一昨日の土曜日夜、音楽塾の初のこころみ「即興演奏ワークショップ」をおこなった。
定員6名としてあったのだが、それをオーバーしてしまった。
なるべく実際に演奏してもらいたい、演奏参加してもらいたい、即興演奏体験をしてもらいたいと思っているので、今後はできるだけ定員を守りたいところだ。
内容としても、初回ということもあって、ちょっと雑然としてしまった。
今後は一回ごとにテーマをしぼりこんで、参加の方の理解や体験が深まる方向でやっていこうと思う。
次回12月の開催は8日(日)と22日(日)を予定している。
8日のレクチャーは「音階(スケール)について知ろう」、22日のレクチャーは「和音(コード)の仕組み」をテーマにしようと思っている。
詳細はこちら。
土曜日に参加してくれたのは、バリバリにピアノが弾ける(しかし楽譜がないと弾けない)という人もいれば、まったく音楽演奏は初心者という人もいた。
また、親子で参加してくれた人もいたのはうれしかった。
小学校一年生の男の子が来てくれたのだが、彼はピアノを習っているということだった。
しかし、楽譜どおりに弾くのはつまらないと感じていたり、ピアノよりトランペットのほうがかっこいいと思っていらしい。
最初に即興演奏や、現在の音楽教育、いまの社会で消費されている音楽のことなどについて少しレクチャーしたあと、みんなでリズムを使った即興遊びをやってみる。
リズムは音楽の基本要素のひとつで、メロディとか和音を気にすることなくただリズムだけでお互いに即興的なコミュニケーションをやってみる。
最初は定型的リズムがだれでも参加しやすく、楽しい。
慣れてくれば不定形リズムでコミュニケーションを取れるようになるだろう。
あ、次回はリズムについても解説しようかな。
合奏形式の即興遊びはたぶんほとんどの参加者が初めてだったと思うので、とまどいもあっただろうが、日常のなかで気軽に音楽を作ったり、コミュニケートしたりする楽しみの導入部分を体験してもらえたらよかったのではないかと思う。
水城ゆうブログ
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2013年11月25日月曜日
2013年11月24日日曜日
てがみ座公演「地を渡る舟」を観てきた
昨日の午後のことだが、扇田拓也くんが演出し、石村みかも出演しているてがみ座の公演「地を渡る舟」を、池袋の芸術劇場まで出かけて観てきた。
宮本常一という実在の人物を中心に、第二次世界大戦中の若い民俗学者たちの葛藤を描いた劇で、2時間半の大作だった。
脚本はいつもの長田育恵。
膨大な下調べと資料精査があったろうと想像できる脚本で、セリフの分量も半端ではない。
それを全部覚えて演技する役者たちの労力も並大抵のものではない。
装置も緻密に作られていて、場面転換も計算しつくされている。
とくに目をみはったのは、扇田くんの演出ではいつもそうだが、時間経過を表現する群衆がステージ上で交錯していくシーン。
よく見ると、限られた人数の役者の、おそらく舞台袖では修羅場が展開されていたことだろう、早着替えによる季節の変化、そして歩行姿勢による年月変化が表現されていた。
役者の身体性をよく引きだしている演出は、相変わらず緻密極まりない。
小規模劇場ではあるが、緻密に構築されたステージを観ることの快楽を味わわせてもらった。
そしてどうしても引き比べてしまうのは、わが現代朗読の「脱構築」という方向性。
予測されることを手放し、偶有性の世界に身を投じ、たくらみを捨てていく。
たぶん真逆のベクトルなのだろうが、なぜかどこかで切り結ぶような気がしてならない。
このところ引っ張りだこでとても忙しそうな扇田くんだが、どこかでゆっくり話をしてみたいなあ、と思った。
宮本常一という実在の人物を中心に、第二次世界大戦中の若い民俗学者たちの葛藤を描いた劇で、2時間半の大作だった。
脚本はいつもの長田育恵。
膨大な下調べと資料精査があったろうと想像できる脚本で、セリフの分量も半端ではない。
それを全部覚えて演技する役者たちの労力も並大抵のものではない。
装置も緻密に作られていて、場面転換も計算しつくされている。
とくに目をみはったのは、扇田くんの演出ではいつもそうだが、時間経過を表現する群衆がステージ上で交錯していくシーン。
よく見ると、限られた人数の役者の、おそらく舞台袖では修羅場が展開されていたことだろう、早着替えによる季節の変化、そして歩行姿勢による年月変化が表現されていた。
役者の身体性をよく引きだしている演出は、相変わらず緻密極まりない。
小規模劇場ではあるが、緻密に構築されたステージを観ることの快楽を味わわせてもらった。
そしてどうしても引き比べてしまうのは、わが現代朗読の「脱構築」という方向性。
予測されることを手放し、偶有性の世界に身を投じ、たくらみを捨てていく。
たぶん真逆のベクトルなのだろうが、なぜかどこかで切り結ぶような気がしてならない。
このところ引っ張りだこでとても忙しそうな扇田くんだが、どこかでゆっくり話をしてみたいなあ、と思った。
水城ゆう音楽塾「即興演奏ワークショップ」12月の開催
音楽塾では「即興演奏を楽しみたい」という要望を受けて即興演奏を楽しむための実践的なワークショップを開催しています。
初めての方もリピーターも参加しやすい内容になるよう、工夫をしています。
どなたも気楽にご参加ください。
ワークショップはレクチャー半分、実践半分といった感じでおこなっています。
8日のレクチャーは「音階(スケール)について知ろう」、22日のレクチャーは「和音(コード)の仕組み」を予定しています。
◎日時 2013年12月8日(日) 18:00〜20:00/22日(日) 18:00〜20:00
◎場所 現代朗読協会「羽根木の家」
世田谷区羽根木1-20-17
◎定員 6名(定員になりしだい締切らせていただきます。予約優先)
◎参加費 3,000円(現代朗読ゼミ生は無料)/カード決済可(VISA・Master)
◎お申し込みはこちら
項目に「その他講座申し込み」を選び、メッセージ欄に「音楽塾」と明記ください。
音楽塾では学校で習う音楽でもなく、音大で習う音楽でもなく、ジャズスクールで習う即興でもなく、私なりにこれまでの音楽研究と活動を通じて独自に獲得してきた知見をもとに、音楽の本質そのものにズバリと切りこんでいきます。
同時に、特別な訓練を受けていない人も音楽を楽しんだり、オリジナルな即興演奏をできるようにする道筋を示します。
こんな方におすすめです。
・従来の反復練習をせずに自分なりに音楽演奏を楽しみたい。
・耳覚えのある好きな曲をすぐに弾けるようになりたい。
・歌の伴奏をその場でつけられるようになりたい。
・朗読と即興セッションをやりたい。
・アンサンブルを楽しみたい。
・知っている曲を自分なりにアレンジしてみたい。
・オリジナル曲を作ってみたい。
・音楽について理解を深めたい。
前回11月23日のワークショップの模様の抜粋をこちらでご覧いただけます。
音楽塾がめざす方向性について
伴奏を即興的につけていっしょに歌う
ソロでの即興演奏のさわり
リズムで即興、聴くことから始まる
※1月は12日(日)と26日(日)に開催します。
初めての方もリピーターも参加しやすい内容になるよう、工夫をしています。
どなたも気楽にご参加ください。
ワークショップはレクチャー半分、実践半分といった感じでおこなっています。
8日のレクチャーは「音階(スケール)について知ろう」、22日のレクチャーは「和音(コード)の仕組み」を予定しています。
◎日時 2013年12月8日(日) 18:00〜20:00/22日(日) 18:00〜20:00
◎場所 現代朗読協会「羽根木の家」
世田谷区羽根木1-20-17
◎定員 6名(定員になりしだい締切らせていただきます。予約優先)
◎参加費 3,000円(現代朗読ゼミ生は無料)/カード決済可(VISA・Master)
◎お申し込みはこちら
項目に「その他講座申し込み」を選び、メッセージ欄に「音楽塾」と明記ください。
音楽塾では学校で習う音楽でもなく、音大で習う音楽でもなく、ジャズスクールで習う即興でもなく、私なりにこれまでの音楽研究と活動を通じて独自に獲得してきた知見をもとに、音楽の本質そのものにズバリと切りこんでいきます。
同時に、特別な訓練を受けていない人も音楽を楽しんだり、オリジナルな即興演奏をできるようにする道筋を示します。
こんな方におすすめです。
・従来の反復練習をせずに自分なりに音楽演奏を楽しみたい。
・耳覚えのある好きな曲をすぐに弾けるようになりたい。
・歌の伴奏をその場でつけられるようになりたい。
・朗読と即興セッションをやりたい。
・アンサンブルを楽しみたい。
・知っている曲を自分なりにアレンジしてみたい。
・オリジナル曲を作ってみたい。
・音楽について理解を深めたい。
前回11月23日のワークショップの模様の抜粋をこちらでご覧いただけます。
音楽塾がめざす方向性について
伴奏を即興的につけていっしょに歌う
ソロでの即興演奏のさわり
リズムで即興、聴くことから始まる
※1月は12日(日)と26日(日)に開催します。
2013年11月21日木曜日
オフ日〜
今日は朝ゼミと昼ゼミが休講になり、思いがけずオフ日となった(これから夜ゼミはあるけど)。
昨日の夜、音倉に行ったとき、イーモバのWiFiルーターを忘れてきてしまったので、ランチがてら行く。
調べたら音倉はなんと11時からランチタイムなのであった。
歩いて5分で行けてしまうので、もうすこしちょくちょく利用したいなあライブとかもピアノあるし。
ついでに買い物しようとコンビニでお金をおろそうと思ったら、「取り扱いできません」とカードが返ってきた。
あれ、この銀行に対応してない端末なのかな、と今度は銀行のATMコーナーに行ってみたが、やはり返ってきてしまう。
違う銀行だからだめなのか、あるいはキャッシュカードの不具合なのか。
もう一カ所、今度はこの銀行カードに対応していることを確認してやってみたが、やっぱりはねられてしまう。
カードが不具合を起こしているらしい。
時間があるついでに支店まで行って、カードを作り直してもらうことにした。
一番近い支店が豪徳寺だったので、ひさしぶりに小田急線に乗って豪徳寺まで行く。
それにしても下北沢の小田急線のホームは深いし、圧迫感があって嫌いだ。
豪徳寺の銀行の支店に行ったら、閉まってる。
閉店?
