが、今日はひさしぶりにひとりひとりのやりたいものをやってもらう。
昼はみんなでピピカレーに行く。今日の日替わりランチのトッピングは、ベーコンと春キャベツ。
午後2時から昼ゼミ。さとこがひさしぶりに来た。弓子さんとみぞれちゃんの朗読ユニット「ゆみぞれ」の「ありときのこ」を見せてもらう。大変おもしろい。これぞ現代朗読、という即興的ユニット朗読になっていて、楽しい。
さとこと片岡さんはオーディオブック収録のための下読みと打ち合わせ。
部屋の片付けやら明日の分の葉っぱのスケッチ。
夜は7時から夜ゼミ。オーディオブックリーダーの個人セッションを受けている人と、基礎講座を受けている人が、ゼミ見学に参加。ほかにグーグルのハングアウト参加が奥田くん、みぞれちゃん、たるとさん、朱鷺さん、こちら側にふなっちとさよちゃん、かっしーも参加して、大変にぎやかになった。
2012年3月8日木曜日
2012年3月7日水曜日
「怒り」という感情の扱い方
photo credit: Diogo A. Figueira via photopin cc
自分がなにげなくいったことで、相手が思いがけなく怒りだしてとまどった、という経験はないだろうか。 そんなとき、たいていの人は「自分のせいでこの人を怒らせてしまった」とかんがえて、その人の怒りをなんとかおさめようとして謝ったり、なにかしようとする。そのどちらもうまくいかないのは、どなたも経験していることだろう。
まず「とりあえず謝っておく」という対処法。これがうまくいかないのはなぜだろう。
とりあえず「ごめんごめん、自分が悪かった」という態度は、その裏側に「謝ったんだからもうこれ以上責めないでよ」というメッセージがあり、それが相手に伝わってしまう。つまり「謝ったんだからいいじゃない」という、それ以上のコミュニケーションを拒絶するメッセージだ。相手は拒絶されたことを無意識に感じながら、しかし謝られているという事実の前に立ちすくんでしまう。くすぶった思いを抱えたまま引き下がることになる。
次に、自分のせいで相手を怒らせてしまったんだから、自分がなんとかすることで相手の怒りをおさまらせようという対処法。
これには大きな落とし穴がある。というのは、相手は自分になんとかしてもらおうと思って怒ったのではない、という事実があるからだ。
相手が怒ったのは、自分の発言が相手のニーズのなにかを損なったからだ。なにかをしてもらおうとして怒ったのではない。
例をあげよう。
互いにパートナーの男女がここにいる。恋人とか夫婦とか。
男性が女性に、
「きみのその髪型、すてきだね」
といったとする。とたんに女性が怒りだす。
というような状況を想像できるだろうか。普通はありえない状況だと思うかもしれないが、実際にはありえることだ。しかし、男性側には女性が怒りだすなんてことは予測もつかなかった。実際には女性はこのように怒っている。
「三日も前にこの髪型にしたのに、いままで気づかなかったなんて!」
そのとき、男性側が、
「ごめんごめん、気づかなくて悪かったね。謝るから許してよ」
といったとして、女性の怒りはおさまるだろうか。
こんなとき、どうすればいいのだろうか。
女性がなぜ怒っているのか、その怒りという感情が指し示している「ニーズ」はなんなのか、そこに興味を向けることが有効になる。
たとえば、
「きみが怒っているのは、ぼくがきみの髪型が変わったことに三日も気づかなくて、ぼくからないがしろにされていると感じたからなのかな?」
と質問を向けてみる。彼女の反応はどうなるだろうか。
彼女からしてみれば、まだ怒ってはいるけれど、男性が自分の感情とニーズに興味を向けてくれたことで、彼が自分に寄り添ってくるような印象を受けるだろう。だからそれに対して答えていける。つながりを拒絶するのではなく、つながろうとしてくる気持ちを受け取って、まだ怒りは収まっていないかもしれないけれどつながりつづけたまま話をすることができる。
