2013年4月4日木曜日

時間のなかを丁寧にあるく

photo credit: h.koppdelaney via photopincc

最初はティク・ナット・ハン師の本だったが、「マインドフルネス」という言葉に出会って、自分が置かれた空間と時間のありようへの意識が変化した。
もう何年もそうやってマインドフルネスを意識しながら生きているが、それでもまだまだ自分を粗雑にしかあつかえない時間をすごすことが多い。

人は生きていると、たくさんのものごとを自分の外側からも内側からも受け取っている。
自分の外側——外界や環境——からのさまざまな情報、ものおと、視覚情報、空気感、温度、湿度、においといったものや、生き物、人間との関係で生まれる情報、刺激。
それらがもたらす自分の内部の変化、感情、無意識の動きといったもの。
こういったものに「いまここ」の一瞬一瞬に気づきつづけながら、自分を丁寧にあつかいつつ時間のなかをすすんでいく。
こんなマインドフルネスをこころがけたいのだが、まだまだ未熟だと思えてしまうのは、自分もまわりのことも全然丁寧に扱えていないと気づくときだ。

ときには立ちどまることも必要なのだろう。
未熟ゆえに処理できる情報はそう多くない。
立ちどまってゆっくりと自分の内側と外側を見つめ、丁寧さを取りもどせる時間を自分にあたえてやる。
ときには受け取ることをストップすることも必要かもしれない。
瞑想し、自分のなかが静かに整理できて片付くのを待つ時間を作る。
そうしたらまた、なにが起こっているのかを丁寧に感じながら、ゆっくりと歩みを再開する。