ではなくて、仮設店舗での営業らしい。
なにかあるのかな。
ゆりの木通りまでてくてく歩いて(けっこうあった)、ATMコーナーでカードを試してみたら、あっさりと使えた。
が、コンビニで不具合が出るのは困る。
店員に伝えて、カードを作りなおしてもらうことにした。
が、住所変更がまだなのだった。
住所変更の手続きをするためには、届け出の印鑑が必要なのだった。
そんなもの、持ち歩いていない。
すごすごと支店をあとにする。
まあ、お金は出せたけど。
世田谷代田で降りて、兒玉さんの空間工場に行ってみた。
だれもいない。
向かいのカフェ〈Ki〉でコーヒー。
10月10日にオープンしたばかりのこの店、こじんまりしているけど、とてもすっきりと落ち着いた空間。
コーヒーもおいしい。
ここで共感的コミュニケーションの勉強会とか、ママカフェとか、朗読会とかやってみたいなあ。
そんな話をオーナーの女性とちょっとしてみた。
空間工場の隣にある古い建物の写真を撮る。
これ、使ってるんだろうか。
なかなかの風情だ。
いったん帰宅して、ちょっとコンピューターに向かったあと、自転車をこいで東松原の自転車屋まで行く。
最近、ペダルをこぐたびにギシギシいうのと、ブレーキがキーキーいうのが気になっていたのだ。
油をさしたり、ワイヤーを調整したり、空気をいれたり、点検もしてくれて1,000円。
乗ってみたら驚くほど快適になって気持ちがいい。
自転車は面倒くさがらずに時々自転車屋に持っていこう。
昨日の夜、音倉に行ったとき、イーモバのWiFiルーターを忘れてきてしまったので、ランチがてら行く。
調べたら音倉はなんと11時からランチタイムなのであった。
歩いて5分で行けてしまうので、もうすこしちょくちょく利用したいなあライブとかもピアノあるし。
ついでに買い物しようとコンビニでお金をおろそうと思ったら、「取り扱いできません」とカードが返ってきた。
あれ、この銀行に対応してない端末なのかな、と今度は銀行のATMコーナーに行ってみたが、やはり返ってきてしまう。
違う銀行だからだめなのか、あるいはキャッシュカードの不具合なのか。
もう一カ所、今度はこの銀行カードに対応していることを確認してやってみたが、やっぱりはねられてしまう。
カードが不具合を起こしているらしい。
時間があるついでに支店まで行って、カードを作り直してもらうことにした。
一番近い支店が豪徳寺だったので、ひさしぶりに小田急線に乗って豪徳寺まで行く。
それにしても下北沢の小田急線のホームは深いし、圧迫感があって嫌いだ。
豪徳寺の銀行の支店に行ったら、閉まってる。
閉店?
ではなくて、仮設店舗での営業らしい。
なにかあるのかな。
ゆりの木通りまでてくてく歩いて(けっこうあった)、ATMコーナーでカードを試してみたら、あっさりと使えた。
が、コンビニで不具合が出るのは困る。
店員に伝えて、カードを作りなおしてもらうことにした。
が、住所変更がまだなのだった。
住所変更の手続きをするためには、届け出の印鑑が必要なのだった。
そんなもの、持ち歩いていない。
すごすごと支店をあとにする。
まあ、お金は出せたけど。
世田谷代田で降りて、兒玉さんの空間工場に行ってみた。
だれもいない。
向かいのカフェ〈Ki〉でコーヒー。
10月10日にオープンしたばかりのこの店、こじんまりしているけど、とてもすっきりと落ち着いた空間。
コーヒーもおいしい。
ここで共感的コミュニケーションの勉強会とか、ママカフェとか、朗読会とかやってみたいなあ。
そんな話をオーナーの女性とちょっとしてみた。
空間工場の隣にある古い建物の写真を撮る。
これ、使ってるんだろうか。
なかなかの風情だ。
いったん帰宅して、ちょっとコンピューターに向かったあと、自転車をこいで東松原の自転車屋まで行く。
最近、ペダルをこぐたびにギシギシいうのと、ブレーキがキーキーいうのが気になっていたのだ。
油をさしたり、ワイヤーを調整したり、空気をいれたり、点検もしてくれて1,000円。
乗ってみたら驚くほど快適になって気持ちがいい。
自転車は面倒くさがらずに時々自転車屋に持っていこう。
音倉のオープンマイクに参加してきた
昨夜は下北沢〈Com.Cafe 音倉〉の朗読オープンマイクに行ってきた。
しばらく前に音倉からお誘いを受けたので、ゼミ生に出演を打診してみたのだ。
すると何人か出たいということで、しかし私が取りまとめてげろきょとして出演するのではなく、それぞれが個人で申しこみをしてもらった。
参加したのはバンガード、山田みぞれ、てんトコロ、高崎梓、日榮貴子の5人。
私もふた組とピアノ演奏で共演。
みぞれちゃんとは一昨日の〈サラヴァ東京〉に引きつづき、おなじ演目で連日の共演。
そしてバンガード&高崎梓と組んで、私の長編小説『秘密』から抜粋したテキストを使った。
ほかにげろきょ以外の出演者は飯干くんという若者と、その連れの若い女性。
こちらはいわゆる従来朗読だが、聴けば女性は高校の放送部出身とのこと。
なるほど。
で、飯干くんの読み方が私の知っているある人とそっくりだったので、確認してみたら、やはりそうだった。
表現よみの渡辺知明さんのところで教わっていたらしい。
みごとな表現よみで、なかなかしっかりしている。
立ち位置やテキストに対するアプローチは現代朗読とはまったく違っているが、このような朗読大好きという若者がいるのはうれしい。
『秘密』ではちょっとした実験をやってみた。
ピアノに座った私と背中合わせに梓に座ってもらい(椅子をふたつならべた)、ゆるやかに動きながら「コンタクト朗読」をやってもらう。
一方バンガードさんにはステージの反対側で梓と交互に読んでもらう。
客席から見てどうだったんだろう、ちょっとおもしろい光景だったのではないだろうか。
みぞれちゃんが動画を撮ってくれていたようなので、後日見せてもらおう。
それにしても、ちょっと暑かった。
ステージの照明が熱かったのと、なにしろずっと背中合わせだったのとで。
ほかにはてんちゃんも日榮さんも、のびのびと楽しく読んでいたようで、私も楽しませてもらった。
オープンマイクイベントでは「評価」のない場を確保することが、参加者の安心とのびやかな表現につながるのだろう。
次回のげろきょメンバーによる朗読パフォーマンスは、11月27日夜、中野〈Sweet Rain〉でフリージャズのカルテットメンバーとの共演「げろきょdeないと」がある。