彼の質問によって彼女が自分のニーズに気づいたとき、そして彼とそのニーズを共有できたとき、ではどうすればそのニーズを一緒に満たすことができるか、という話に進んでいくことができる。また、彼はけっして彼女をないがしろにしようとして髪型の変化に気づかなかったわけではなく、ただたんに不注意だったにすぎないということがわかるかもしれない。だとしたら、今後はどうすればいいか、どのようにすれば彼女を大切にしているという彼の気持ちを伝えていくことができるか、という話もできる。
このように、共感的コミュニケーションを使うことで相手のニーズに触れていくことで、ふたりは怒りをはさんだ対立関係ではなく、怒りの原因になったニーズを共有する共感関係に立つことになる。
この方法は自分が怒りを感じたときも同様に使える。自己共感という方法を用いる。
自分がなにげなくいったことで、相手が思いがけなく怒りだしてとまどった、という経験はないだろうか。 そんなとき、たいていの人は「自分のせいでこの人を怒らせてしまった」とかんがえて、その人の怒りをなんとかおさめようとして謝ったり、なにかしようとする。そのどちらもうまくいかないのは、どなたも経験していることだろう。
まず「とりあえず謝っておく」という対処法。これがうまくいかないのはなぜだろう。
とりあえず「ごめんごめん、自分が悪かった」という態度は、その裏側に「謝ったんだからもうこれ以上責めないでよ」というメッセージがあり、それが相手に伝わってしまう。つまり「謝ったんだからいいじゃない」という、それ以上のコミュニケーションを拒絶するメッセージだ。相手は拒絶されたことを無意識に感じながら、しかし謝られているという事実の前に立ちすくんでしまう。くすぶった思いを抱えたまま引き下がることになる。
次に、自分のせいで相手を怒らせてしまったんだから、自分がなんとかすることで相手の怒りをおさまらせようという対処法。
これには大きな落とし穴がある。というのは、相手は自分になんとかしてもらおうと思って怒ったのではない、という事実があるからだ。
相手が怒ったのは、自分の発言が相手のニーズのなにかを損なったからだ。なにかをしてもらおうとして怒ったのではない。
例をあげよう。
互いにパートナーの男女がここにいる。恋人とか夫婦とか。
男性が女性に、
「きみのその髪型、すてきだね」
といったとする。とたんに女性が怒りだす。
というような状況を想像できるだろうか。普通はありえない状況だと思うかもしれないが、実際にはありえることだ。しかし、男性側には女性が怒りだすなんてことは予測もつかなかった。実際には女性はこのように怒っている。
「三日も前にこの髪型にしたのに、いままで気づかなかったなんて!」
そのとき、男性側が、
「ごめんごめん、気づかなくて悪かったね。謝るから許してよ」
といったとして、女性の怒りはおさまるだろうか。
こんなとき、どうすればいいのだろうか。
女性がなぜ怒っているのか、その怒りという感情が指し示している「ニーズ」はなんなのか、そこに興味を向けることが有効になる。
たとえば、
「きみが怒っているのは、ぼくがきみの髪型が変わったことに三日も気づかなくて、ぼくからないがしろにされていると感じたからなのかな?」
と質問を向けてみる。彼女の反応はどうなるだろうか。
彼女からしてみれば、まだ怒ってはいるけれど、男性が自分の感情とニーズに興味を向けてくれたことで、彼が自分に寄り添ってくるような印象を受けるだろう。だからそれに対して答えていける。つながりを拒絶するのではなく、つながろうとしてくる気持ちを受け取って、まだ怒りは収まっていないかもしれないけれどつながりつづけたまま話をすることができる。
彼の質問によって彼女が自分のニーズに気づいたとき、そして彼とそのニーズを共有できたとき、ではどうすればそのニーズを一緒に満たすことができるか、という話に進んでいくことができる。また、彼はけっして彼女をないがしろにしようとして髪型の変化に気づかなかったわけではなく、ただたんに不注意だったにすぎないということがわかるかもしれない。だとしたら、今後はどうすればいいか、どのようにすれば彼女を大切にしているという彼の気持ちを伝えていくことができるか、という話もできる。
