2014年6月28日土曜日

音読カフェ@羽根木の家が終わった

今日は羽根木の家での「音読カフェ」を開催した。
以前、銀座教室で開催したり、地域クラブの集まりの方々に呼んでいただいたことはあったが、かんがえてみれば本拠地である羽根木の家で音読カフェを開くのはこれが初めてなのだった。

羽根木の家では、毎月、ママカフェこと「お母さんのための音読カフェ」を開催している。
これもまさに音読カフェなのだが、託児ができるということで、ちいさいお子さんをお持ちのお母さんを中心に開催している。
音読カフェはそのようなくくりはなく、だれでも自由に参加できる。

今回は音読療法の教科書である『音読療法の基礎』が完成した記念に、音読カフェを開催した。
『音読療法の基礎』をご購入いただいた方は無料招待。
実際、今回参加いただいた方は全員、ご購入いただいた。
なにしろ、参加費2,000円より、書籍代1,200円のほうが安いので、買ったほうが安く参加できるという、変な仕組みなのだ(笑)。

女性の方ばかり7名が参加。
私と、音読療法士の野々宮がファシリテート。
まずはご挨拶、お互いのみじかい自己紹介のあと、音読療法についてのごく簡単な説明。
今回参加してくれたのは、音読療法にも興味を持っている現代朗読のゼミ生のほか、フェイスブックを見て興味を持ってくれた人、最近ボイスセラピスト講座を受けて資格取得したばかりの人などだった。
ご自分でもコミュニケーションの講師をされていたり、表現活動をされている方もいた。

つづいて、音読療法の呼吸法(ホールブレス、ストレッチブレス、ボトムブレス)、発声(身体の震動を確認しながらのハミング)へと進んでいった。
音読エチュードは夏目漱石の『吾輩は猫である』の冒頭部分を使って、身体を動かしながら読んだり、お経読みをしたり。

中間でカフェタイムとなり、せっかくなので、お茶受けのかりんとうを食べながら、食べる瞑想をおこなったりした。

カフェタイムのあとは共感的な聴き方のエチュード。
そして共感的コミュニケーションについてのごく簡単な解説をおこなって、時間となった。
みなさん、とても熱心に参加してくれてうれしかった。
何人かの方はきっとまたおいでいただけるだろうし、音読療法や共感的コミュニケーションに興味を持っていただけたようだった。

※音読療法の教科書である『音読療法の基礎』(著・音読療法協会/監修・水城ゆう/出版・アイ文庫)の詳細とご購入はこちらから。