詳細はこちら。
しばらく前に音倉からお誘いを受けたので、ゼミ生に出演を打診してみたのだ。
すると何人か出たいということで、しかし私が取りまとめてげろきょとして出演するのではなく、それぞれが個人で申しこみをしてもらった。
参加したのはバンガード、山田みぞれ、てんトコロ、高崎梓、日榮貴子の5人。
私もふた組とピアノ演奏で共演。
みぞれちゃんとは一昨日の〈サラヴァ東京〉に引きつづき、おなじ演目で連日の共演。
そしてバンガード&高崎梓と組んで、私の長編小説『秘密』から抜粋したテキストを使った。
ほかにげろきょ以外の出演者は飯干くんという若者と、その連れの若い女性。
こちらはいわゆる従来朗読だが、聴けば女性は高校の放送部出身とのこと。
なるほど。
で、飯干くんの読み方が私の知っているある人とそっくりだったので、確認してみたら、やはりそうだった。
表現よみの渡辺知明さんのところで教わっていたらしい。
みごとな表現よみで、なかなかしっかりしている。
立ち位置やテキストに対するアプローチは現代朗読とはまったく違っているが、このような朗読大好きという若者がいるのはうれしい。
『秘密』ではちょっとした実験をやってみた。
ピアノに座った私と背中合わせに梓に座ってもらい(椅子をふたつならべた)、ゆるやかに動きながら「コンタクト朗読」をやってもらう。
一方バンガードさんにはステージの反対側で梓と交互に読んでもらう。
客席から見てどうだったんだろう、ちょっとおもしろい光景だったのではないだろうか。
みぞれちゃんが動画を撮ってくれていたようなので、後日見せてもらおう。
それにしても、ちょっと暑かった。
ステージの照明が熱かったのと、なにしろずっと背中合わせだったのとで。
ほかにはてんちゃんも日榮さんも、のびのびと楽しく読んでいたようで、私も楽しませてもらった。
オープンマイクイベントでは「評価」のない場を確保することが、参加者の安心とのびやかな表現につながるのだろう。
次回のげろきょメンバーによる朗読パフォーマンスは、11月27日夜、中野〈Sweet Rain〉でフリージャズのカルテットメンバーとの共演「げろきょdeないと」がある。
詳細はこちら。
2013年11月20日水曜日
サラヴァ東京オープンマイクイベント「ショーケース」が終わった
写真は菜穂子さんに撮ってもらったもの。
昨日の夜は渋谷〈サラヴァ東京〉でおこなわれたオープンマイクイベント「ショーケース」にゼミ生の山田みぞれが出演するというので、私もピアノで共演するために出かけた。
昨日の出演者は私たちのほかに、朗読のおじさん、カラオケで歌うおじさん、ギター弾き語りのおにいさんとおねえさん、和歌を朗読したりピアノで弾き語りするおにいさん、といったラインナップ。
エントリーが5組と少なかったので、私も急遽、ソロピアノでエントリーさせてもらった。
いつも応援してくださる川橋さんが、みぞれちゃんの挑戦を応援するために駆けつけてくれた。
ほかにもゼミ生のバンガードさんと菜穂子さんも来てくれた。
主催者によると、お客さんの入りが少ないのでつづけていくのが難しくなりつつあるのだそうだ。
「せめて出演者ひとりあたま3人くらいは連れてきてくれると助かるんですが」
というのは、イベントの継続性を願っての言葉だろう。
共感できる。
ほかにもレギュラー出演者がふたりと、ゲストがひとり。
演歌のおじさんと、ギター弾き語りのおねえさんがレギュラー。
ピアノ弾き語りの女性歌手の方がゲスト。
みぞれちゃんの出番は前半の最後で、私の「Bird Song」を朗読し、「鳥の歌」を歌った。
みぞれちゃんがステージで歌をうたうのは初めてとのことだった。
司会者やゲストから非共感的なコメントをもらっていたが、めげずにちゃんとやれたね。
私はひたすら楽しく即興ピアノでコミュニケートさせてもらった。
後半の最後は私のソロピアノ演奏。
こちらも完全即興でやってみた。
なにもかんがえず、頭のなか真っ白にして。
このイベントは最後に、ゲストが一番心に残った演者をひと組選んでアンコールをやるというシステムなのだが、それにみぞれちゃんが選ばれた。
やったね!
なんにも用意してなかったので、最近持ち歩いているという「重曹」についてのウィキペディアのテキストを朗読することになった。
なかなか楽しくやれて、好評であった。
お開きはかなり遅い時間になったが、私は気分よく帰宅。
さて、今夜は下北沢〈Com.Cafe 音倉〉でまたまた朗読オープンマイクのイベントに参加。
今夜はゼミ生が何人か出演するので、やはり楽しくなるだろう。
昨日の夜は渋谷〈サラヴァ東京〉でおこなわれたオープンマイクイベント「ショーケース」にゼミ生の山田みぞれが出演するというので、私もピアノで共演するために出かけた。
昨日の出演者は私たちのほかに、朗読のおじさん、カラオケで歌うおじさん、ギター弾き語りのおにいさんとおねえさん、和歌を朗読したりピアノで弾き語りするおにいさん、といったラインナップ。
エントリーが5組と少なかったので、私も急遽、ソロピアノでエントリーさせてもらった。
いつも応援してくださる川橋さんが、みぞれちゃんの挑戦を応援するために駆けつけてくれた。
ほかにもゼミ生のバンガードさんと菜穂子さんも来てくれた。
主催者によると、お客さんの入りが少ないのでつづけていくのが難しくなりつつあるのだそうだ。
「せめて出演者ひとりあたま3人くらいは連れてきてくれると助かるんですが」
というのは、イベントの継続性を願っての言葉だろう。
共感できる。
ほかにもレギュラー出演者がふたりと、ゲストがひとり。
演歌のおじさんと、ギター弾き語りのおねえさんがレギュラー。
ピアノ弾き語りの女性歌手の方がゲスト。
みぞれちゃんの出番は前半の最後で、私の「Bird Song」を朗読し、「鳥の歌」を歌った。
みぞれちゃんがステージで歌をうたうのは初めてとのことだった。
司会者やゲストから非共感的なコメントをもらっていたが、めげずにちゃんとやれたね。
私はひたすら楽しく即興ピアノでコミュニケートさせてもらった。
後半の最後は私のソロピアノ演奏。
こちらも完全即興でやってみた。
なにもかんがえず、頭のなか真っ白にして。
このイベントは最後に、ゲストが一番心に残った演者をひと組選んでアンコールをやるというシステムなのだが、それにみぞれちゃんが選ばれた。
やったね!