このように、共感的コミュニケーションを使うことで相手のニーズに触れていくことで、ふたりは怒りをはさんだ対立関係ではなく、怒りの原因になったニーズを共有する共感関係に立つことになる。
この方法は自分が怒りを感じたときも同様に使える。自己共感という方法を用いる。
2012年3月6日火曜日
Kindle touch が来た
もう一ヶ月くらい前になってしまうけれど、Kindle touch をアメリカアマゾン(Amazon.com)で注文して、変則的な方法で日本の自宅に送ってもらった。そのことと、Kindle touch のしばらく使ってみての印象を少し書きつけておきたい。
もうすぐ Kindle が日本でも正式に発売されるという話があるので、詳しくは書かないけれど、Amazon.com から Kindle を買って日本に送ってもらえる方法はある。
まず Amazon.com にアカウントを作る必要がある。
次に、アマゾンで購入したものを日本に転送してくれるサービスに申し込む。これはいくつかあるようだ。基本的に、そのサービスが持っているアメリカ国内の住所にまず商品を送ってもらい、手数料と送料を払って日本国内に転送してもらう、という方法になっている。
手続きはちょっと面倒だが、指示にしたがって間違えないようにやれば、難しくはない。
それが終わったら、アマゾンで購入、送付先を転送サービスの指定した住所にして、商品が転送元に届いたら決済。これもクレジットカード。あとは自分のところに届くのを待つのみ。数日で届く。
Kindle touch はキーボードがない分、小さくて軽い。iPadなどのタブレット端末よりかなり薄くて軽い。
キーボード付きの旧機種と比較した写真を掲示しておく。
タッチ操作はiPadやiPhoneに比べるとちょっともっさり感があるが、「読書」に支障があるほどではない。
操作マニュアルはないが、本体に英文のマニュアルが入っているし、ネットを検索すれば懇切丁寧に書いている人がいるので、そういうのを参考にすればいい。
ほかにもネット参照は必須で、たとえば「青空文庫」などの文芸作品をKindleに転送して、縦書き表示で読むための変換サービスを提供しているサイトがあったりする。日々のニュースやRSSサイトを自動的に転送してくれるサービスもある。
私が買ったのは 3G 通信のタイプだが、3GがなくてもWiFiでほとんどまかなえるだろうし、実際のファイル転送はコンピューターからUSB接続でおこなったほうがずっと効率がいい。
操作はいくらか慣れる必要があるとはいえ、基本的に読書端末なのでそれほど複雑な操作が必要なわけではない。すぐに慣れる。
表示は「すばらしい」のひとことだ。電子ペーパーはモノクロだが、紙の印刷物を読んでいる感覚とほとんど変わらない。とくに英文はフォントもきれいで、本当に読みやすい。
デフォルトで英英辞典がインストールされているが、英辞郎(有料)をインストールして辞書指定しておけば、単語長押しで特定の単語の意味を日本語で調べることができる。これは便利。英語の勉強をしている人には強力なツールとなるだろう。
日本語の文章もまずまずいい感じで表示される。
フォントを埋め込んだPDFでの表示がもっともきれいだが、PDFの組版サイズをKindleの画面に合わせておかないと読みにくい。私はMacを使っているので、プリントアウト先をPDFファイルに指定して出力したものを、そのままKindleに転送して読むことが可能だ。
しかし、おすすめは、いまのところ横書きになってしまうが、電子書籍のePub形式で出力したものだ。これだと日本語文書でも、フォントの拡大・縮小が可能で、しかも画面に合わせて自動改行してくれるので大変読みやすい。画像混じりのePubも読める。
ePubで出力する方法も最近はいろいろある。また、まだ多くはないが、いくつかの電子出版サイトでプロ・アマ問わずさまざまな書き手の電子書籍を無料・有料でダウンロードできる。私も『原発破壊』など何冊かの電子書籍をリリースしている。
以上、簡単な印象記だが、なにより私がもっとも重宝しているのは、何百冊もの未読の本がいつでもポケットのなかに入っていて、気分に応じてぱらぱらと読めるということだろう。そして通信機能をオフにしておけば、電池は何日も切れることを心配しなくてすむ。
私のカバンには MacBook Air と Kindle touch がいつも入っていて、おかげで北陸の実家に帰省するような折でも軽いリュックサック一個ですむようになった。
もうすぐ Kindle が日本でも正式に発売されるという話があるので、詳しくは書かないけれど、Amazon.com から Kindle を買って日本に送ってもらえる方法はある。
まず Amazon.com にアカウントを作る必要がある。
次に、アマゾンで購入したものを日本に転送してくれるサービスに申し込む。これはいくつかあるようだ。基本的に、そのサービスが持っているアメリカ国内の住所にまず商品を送ってもらい、手数料と送料を払って日本国内に転送してもらう、という方法になっている。
手続きはちょっと面倒だが、指示にしたがって間違えないようにやれば、難しくはない。
それが終わったら、アマゾンで購入、送付先を転送サービスの指定した住所にして、商品が転送元に届いたら決済。これもクレジットカード。あとは自分のところに届くのを待つのみ。数日で届く。
Kindle touch はキーボードがない分、小さくて軽い。iPadなどのタブレット端末よりかなり薄くて軽い。
キーボード付きの旧機種と比較した写真を掲示しておく。
タッチ操作はiPadやiPhoneに比べるとちょっともっさり感があるが、「読書」に支障があるほどではない。
操作マニュアルはないが、本体に英文のマニュアルが入っているし、ネットを検索すれば懇切丁寧に書いている人がいるので、そういうのを参考にすればいい。
ほかにもネット参照は必須で、たとえば「青空文庫」などの文芸作品をKindleに転送して、縦書き表示で読むための変換サービスを提供しているサイトがあったりする。日々のニュースやRSSサイトを自動的に転送してくれるサービスもある。
私が買ったのは 3G 通信のタイプだが、3GがなくてもWiFiでほとんどまかなえるだろうし、実際のファイル転送はコンピューターからUSB接続でおこなったほうがずっと効率がいい。
操作はいくらか慣れる必要があるとはいえ、基本的に読書端末なのでそれほど複雑な操作が必要なわけではない。すぐに慣れる。
表示は「すばらしい」のひとことだ。電子ペーパーはモノクロだが、紙の印刷物を読んでいる感覚とほとんど変わらない。とくに英文はフォントもきれいで、本当に読みやすい。
デフォルトで英英辞典がインストールされているが、英辞郎(有料)をインストールして辞書指定しておけば、単語長押しで特定の単語の意味を日本語で調べることができる。これは便利。英語の勉強をしている人には強力なツールとなるだろう。
日本語の文章もまずまずいい感じで表示される。
フォントを埋め込んだPDFでの表示がもっともきれいだが、PDFの組版サイズをKindleの画面に合わせておかないと読みにくい。私はMacを使っているので、プリントアウト先をPDFファイルに指定して出力したものを、そのままKindleに転送して読むことが可能だ。
しかし、おすすめは、いまのところ横書きになってしまうが、電子書籍のePub形式で出力したものだ。これだと日本語文書でも、フォントの拡大・縮小が可能で、しかも画面に合わせて自動改行してくれるので大変読みやすい。画像混じりのePubも読める。