なんにも用意してなかったので、最近持ち歩いているという「重曹」についてのウィキペディアのテキストを朗読することになった。
なかなか楽しくやれて、好評であった。
お開きはかなり遅い時間になったが、私は気分よく帰宅。
さて、今夜は下北沢〈Com.Cafe 音倉〉でまたまた朗読オープンマイクのイベントに参加。
今夜はゼミ生が何人か出演するので、やはり楽しくなるだろう。
2013年11月19日火曜日
渋谷のカフェにて
以下、日乗的雑談(興味のない人はスキップしてください)。
いま、渋谷に来ている。
もう日没はすぎて夜闇が降りはじめている。
もちろん観念的表現で、実際には渋谷の街はうるさいくらい明るい。
今夜はこれから〈サラヴァ東京〉というライブハウスでおこなわれるオープンマイクのイベントに出るのだ。
ここは何度か山田みぞれがエントリーしていて、私もすべてピアノで共演している。
これで3回めかな。
参加希望者は午後5時に店に入って、エントリーシートを書いたり、マイクチェックをしたりして、本番にそなえることになっている。
今回の参加者は私たちのほかに、既成の曲を流してなにかを朗読するおじさん(奥さんらしき女性がぴったりと寄り添っている。彼女はなにもしない)、ピアノ演奏をBGMに自作の詩を朗読するおにいさん、ギターの弾き語りのおにいさん、歌のおねえさん、などがいるようだ。
エントリーが少ないというので、私もソロピアノ演奏でエントリーさせてもらうことにした。
だれかいっしょにやってくれないかな。
ま、ひとりでもいいけど。
ダンスの人がいたらおもしろかったのに。
あとはくじ引きして順番を決めるとのことで、私はみぞれちゃんに任せて店を出て、近くのカフェでこれを書いている。
いまみぞれちゃんからメッセージが来て、みぞれちゃんは3番め、私は最後の6番めの出番らしい。
ところで明日もまたオープンマイクイベントがある。
明日は下北沢〈Com.Cafe 音倉〉で、ここでもまたみぞれちゃんと共演するのだが、ほかにもゼミ生のバンガードさんや日榮さん、高崎梓ともそれぞれ演目をやることになっている。
人のサポートというか共演はとっても気が楽で、のびのびとやれるのだ。
楽しいイベントになるはずなので、お時間が許す方は今夜でも明日でも遊びに来てください。
もうひとつ、どうでもいいこと。
先週、北陸の実家に帰省したときに、暗いところで段差を踏みぬいて傷めた腰が、以外にしぶとく長引いている。
金・土にやった「白い月」公演で長時間集中してキーボードに向かっていたことで悪化をまねいてしまったのかもしれない。
昨日が痛みのピークで、一日用心して、アレクサンダー・テクニークを意識してすごした。
おかげで、今日はだいぶ痛みがひいている。
今夜の演奏も姿勢を意識しておこう。
明日もあることだし。
いま、渋谷に来ている。
もう日没はすぎて夜闇が降りはじめている。
もちろん観念的表現で、実際には渋谷の街はうるさいくらい明るい。
今夜はこれから〈サラヴァ東京〉というライブハウスでおこなわれるオープンマイクのイベントに出るのだ。
ここは何度か山田みぞれがエントリーしていて、私もすべてピアノで共演している。
これで3回めかな。
参加希望者は午後5時に店に入って、エントリーシートを書いたり、マイクチェックをしたりして、本番にそなえることになっている。
今回の参加者は私たちのほかに、既成の曲を流してなにかを朗読するおじさん(奥さんらしき女性がぴったりと寄り添っている。彼女はなにもしない)、ピアノ演奏をBGMに自作の詩を朗読するおにいさん、ギターの弾き語りのおにいさん、歌のおねえさん、などがいるようだ。
エントリーが少ないというので、私もソロピアノ演奏でエントリーさせてもらうことにした。
だれかいっしょにやってくれないかな。
ま、ひとりでもいいけど。
ダンスの人がいたらおもしろかったのに。
あとはくじ引きして順番を決めるとのことで、私はみぞれちゃんに任せて店を出て、近くのカフェでこれを書いている。
いまみぞれちゃんからメッセージが来て、みぞれちゃんは3番め、私は最後の6番めの出番らしい。
ところで明日もまたオープンマイクイベントがある。
明日は下北沢〈Com.Cafe 音倉〉で、ここでもまたみぞれちゃんと共演するのだが、ほかにもゼミ生のバンガードさんや日榮さん、高崎梓ともそれぞれ演目をやることになっている。
人のサポートというか共演はとっても気が楽で、のびのびとやれるのだ。
楽しいイベントになるはずなので、お時間が許す方は今夜でも明日でも遊びに来てください。
もうひとつ、どうでもいいこと。
先週、北陸の実家に帰省したときに、暗いところで段差を踏みぬいて傷めた腰が、以外にしぶとく長引いている。
金・土にやった「白い月」公演で長時間集中してキーボードに向かっていたことで悪化をまねいてしまったのかもしれない。
昨日が痛みのピークで、一日用心して、アレクサンダー・テクニークを意識してすごした。
おかげで、今日はだいぶ痛みがひいている。
今夜の演奏も姿勢を意識しておこう。
明日もあることだし。
2013年11月18日月曜日
セシル・テイラーと田中泯! 観てきた
昨日の夕方、草月ホールでおこなわれたセシル・テイラーと田中泯のデュオ公演を観に行った。
これはセシル・テイラーが京都賞を受賞したことを記念しておこなわれた公演で、「論理はいらない、魔術をつかめ」というなにやら意味不明の表題がついていた。
セシル・テイラーといっても知らない人が多いかもしれないが、私にとっては青春時代の超アイドルピアニスト。
知る人ぞ知るフリージャズの帝王で、いまでもちょくちょく聴く。
そんなファンの私でも、まだ生きているとは知らなかった(失礼)。
1929年生まれというから、いま84歳ということになる。
ピアノ、まともに弾けるのか? という素直な疑問が。
10年くらい前だったか、トミー・フラナガンの最後の来日では、トミーのよれよれの(しかし味わい深い)演奏に涙したものだ。
セシルはどうなんだろう。
田中泯は何度も観ているので、セシルのほうがはるかに気になる。
250席ある会場は完全に満席。
熱気むんむん。
年齢層はかなり高く、若干殺気立っているように感じたのは私の思い違いだろうか。
開演すると、薄暗いステージの上手からふたりの男が出てきた。
ひとりはあきらかに田中泯で、出だしから無音のなかでけっこう大きくひらひらと踊っている。
軽い。
もうひとりの男は帽子をかぶって背を曲げ、かなり前のめりになって、たぶんセシルなのだろうが、あれ? なんか踊っている。
というより、舞踏的な動きでステージ上をゆっくりとぎくしゃくと移動していく。
かなりの時間をかけて、下手のベーゼンドルファーへと近づいていく。
舞踏家なのか?
プログラムにはもうひとり舞踏がいるとは書いてなかった。
だれなんだろう。
かなり体認の行き届いた動きでピアノにたどりついたその男は、手に持ったスティックで譜面台を叩いたり、ピアノの低い弦をつまびいて音を出したりして、長い時間をかけてピアノの椅子に座った。
やはりこれがセシルなのだった。
なんという動きなのだろう。
舞踏的な動きということでは、田中泯より存在感があるではないか。
演奏がはじまった。
最初はさぐるようにごく弱いタッチで不規則な音を出したりしていたが、演奏するその目はピアノのまわりを動きまわる田中泯に注がれている。
非常な集中を感じる。
しだいに音が増えていき、中盤からかなり激しい演奏が混じるようになった。
クラスタ奏法で音塊がステージに満ち、と思うと消え入るような繊細な音階が挿入され、そしてまた激しい音塊がわきおこる。
身体全体が脈打ってスイングしている。
なんというスイング感だろう。
聴いているこちらの意識が音のなかに吸いこまれそうだ。
踊っている田中泯はその音を聴いているのだろうが、あえて反応していないようにも見えるし、反応できていないようにも思える。
ときおり呼応するように動くことがあって、反応できないわけではないとわかるが、おなじようなパフォーマンスを朗読者とやることが多い私としては、コミュニケーションに関して不満を感じてしまう。
小休憩があって、第二部でセシルが上手から出てきたときは、すたすたと歩いてピアノのところに行ったから、最初に出てきたときの動きはやはり舞踏を意識したものなのだとわかった。
それにしても84歳。
背のまがった、ちいさなおじいさん。
その演奏の切れ!
世界にはおそろしい人がいるものだ。
終わってから、このためにわざわざ名古屋から出てきた位里ちゃんや、元クセック女優の水谷友子、野々宮卯妙と、友子推薦の「おもしろい中華」の店に行き、大いに盛り上がった。
後半は女子トーク炸裂で私も楽しませてもらったが、15日と16日におこなわれたカルメン・マキさんとの公演「白い月、あるいは鳥の歌」のディープな余韻が日が変わっても消えず、ちょっととまどっていたのだが、このセシル・テイラーと田中泯の公演、そして位里ちゃんたちとの飲みですっかりリセットできて、爽快な気分で帰宅することができた。
すべてのものごとに感謝!
これはセシル・テイラーが京都賞を受賞したことを記念しておこなわれた公演で、「論理はいらない、魔術をつかめ」というなにやら意味不明の表題がついていた。
セシル・テイラーといっても知らない人が多いかもしれないが、私にとっては青春時代の超アイドルピアニスト。
知る人ぞ知るフリージャズの帝王で、いまでもちょくちょく聴く。
そんなファンの私でも、まだ生きているとは知らなかった(失礼)。
1929年生まれというから、いま84歳ということになる。
ピアノ、まともに弾けるのか? という素直な疑問が。
10年くらい前だったか、トミー・フラナガンの最後の来日では、トミーのよれよれの(しかし味わい深い)演奏に涙したものだ。
セシルはどうなんだろう。
田中泯は何度も観ているので、セシルのほうがはるかに気になる。
250席ある会場は完全に満席。
熱気むんむん。
年齢層はかなり高く、若干殺気立っているように感じたのは私の思い違いだろうか。
開演すると、薄暗いステージの上手からふたりの男が出てきた。
ひとりはあきらかに田中泯で、出だしから無音のなかでけっこう大きくひらひらと踊っている。
軽い。
もうひとりの男は帽子をかぶって背を曲げ、かなり前のめりになって、たぶんセシルなのだろうが、あれ? なんか踊っている。
というより、舞踏的な動きでステージ上をゆっくりとぎくしゃくと移動していく。
かなりの時間をかけて、下手のベーゼンドルファーへと近づいていく。
舞踏家なのか?