ePubで出力する方法も最近はいろいろある。また、まだ多くはないが、いくつかの電子出版サイトでプロ・アマ問わずさまざまな書き手の電子書籍を無料・有料でダウンロードできる。私も『原発破壊』など何冊かの電子書籍をリリースしている。
以上、簡単な印象記だが、なにより私がもっとも重宝しているのは、何百冊もの未読の本がいつでもポケットのなかに入っていて、気分に応じてぱらぱらと読めるということだろう。そして通信機能をオフにしておけば、電池は何日も切れることを心配しなくてすむ。
私のカバンには MacBook Air と Kindle touch がいつも入っていて、おかげで北陸の実家に帰省するような折でも軽いリュックサック一個ですむようになった。
体験講座の参加者が増えてきた
2008年から始めた現代朗読協会の体験講座は、朗読経験がまったくないような、あるいは表現活動をとくにしたことのないような一般の方が、これまでにたくさん参加してくれた。
といっても、毎月一回開催しているこの講座に参加者を集めるのはとても大変で、毎月、いろいろなところに告知を出したり、ゼミ生に協力してもらったりしながら、なんとかつづけてきた。時には参加者ゼロで開催が流れたことも数回ある。
しかし、去年くらいから参加人数が安定してきて、数人は必ず来てくれるようになった。申し込みが10名近くになることも出てきた。
悩みは、申し込みがたくさんあっても、ときには半分くらいが仕事の都合や体調不良などでギリギリになってキャンセルになる、ということだ。これは私にはどうすることもできないが、それだけ皆さんの仕事が忙しく、また体調管理も大変だということだろう。
いずれにしても、現代朗読に興味を持ってくれる人が少しずつ増えていることは実感できる。また、現代朗読協会、通称「げろきょ」のことを、「怪しい宗教団体かなにか」のように勘違いしている人が減ってきた証拠だろうと思う。そういう勘違いをなくすために、こうやってせっせと「情報発信」をおこたらないようにしているわけだが。
今月3月の体験講座は今週末の土曜日3月10日に開催される。
幸い、こちらもすでに何名かの申し込みをいただいている。まだ参加枠には余裕があるので、興味がある方は気兼ねせずにいらしてください。
詳細はこちら。
といっても、毎月一回開催しているこの講座に参加者を集めるのはとても大変で、毎月、いろいろなところに告知を出したり、ゼミ生に協力してもらったりしながら、なんとかつづけてきた。時には参加者ゼロで開催が流れたことも数回ある。
しかし、去年くらいから参加人数が安定してきて、数人は必ず来てくれるようになった。申し込みが10名近くになることも出てきた。
悩みは、申し込みがたくさんあっても、ときには半分くらいが仕事の都合や体調不良などでギリギリになってキャンセルになる、ということだ。これは私にはどうすることもできないが、それだけ皆さんの仕事が忙しく、また体調管理も大変だということだろう。
いずれにしても、現代朗読に興味を持ってくれる人が少しずつ増えていることは実感できる。また、現代朗読協会、通称「げろきょ」のことを、「怪しい宗教団体かなにか」のように勘違いしている人が減ってきた証拠だろうと思う。そういう勘違いをなくすために、こうやってせっせと「情報発信」をおこたらないようにしているわけだが。
今月3月の体験講座は今週末の土曜日3月10日に開催される。
幸い、こちらもすでに何名かの申し込みをいただいている。まだ参加枠には余裕があるので、興味がある方は気兼ねせずにいらしてください。
詳細はこちら。
2012年3月5日月曜日
2012年3月4日日曜日
北陸へ移動、古いMac、融雪
東京から北陸の実家へ移動。羽田から小松経由。羽田でかき揚げそばを食べる。
東京は曇っていたが、雲海の上に出ると富士山がきれいに見えた。
北陸は晴。北アルプスの山並みが一望できた。
実家に着いたら、しだいに曇ってきた。夜は雨になった。
だれも使っていない古いMacに OS-X Lion をインストールしようとしたが、Snow Leopard 経由でしかできないようなので、断念。東京に戻ってからやることにする。このMacは東京に持って帰る。
母が庭の池まわりと、玄関の融雪がうまくいかないというので、見てみる。
東京は曇っていたが、雲海の上に出ると富士山がきれいに見えた。
北陸は晴。北アルプスの山並みが一望できた。
実家に着いたら、しだいに曇ってきた。夜は雨になった。
だれも使っていない古いMacに OS-X Lion をインストールしようとしたが、Snow Leopard 経由でしかできないようなので、断念。東京に戻ってからやることにする。このMacは東京に持って帰る。
母が庭の池まわりと、玄関の融雪がうまくいかないというので、見てみる。
基礎講座初日、葉っぱのスケッチ、マダガスカル、シベリア鉄道の旅
昨日3月3日は現代朗読基礎講座の今期初日。午前10時から。臨時参加のゼミ生も含めて10人近くが参加して、にぎやか。
これも毎回、カリキュラムを決めず、参加者の顔ぶれやニーズに沿って展開していく方法でスタートした。現代朗読の基本的な考え方、講座の進め方、朗読のための身体作りのこと、呼吸や感受性、マインドフルネスの意識についての解説、そして最後は教科書を使ってのエチュードをやった。声を出しながら身体を動かしはじめると、皆さん一様にイキイキと楽しそうになっていく。
基礎講座は全6回で、5月12日までつづく。
昼食はみんなで新代田のピピカレーへ。総勢8人。幸い、席があいていた。
午前中から参加していたふなっちと羽根木の家にもどる。野々宮の妹さんが子どもを連れて遊びに来ていて、子ども好きのふなっちはいっしょに遊んでいた。にぎやか。
そんななか、私はせっせと3枚めの葉っぱのスケッチ。あと2枚。
午後6時から夜ゼミ。その前に葉っぱのスケッチの4枚め。
新ゼミ生になってくれた木多村さんが初参加。マダガスカルでの仕事の話を聞く。大変興味深い。
そのあとテキスト表現作品を中心にゼミ。Google+のHangoutを使って片岡さんも参加。
そのまま引き続き8時から「畳の学校」の特別編になだれこむ。なおさんがとんでもなく美しくおいしいちらし寿司を作って持ってきてくれて、全員感激。そういえばひな祭りの日であった。
畳の学校特別編は農大生のあいさんが先日シベリア鉄道で中国からドイツまで旅してきたので、その写真をスライドを使って見ながら話を聞くという内容。やはり農大生のよーたくんも来た。膨大な量の写真を見ながら、興味深い話をたくさん聞く。この内容を、今度はUstreamを使って中継した。
その合間に、私は最後の葉っぱスケッチ。これで東京留守中の描きためができた。
これも毎回、カリキュラムを決めず、参加者の顔ぶれやニーズに沿って展開していく方法でスタートした。現代朗読の基本的な考え方、講座の進め方、朗読のための身体作りのこと、呼吸や感受性、マインドフルネスの意識についての解説、そして最後は教科書を使ってのエチュードをやった。声を出しながら身体を動かしはじめると、皆さん一様にイキイキと楽しそうになっていく。
基礎講座は全6回で、5月12日までつづく。
昼食はみんなで新代田のピピカレーへ。総勢8人。幸い、席があいていた。
午前中から参加していたふなっちと羽根木の家にもどる。野々宮の妹さんが子どもを連れて遊びに来ていて、子ども好きのふなっちはいっしょに遊んでいた。にぎやか。
そんななか、私はせっせと3枚めの葉っぱのスケッチ。あと2枚。
午後6時から夜ゼミ。その前に葉っぱのスケッチの4枚め。
新ゼミ生になってくれた木多村さんが初参加。マダガスカルでの仕事の話を聞く。大変興味深い。
そのあとテキスト表現作品を中心にゼミ。Google+のHangoutを使って片岡さんも参加。
そのまま引き続き8時から「畳の学校」の特別編になだれこむ。なおさんがとんでもなく美しくおいしいちらし寿司を作って持ってきてくれて、全員感激。そういえばひな祭りの日であった。