プログラムにはもうひとり舞踏がいるとは書いてなかった。
だれなんだろう。
かなり体認の行き届いた動きでピアノにたどりついたその男は、手に持ったスティックで譜面台を叩いたり、ピアノの低い弦をつまびいて音を出したりして、長い時間をかけてピアノの椅子に座った。
やはりこれがセシルなのだった。
なんという動きなのだろう。
舞踏的な動きということでは、田中泯より存在感があるではないか。
演奏がはじまった。
最初はさぐるようにごく弱いタッチで不規則な音を出したりしていたが、演奏するその目はピアノのまわりを動きまわる田中泯に注がれている。
非常な集中を感じる。
しだいに音が増えていき、中盤からかなり激しい演奏が混じるようになった。
クラスタ奏法で音塊がステージに満ち、と思うと消え入るような繊細な音階が挿入され、そしてまた激しい音塊がわきおこる。
身体全体が脈打ってスイングしている。
なんというスイング感だろう。
聴いているこちらの意識が音のなかに吸いこまれそうだ。
踊っている田中泯はその音を聴いているのだろうが、あえて反応していないようにも見えるし、反応できていないようにも思える。
ときおり呼応するように動くことがあって、反応できないわけではないとわかるが、おなじようなパフォーマンスを朗読者とやることが多い私としては、コミュニケーションに関して不満を感じてしまう。
小休憩があって、第二部でセシルが上手から出てきたときは、すたすたと歩いてピアノのところに行ったから、最初に出てきたときの動きはやはり舞踏を意識したものなのだとわかった。
それにしても84歳。
背のまがった、ちいさなおじいさん。
その演奏の切れ!
世界にはおそろしい人がいるものだ。
終わってから、このためにわざわざ名古屋から出てきた位里ちゃんや、元クセック女優の水谷友子、野々宮卯妙と、友子推薦の「おもしろい中華」の店に行き、大いに盛り上がった。
後半は女子トーク炸裂で私も楽しませてもらったが、15日と16日におこなわれたカルメン・マキさんとの公演「白い月、あるいは鳥の歌」のディープな余韻が日が変わっても消えず、ちょっととまどっていたのだが、このセシル・テイラーと田中泯の公演、そして位里ちゃんたちとの飲みですっかりリセットできて、爽快な気分で帰宅することができた。
すべてのものごとに感謝!
公演「白い月、あるいは鳥の歌」が終わった(後)
11月16日、土曜日。
12時、羽根木の家泊だった梓とぽてぽて歩いて明大前まで行く。
ホールはすでに早川くんがあけてくれていた。
やがて千絵も到着したので、早川くんに照明をいじってもらって、宣材写真(笑)の撮影会。
なにかのチラシ用のプロフィール写真にいつも困るので、せっかくホールを借りているこの機会を利用して、ついでにふたりも誘って、撮影会をすることにしたのだ。
午後1時半くらいに、マキさんと野々宮も到着。
リハーサルとかはなし。
昨日、かなりハードだったので、残り2回の公演にそなえて体力温存。
ホールの向かいのサブウェイでサンドイッチを買ってきて昼食。
午後2時半、開場。
午後3時、開演。
この日も駆け込みで予約してくれた人が何人もいて、用意していた席が足りなくなるほどだった。
初日に来てくれた方(ご夫婦)が、仕事があるにも関わらずこの日も来てくれて、びっくりした(ありがたい)。
午後4時半、終演。
みじかいインターバルを経て、午後5時半開場。
午後6時、ラストステージ開演。
午後7時半、終了。
終わってから「涙が出た」という人が多数。
しかし、泣くような内容ではない。
マキさんの声、野々宮の声、梓・千絵の身体表現、それらに呼応して心を揺さぶられる人が多かった模様。
ツイッターでいただいた感想。
「会場では確かに鳥が歌ってた。感想を言葉にまだできないけど、感動した何がありました」
「カルメンさんが今この瞬間に感じたことややりたいことに正直に万能されていて、マイクなしの声を聞きながら涙が出てきました。卯妙さん&水城さんとの再現出来ない共演もステキでした」
「あの四角錐の空間に音楽が流れた瞬間に時空間のドアが開いて、物的世界とは違った場になり、舞と朗読と歌に導かれ、俺たちは確かに街が回るのを別の窓から見てた気がする。人の織りなす場の不可思議」
直接メッセージでいただいた感想。
「とても心が揺さぶられ、今のどうしようもないとあきらめてしまいがちな世の様々な事共に、それでも全身で生きて、ぶつかって行かなくてはならないんだということをしみじみと感じさせられた舞台でした。何をどうするという具体的な感慨ではなく、日々の一つ一つの心の憤りや怒り、哀しみ、そして感動、喜びを、やはりなるべくストレートに語り、世の片隅からでも棲みよくして行きたい!そんな強い思いをさせていただきました。昨晩から、身の回りの事から大きな社会問題にまで、とてもたくさんの事象の前で立ち尽くす、自分を顧みて、それでも生きていくエネルギーを蓄えられる気持ちになりました」
ゼミ生の感想。
「濃い公演でした。2回観たのでそれぞれ違う見方をしました。表現者それぞれが自分の表現に対してとても真摯な姿勢は素晴らしかった。マキさんの声、生で聴いたのははじめてでしたが、本当に素晴らしい声でした。発する一つの音が短音ではなく、細かい音が絡み合った非常に複雑な音でした。そしてゼミ生二人は美しかった。また、ゼミ生二人の集中は物凄かったです。完全に世界にはまり込んでいました。卯妙さんは、相変わらず様々な声を動きなど次から次へと出て来て、全く予測不能でした。ボスの音楽もまた美しかった。朗読者や歌い手の出す音に的確に反応し、素晴らしいコミュニケーションでした。こうやってみると、私はいつも本当に凄い人達と一緒ににいるんだと思い知らされました。こんな凄い人達と共演出来るなんて、本当に凄いです」
ほかにもいろいろいただいて感謝。
今後の励みになります。
終わってから会場を片付けて、近くの中華料理屋に行って打ち上げ。
マキさんからは、スリリングだったという感想をいただいたり、最近の表現についての思うところ、心境やアプローチの変化についての突っ込んだ話をうかがったりして、ここでも充実した時をすごさせてもらった。
それにしても、体力的には疲れた。
気持ちはどんどん元気になった気がして、完全燃焼。
打ち上げ後、梓・卯妙と羽根木の家まで歩いてもどり、打ち上げのだめ押し。
ワインを追加で飲みながら、記録映像をいっしょに観る。
それにしても、気づきの多い二日間だった。
関係してくれたすべての方々に感謝。
次のステップへと進む貴重な体験になった。
12時、羽根木の家泊だった梓とぽてぽて歩いて明大前まで行く。
ホールはすでに早川くんがあけてくれていた。
やがて千絵も到着したので、早川くんに照明をいじってもらって、宣材写真(笑)の撮影会。
なにかのチラシ用のプロフィール写真にいつも困るので、せっかくホールを借りているこの機会を利用して、ついでにふたりも誘って、撮影会をすることにしたのだ。
午後1時半くらいに、マキさんと野々宮も到着。
リハーサルとかはなし。
昨日、かなりハードだったので、残り2回の公演にそなえて体力温存。
ホールの向かいのサブウェイでサンドイッチを買ってきて昼食。
午後2時半、開場。
午後3時、開演。
この日も駆け込みで予約してくれた人が何人もいて、用意していた席が足りなくなるほどだった。
初日に来てくれた方(ご夫婦)が、仕事があるにも関わらずこの日も来てくれて、びっくりした(ありがたい)。
午後4時半、終演。
みじかいインターバルを経て、午後5時半開場。
午後6時、ラストステージ開演。
午後7時半、終了。
終わってから「涙が出た」という人が多数。
しかし、泣くような内容ではない。
マキさんの声、野々宮の声、梓・千絵の身体表現、それらに呼応して心を揺さぶられる人が多かった模様。
ツイッターでいただいた感想。
「会場では確かに鳥が歌ってた。感想を言葉にまだできないけど、感動した何がありました」
「カルメンさんが今この瞬間に感じたことややりたいことに正直に万能されていて、マイクなしの声を聞きながら涙が出てきました。卯妙さん&水城さんとの再現出来ない共演もステキでした」
「あの四角錐の空間に音楽が流れた瞬間に時空間のドアが開いて、物的世界とは違った場になり、舞と朗読と歌に導かれ、俺たちは確かに街が回るのを別の窓から見てた気がする。人の織りなす場の不可思議」
直接メッセージでいただいた感想。