畳の学校特別編は農大生のあいさんが先日シベリア鉄道で中国からドイツまで旅してきたので、その写真をスライドを使って見ながら話を聞くという内容。やはり農大生のよーたくんも来た。膨大な量の写真を見ながら、興味深い話をたくさん聞く。この内容を、今度はUstreamを使って中継した。
その合間に、私は最後の葉っぱスケッチ。これで東京留守中の描きためができた。
葉っぱのスケッチ、昼ゼミのエチュード、トランジションの寄り合い
3月2日、金曜日。
朝ゼミは最低催行人数に達しなかかったため、休講。その時間を利用して、げろきょの諸連絡をおこなう場所をmixiからFacebookへ移行する作業をする。これでようやくmixiから離れられる。とはいえ、Facebookだってそう好きというわけでもないが。
7日まで4日くらい田舎に帰省するので、音読日めくりの葉っぱの絵を描きためておかなければならない。実家にはスキャナーがないのだ。だから描いてスキャンしてしまわなければならない。5枚先行する必要あり。さて、その時間をどうやってひねりだすか。
とにかく1枚描く。これは3日の分。
午後2時から昼ゼミ。みぞれちゃん、さよちゃんのふたりだけ。今日は呼吸法からストレッチ、発声をじっくりやり、エチュードをたくさんやった。「雨ニモ負ケズ」を使っていろいろな読み方をふたりにやってもらう。5種類くらいはやったか。現代朗読のエチュードだけを集めた公演をやってもおもしろいかもしれない、と思う。
葉っぱのスケッチ。4日の分。
夜は梅丘の光琳ランドスケープまで雨のなか、歩いていく。途中、シャンパンを買う。震災後、島根に引っ越したhiloさんがひさしぶりにこっちに戻ってきているのでその歓迎会と、トランジション茶沢会の寄り合いのため。hiloさんとあさわくんが誕生日が近いので、そのお祝いもかねて。
飲み物や料理を持ちよって、にぎやかな会になった。hiloさんが地場産品をいろいろと持ってきてくれた。ほかにちゃんとイベントの打ち合わせも。イベントは世田谷教会でやるマルシェの出店ブースやその運営方法についての話。
朝ゼミは最低催行人数に達しなかかったため、休講。その時間を利用して、げろきょの諸連絡をおこなう場所をmixiからFacebookへ移行する作業をする。これでようやくmixiから離れられる。とはいえ、Facebookだってそう好きというわけでもないが。
7日まで4日くらい田舎に帰省するので、音読日めくりの葉っぱの絵を描きためておかなければならない。実家にはスキャナーがないのだ。だから描いてスキャンしてしまわなければならない。5枚先行する必要あり。さて、その時間をどうやってひねりだすか。
とにかく1枚描く。これは3日の分。
午後2時から昼ゼミ。みぞれちゃん、さよちゃんのふたりだけ。今日は呼吸法からストレッチ、発声をじっくりやり、エチュードをたくさんやった。「雨ニモ負ケズ」を使っていろいろな読み方をふたりにやってもらう。5種類くらいはやったか。現代朗読のエチュードだけを集めた公演をやってもおもしろいかもしれない、と思う。
葉っぱのスケッチ。4日の分。
夜は梅丘の光琳ランドスケープまで雨のなか、歩いていく。途中、シャンパンを買う。震災後、島根に引っ越したhiloさんがひさしぶりにこっちに戻ってきているのでその歓迎会と、トランジション茶沢会の寄り合いのため。hiloさんとあさわくんが誕生日が近いので、そのお祝いもかねて。
飲み物や料理を持ちよって、にぎやかな会になった。hiloさんが地場産品をいろいろと持ってきてくれた。ほかにちゃんとイベントの打ち合わせも。イベントは世田谷教会でやるマルシェの出店ブースやその運営方法についての話。
2012年3月3日土曜日
2012年3月2日金曜日
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