「とても心が揺さぶられ、今のどうしようもないとあきらめてしまいがちな世の様々な事共に、それでも全身で生きて、ぶつかって行かなくてはならないんだということをしみじみと感じさせられた舞台でした。何をどうするという具体的な感慨ではなく、日々の一つ一つの心の憤りや怒り、哀しみ、そして感動、喜びを、やはりなるべくストレートに語り、世の片隅からでも棲みよくして行きたい!そんな強い思いをさせていただきました。昨晩から、身の回りの事から大きな社会問題にまで、とてもたくさんの事象の前で立ち尽くす、自分を顧みて、それでも生きていくエネルギーを蓄えられる気持ちになりました」
ゼミ生の感想。
「濃い公演でした。2回観たのでそれぞれ違う見方をしました。表現者それぞれが自分の表現に対してとても真摯な姿勢は素晴らしかった。マキさんの声、生で聴いたのははじめてでしたが、本当に素晴らしい声でした。発する一つの音が短音ではなく、細かい音が絡み合った非常に複雑な音でした。そしてゼミ生二人は美しかった。また、ゼミ生二人の集中は物凄かったです。完全に世界にはまり込んでいました。卯妙さんは、相変わらず様々な声を動きなど次から次へと出て来て、全く予測不能でした。ボスの音楽もまた美しかった。朗読者や歌い手の出す音に的確に反応し、素晴らしいコミュニケーションでした。こうやってみると、私はいつも本当に凄い人達と一緒ににいるんだと思い知らされました。こんな凄い人達と共演出来るなんて、本当に凄いです」
ほかにもいろいろいただいて感謝。
今後の励みになります。
終わってから会場を片付けて、近くの中華料理屋に行って打ち上げ。
マキさんからは、スリリングだったという感想をいただいたり、最近の表現についての思うところ、心境やアプローチの変化についての突っ込んだ話をうかがったりして、ここでも充実した時をすごさせてもらった。
それにしても、体力的には疲れた。
気持ちはどんどん元気になった気がして、完全燃焼。
打ち上げ後、梓・卯妙と羽根木の家まで歩いてもどり、打ち上げのだめ押し。
ワインを追加で飲みながら、記録映像をいっしょに観る。
それにしても、気づきの多い二日間だった。
関係してくれたすべての方々に感謝。
次のステップへと進む貴重な体験になった。
2013年11月17日日曜日
公演「白い月、あるいは鳥の歌」が終わった(前)
2013年11月15・16日。
カルメン・マキさんをフィーチャーした音楽と現代朗読の3回公演「白い月、あるいは鳥の歌」が、明大前〈キッド・アイラック・アート・ホール〉にて開催され、無事に終了した。
いつものことではあるが、今回も集客に苦労し、直前まで会場費すら出ないのではないかと懸念されたのだが、幸いあけてみれば多くの方においでいただき、出演者も熱い思いのパフォーマンスとなった。
ご来場いただいた皆さんには感謝を申し上げたい。
余談だが、今回の集客でもっとも力を発揮したのは、フェイスブックとツイッターであった。
やはり日ごろのつながりを大切にしなければいけないなと思うのと同時に、しっかりした情報発信の大切さを確認することになった。
11月15日、金曜日。
正午ごろ、今回の公演を手伝ってもらうゼミ生ふたり、町村千絵と高崎梓が羽根木の家に来る。
野々宮卯妙は印刷物などの準備で忙しい。
私も演奏や撮影機材の準備をする。
今回は専任スタッフがいないので、出演者が準備から入場受付までなんでもやる。
本番ステージにそなえて静かに集中する、などという時間は持つことはできない。
開場して来客の受付をするときも、入口にいるのは出演者、という具合だ。
そういうことに文句もいわず、しかも本番でのパフォーマンスを落とすこともなくしっかりやってくれるのは、日ごろからマインドフルネスと即興性を重視した訓練をしているせいだと思う。
午後3時半、全国配車アプリでタクシーを呼ぶ。
機材を積みこみ、千絵・梓といっしょにキッド・アイラック・アート・ホールに向かう。
野々宮は印刷物を完了させてから来る、とのこと。
午後4時、会場入り。
ホールの早川くんといっしょにステージと会場作り、演奏機材のセッティング。
ステージは前回の沈黙の朗読とほぼおなじ配置に作った。
来客数が少ないので、ピアノをやや前に置き、ピアノの背後は出演の控えスペースとした。
午後5時、マキさんが到着。
野々宮も到着。
マキさんとは初めて合わせる曲が2曲あったので、まずそのリハーサルから。
早川くんはその間に照明合わせ。
曲合わせのあと、全体の流れをざっと確認。
今回の公演は全体のリハーサルは一度もおこなわなかったのだが、当日のリハーサルもごく簡単なもので、進行の確認程度のものだった。
午後6時すぎにはそれも終わり、それぞれ食事したり、休んだりと、本番にそなえる。
午後7時半、開場。
ギリギリまで前売り扱いのチケットがクレジットカードやPayPal決済で予約できることを、フェイスブックやツイッターでこまめに告知したおかげで、直前になって何人もの方が予約を入れてくれて、思ったより多くの方においでいただけた。
知り合いばかりではなく、通りがかりの人や、友人に誘われて一緒に来てくれた方など、初めてお目にかかる方もたくさんいてうれしかった。
午後8時、開演。
私のシンセサイザー演奏からスタートし、マキさんのアカペラの歌、野々宮のひとり朗読と進む。
あとで来場した方から、
「最初の演奏でいきなり癒されて、自分自身になれた。自分は日ごろ、自分自身をどこかにおいてきぼりにして自分自身になることがとても難しいのだが、公演の全体を通じて苦しいことも楽しいことも自分自身の経験とともにずっといっしょにいれた」
という言葉をいただいた。
つづいてマキさんと野々宮の朗読に私が即興演奏でからむ「彼は眠らない」。
そのあと、梓・千絵のふたりが登場して、身体表現をともなった「初霜」を全員で。
ふたりが退場したあと、私のメッセージ「移行」、マキさんの歌と野々宮の朗読を織り交ぜた演目を立てつづけにふたつ、そして最後の「鳥の歌」。
ここでふたたび梓・千絵のふたりが登場、身体表現で参加。
マキさんの歌・ヴォイスはもちろん大きなインパクトを皆さんに与えたし、野々宮の朗読もいつも以上に多彩に冴え渡っていたのだが、梓・千絵も思いがけずよかったのだ。
このふたりが加わってくれたおかげで、パフォーマンス全体が「公演」として引きしまってくれたし、とても集中して表現してくれたのもステージに緊張感を与えてくれた。
動きも存在も美しく、私もピアノを弾きながら見ほれてしまった。
わざわざ日程を割いて参加してくれたふたりには、あらためて感謝。
予定していた時間より長くかかって、終わったら9時半だった。
終演後、何人かの方と話をさせていただいたが、なにやらよい反応をたくさんいただいた。
なかには「いまはまだうまく言葉にできないのであらためて」といってくれた方や、「涙が出ました」という方が何人かいらして、うれしい感触だった。
(つづく)
カルメン・マキさんをフィーチャーした音楽と現代朗読の3回公演「白い月、あるいは鳥の歌」が、明大前〈キッド・アイラック・アート・ホール〉にて開催され、無事に終了した。
いつものことではあるが、今回も集客に苦労し、直前まで会場費すら出ないのではないかと懸念されたのだが、幸いあけてみれば多くの方においでいただき、出演者も熱い思いのパフォーマンスとなった。
ご来場いただいた皆さんには感謝を申し上げたい。
余談だが、今回の集客でもっとも力を発揮したのは、フェイスブックとツイッターであった。
やはり日ごろのつながりを大切にしなければいけないなと思うのと同時に、しっかりした情報発信の大切さを確認することになった。
11月15日、金曜日。
正午ごろ、今回の公演を手伝ってもらうゼミ生ふたり、町村千絵と高崎梓が羽根木の家に来る。
野々宮卯妙は印刷物などの準備で忙しい。
私も演奏や撮影機材の準備をする。
今回は専任スタッフがいないので、出演者が準備から入場受付までなんでもやる。
本番ステージにそなえて静かに集中する、などという時間は持つことはできない。
開場して来客の受付をするときも、入口にいるのは出演者、という具合だ。
そういうことに文句もいわず、しかも本番でのパフォーマンスを落とすこともなくしっかりやってくれるのは、日ごろからマインドフルネスと即興性を重視した訓練をしているせいだと思う。
午後3時半、全国配車アプリでタクシーを呼ぶ。
機材を積みこみ、千絵・梓といっしょにキッド・アイラック・アート・ホールに向かう。
野々宮は印刷物を完了させてから来る、とのこと。
午後4時、会場入り。
ホールの早川くんといっしょにステージと会場作り、演奏機材のセッティング。
ステージは前回の沈黙の朗読とほぼおなじ配置に作った。
来客数が少ないので、ピアノをやや前に置き、ピアノの背後は出演の控えスペースとした。
午後5時、マキさんが到着。
野々宮も到着。
マキさんとは初めて合わせる曲が2曲あったので、まずそのリハーサルから。
早川くんはその間に照明合わせ。
曲合わせのあと、全体の流れをざっと確認。
今回の公演は全体のリハーサルは一度もおこなわなかったのだが、当日のリハーサルもごく簡単なもので、進行の確認程度のものだった。
午後6時すぎにはそれも終わり、それぞれ食事したり、休んだりと、本番にそなえる。
午後7時半、開場。
ギリギリまで前売り扱いのチケットがクレジットカードやPayPal決済で予約できることを、フェイスブックやツイッターでこまめに告知したおかげで、直前になって何人もの方が予約を入れてくれて、思ったより多くの方においでいただけた。
知り合いばかりではなく、通りがかりの人や、友人に誘われて一緒に来てくれた方など、初めてお目にかかる方もたくさんいてうれしかった。
午後8時、開演。
私のシンセサイザー演奏からスタートし、マキさんのアカペラの歌、野々宮のひとり朗読と進む。
あとで来場した方から、
「最初の演奏でいきなり癒されて、自分自身になれた。自分は日ごろ、自分自身をどこかにおいてきぼりにして自分自身になることがとても難しいのだが、公演の全体を通じて苦しいことも楽しいことも自分自身の経験とともにずっといっしょにいれた」
という言葉をいただいた。
つづいてマキさんと野々宮の朗読に私が即興演奏でからむ「彼は眠らない」。
そのあと、梓・千絵のふたりが登場して、身体表現をともなった「初霜」を全員で。
ふたりが退場したあと、私のメッセージ「移行」、マキさんの歌と野々宮の朗読を織り交ぜた演目を立てつづけにふたつ、そして最後の「鳥の歌」。
ここでふたたび梓・千絵のふたりが登場、身体表現で参加。
マキさんの歌・ヴォイスはもちろん大きなインパクトを皆さんに与えたし、野々宮の朗読もいつも以上に多彩に冴え渡っていたのだが、梓・千絵も思いがけずよかったのだ。
このふたりが加わってくれたおかげで、パフォーマンス全体が「公演」として引きしまってくれたし、とても集中して表現してくれたのもステージに緊張感を与えてくれた。
動きも存在も美しく、私もピアノを弾きながら見ほれてしまった。
わざわざ日程を割いて参加してくれたふたりには、あらためて感謝。
予定していた時間より長くかかって、終わったら9時半だった。
終演後、何人かの方と話をさせていただいたが、なにやらよい反応をたくさんいただいた。
なかには「いまはまだうまく言葉にできないのであらためて」といってくれた方や、「涙が出ました」という方が何人かいらして、うれしい感触だった。
(つづく)
2013年11月12日火曜日
カルメン・マキをフィーチャーした公演のチラシ原稿
三日後に迫った公演「白い月、あるいは鳥の歌」のチラシのために書いた原稿を公開する。
公演の詳細とお申し込みはこちらから。
——————
もちろんすべてというわけではないが、近年、カルメン・マキが非常にアグレッシブに音楽的挑戦をつづけているのを見てきた。
「これは」という演奏家やアーティストを見つけると、大胆にアプローチし、共演を持ちかける。とくにジャズの演奏家が多く、カルメン・マキの音楽にたいする要求はとどまることがないように見える。みずからが進化する、変わりつづけることを音楽活動のデフォルトにすえているかのようだ。
それにたいし、「時には母のない子のように」やOZ時代のイメージに固執し、いまだに引きずってそれを求める観客の「変わらなさ」について、ときにはあからさまないらだちを見せることもある。
「私は変わりつづけている。そもそも人は二度とおなじことはできないのだ。昨日の私と今日の私はこんなにも違う。それを見て、聴いてほしい」
という強いメッセージを感じる。それを受けての今回の「白い月、あるいは鳥の歌」である。
進化をつづけるカルメン・マキの「いま」の魅力をどう伝えられるか。それに加えて、これまだ進化しつづけている現代朗読の野々宮卯妙の魅力も引きだし、相乗効果を生むようなステージにしたい。演出担当として欲張りすぎなのではないかと思うが、なにかまうものか、キッド・アイラックというホール空間でなにが起こるのか、進化進行中の表現者ふたりとともに楽しめばいいではないか、というのが無責任な私の今回の姿勢である。
内容は聴いてもらってのお楽しみ。メッセージ性の強いものとなっているが、そんなこととは別にご来場のみなさんには先入観を真っ白に捨てて聴いていただけたら幸いである。
本日はご来場いただきありがとうございました。
(水城ゆう/ピアニスト、小説家)
「白い月、あるいは鳥の歌」
演目(予定)当日変更することもあります
「白い月」作・萩原朔太郎
「暗い夜明け」作・吉原伸
「もう軍備はいらない」作・坂口安吾
「戦争は知らない」作・寺山修司
「彼は眠らない」作・水城ゆう
「移行」同
「鳥の歌」同
「初霜」同
ほか
出演
カルメン・マキ 歌/朗読
野々宮卯妙 朗読
高崎梓 群読/身体表現
町村千絵 群読/身体表現
水城ゆう キーボード演奏
演出・構成
水城ゆう
照明・音響
早川誠司(キッド・アイラック・アート・ホール)
協力
現代朗読協会
公演の詳細とお申し込みはこちらから。
——————
もちろんすべてというわけではないが、近年、カルメン・マキが非常にアグレッシブに音楽的挑戦をつづけているのを見てきた。
「これは」という演奏家やアーティストを見つけると、大胆にアプローチし、共演を持ちかける。とくにジャズの演奏家が多く、カルメン・マキの音楽にたいする要求はとどまることがないように見える。みずからが進化する、変わりつづけることを音楽活動のデフォルトにすえているかのようだ。
それにたいし、「時には母のない子のように」やOZ時代のイメージに固執し、いまだに引きずってそれを求める観客の「変わらなさ」について、ときにはあからさまないらだちを見せることもある。
「私は変わりつづけている。そもそも人は二度とおなじことはできないのだ。昨日の私と今日の私はこんなにも違う。それを見て、聴いてほしい」
という強いメッセージを感じる。それを受けての今回の「白い月、あるいは鳥の歌」である。
進化をつづけるカルメン・マキの「いま」の魅力をどう伝えられるか。それに加えて、これまだ進化しつづけている現代朗読の野々宮卯妙の魅力も引きだし、相乗効果を生むようなステージにしたい。演出担当として欲張りすぎなのではないかと思うが、なにかまうものか、キッド・アイラックというホール空間でなにが起こるのか、進化進行中の表現者ふたりとともに楽しめばいいではないか、というのが無責任な私の今回の姿勢である。
内容は聴いてもらってのお楽しみ。メッセージ性の強いものとなっているが、そんなこととは別にご来場のみなさんには先入観を真っ白に捨てて聴いていただけたら幸いである。
本日はご来場いただきありがとうございました。
(水城ゆう/ピアニスト、小説家)
「白い月、あるいは鳥の歌」
演目(予定)当日変更することもあります
「白い月」作・萩原朔太郎
「暗い夜明け」作・吉原伸
「もう軍備はいらない」作・坂口安吾
「戦争は知らない」作・寺山修司
「彼は眠らない」作・水城ゆう
「移行」同
「鳥の歌」同
「初霜」同
ほか
出演
カルメン・マキ 歌/朗読
野々宮卯妙 朗読
高崎梓 群読/身体表現
町村千絵 群読/身体表現
水城ゆう キーボード演奏
演出・構成
水城ゆう
照明・音響
早川誠司(キッド・アイラック・アート・ホール)
協力
現代朗読協会
2013年11月11日月曜日
げろきょゼミの本当の価値
現代朗読協会の活動はゼミと呼んでいる、毎月15回前後、定期的に開催している集まりが中心になっている。
カルチャーセンターや声優・アナウンサーが開いている朗読講座などとはちがって、ゼミではなにかを一方的に「教える」ということはしないし、そのためのカリキュラムもない。
ゼミ生たちはただ自分がやりたいことを持ってくる。
なにかを読みたい者はただ読んでみんなに聴いてもらったり、「今日は聴きたいだけ」という気分の者もいたり、あるいはなにか明確な目的があったりする者もいる。
たとえばライブや公演が近づいていて、その稽古をすることもあれば、私が演出的アドバイスをすることもある。
いずれにしても、なにか決まった内容があるわけではない(基礎訓練は別)。
このゼミで私がもっとも大切にしているのは、だれかの朗読を聴くときに「評価/判断/非難」といったことを捨て、ただ「共感的」に受け取ることをしよう、ということだ。
私たちはだれかが朗読したり歌ったり演奏したり踊ったり、なにか表現したとき、それにたいしてある「評価」をくだそうという「癖」を身につけてしまっている。
学校教育のなかで身につけてきた癖であり、また評価・効率・競争的な社会で暮らすうちに骨の髄までしみこんでしまった癖だ。
その癖に気づき、やめていき、そして共感的に表現を受け取る練習をしている。
だれかが評価的な耳ではなく共感的な耳でこちらの朗読をただ受け取ってくれている、批判や非難をぶつけられる心配がないという安心感があるとき、人は自分がなにを大切にしているのか気づくことができる。
評価的耳で聴かれていると、こちらもついついそれに対抗して自分をよりよく見せようと力んだり、自分以外の何者かになろうとしたり、本当の自分のニーズにつながることができなくなったりする。
が、共感的耳で聴かれると、自分の内側を見つめ、ニーズにつながり、自分と相手を信頼してのびやかに表現できる。
共感的耳で聴かれているとき、自分が自分以外の者になってしまったり、背伸びしたり、ニーズにつながっていないことに気づくことができるし、そのとき自分の真のやりたいこと、価値、ニーズがくっきりと見えてくる。
私は長いあいだ、音楽の世界でも物書きの世界でも、評価との戦いばかりつづけてきた。
その結果、自分が本当はなにを大切にしているのか、自分の真にやりたいこと/喜びはなんなのか、自分の価値はなんなのかということにずっと気づけずにいた。
とても残念なことだと思う。
しかし、いまはちがう。
共感的に私を聴いてくれる仲間がたくさんいるので、いつも自分自身につながっていることができる。
とても幸せなことだ。
ゼミ生のみんなも、ゼミという場のこのような本当の価値に気づいてくれているといいな、と思う。
ゼミ体験参加の詳細と申し込みはこちら。
カルチャーセンターや声優・アナウンサーが開いている朗読講座などとはちがって、ゼミではなにかを一方的に「教える」ということはしないし、そのためのカリキュラムもない。
ゼミ生たちはただ自分がやりたいことを持ってくる。
なにかを読みたい者はただ読んでみんなに聴いてもらったり、「今日は聴きたいだけ」という気分の者もいたり、あるいはなにか明確な目的があったりする者もいる。
たとえばライブや公演が近づいていて、その稽古をすることもあれば、私が演出的アドバイスをすることもある。
いずれにしても、なにか決まった内容があるわけではない(基礎訓練は別)。
このゼミで私がもっとも大切にしているのは、だれかの朗読を聴くときに「評価/判断/非難」といったことを捨て、ただ「共感的」に受け取ることをしよう、ということだ。
私たちはだれかが朗読したり歌ったり演奏したり踊ったり、なにか表現したとき、それにたいしてある「評価」をくだそうという「癖」を身につけてしまっている。
学校教育のなかで身につけてきた癖であり、また評価・効率・競争的な社会で暮らすうちに骨の髄までしみこんでしまった癖だ。
その癖に気づき、やめていき、そして共感的に表現を受け取る練習をしている。
だれかが評価的な耳ではなく共感的な耳でこちらの朗読をただ受け取ってくれている、批判や非難をぶつけられる心配がないという安心感があるとき、人は自分がなにを大切にしているのか気づくことができる。
評価的耳で聴かれていると、こちらもついついそれに対抗して自分をよりよく見せようと力んだり、自分以外の何者かになろうとしたり、本当の自分のニーズにつながることができなくなったりする。
が、共感的耳で聴かれると、自分の内側を見つめ、ニーズにつながり、自分と相手を信頼してのびやかに表現できる。
共感的耳で聴かれているとき、自分が自分以外の者になってしまったり、背伸びしたり、ニーズにつながっていないことに気づくことができるし、そのとき自分の真のやりたいこと、価値、ニーズがくっきりと見えてくる。
私は長いあいだ、音楽の世界でも物書きの世界でも、評価との戦いばかりつづけてきた。
その結果、自分が本当はなにを大切にしているのか、自分の真にやりたいこと/喜びはなんなのか、自分の価値はなんなのかということにずっと気づけずにいた。
とても残念なことだと思う。
しかし、いまはちがう。
共感的に私を聴いてくれる仲間がたくさんいるので、いつも自分自身につながっていることができる。
とても幸せなことだ。
ゼミ生のみんなも、ゼミという場のこのような本当の価値に気づいてくれているといいな、と思う。
ゼミ体験参加の詳細と申し込みはこちら。
公演「白い月、あるいは鳥の歌」のゼミ生稽古
カルメン・マキさんとの公演「白い月、あるいは鳥の歌」は、げろきょのゼミ生ふたりに出演してもらうことになっている。
演出構想として女性ふたりによる群読と身体表現を、マキさんと野々宮卯妙にからめる、というものがあったからだ。
昨日、その稽古を羽根木の家でおこなった。
手伝ってくれるのは高崎梓と町村千絵のふたり。
公演プログラムの前半の「初霜」という私の作品で、ふたりが身体表現をともなった群読でマキさんと野々宮にからむ。
身体表現をともなった朗読は現代朗読ではよくおこなっているのだが、この作品では私たちが「コンタクト朗読」と読んでいる、身体を「コンタクト=接触」させた状態で動きによるコミュニケーションを取りながら朗読するというスタイルのものを使う。
ただし、台の上でやってもらうので、足は固定された状態で、大きくは動けない。
いっそ動けないなら、拘束してしまってはどうか、という野々宮の思いつきで、ふたりを縛り上げることになった。
なにで縛るか。
紐? ロープ?
当然包帯でしょう、ということで、なんだかあぶない光景になった。
それで動いてもらったが、これまたなんだかエロい。
いい風景だなあ(笑)。
公演「白い月、あるいは鳥の歌」の詳細とお申し込みはこちらから。
演出構想として女性ふたりによる群読と身体表現を、マキさんと野々宮卯妙にからめる、というものがあったからだ。
昨日、その稽古を羽根木の家でおこなった。
手伝ってくれるのは高崎梓と町村千絵のふたり。
公演プログラムの前半の「初霜」という私の作品で、ふたりが身体表現をともなった群読でマキさんと野々宮にからむ。
身体表現をともなった朗読は現代朗読ではよくおこなっているのだが、この作品では私たちが「コンタクト朗読」と読んでいる、身体を「コンタクト=接触」させた状態で動きによるコミュニケーションを取りながら朗読するというスタイルのものを使う。
ただし、台の上でやってもらうので、足は固定された状態で、大きくは動けない。
いっそ動けないなら、拘束してしまってはどうか、という野々宮の思いつきで、ふたりを縛り上げることになった。
なにで縛るか。
紐? ロープ?
当然包帯でしょう、ということで、なんだかあぶない光景になった。
それで動いてもらったが、これまたなんだかエロい。
いい風景だなあ(笑)。
公演「白い月、あるいは鳥の歌」の詳細とお申し込みはこちらから。
2013年11月10日日曜日
カルメン・マキさんとの公演やイベントがつづく週
カルメン・マキさんとの公演「白い月、あるいは鳥の歌」がいよいよ今週末の金・土、15日と16日に迫ってきた。
マキさんからも「今回はわたしもチャレンジしたい」という言葉をいただいていて、現代朗読および即興音楽とのコラボレーションにたいしてかなりの意欲を持っておられるようだ。
歌だけでなく、朗読とヴォイスにも挑戦してもらうことになっている。
過去の栄光の残影ではなく、いまこの瞬間のすばらしい表現者としてのカルメン・マキさんを、ぜひ目撃していただきたいものだ。
詳細とお申し込みはこちらから。
今回は現代朗読の野々宮卯妙のほか、ゼミ生の高崎梓と町村千絵にも参加してもらっている。
彼女らには群読と身体表現でからんでもらうことになっている。
その稽古を今日の夕方やることになっていて、こちらも楽しみなのだ。
若い女性ふたりが、カルメン・マキさんと野々宮卯妙にどのようにからむのか、これも注目していただきたいと思っている。
この公演の前に、明日から木曜日まで北陸に帰省する予定。
北陸はかなり寒そうだ。
さすがにまだ雪は降らないと思うが。
公演が終わって来週になると、19日(火)はサラヴァ東京のオープンマイクにゼミ生の山田みぞれが出演するので、そのサポートで私も演奏参加。
20日(水)は〈Com.Cafe 音倉〉の朗読オープンマイクにゼミ生が何人か出るので、全員ではないがそのうちの何人かのサポートで演奏参加。
23日(土)夜は音楽塾「即興演奏ワークショップ」、24日(日)は羽根木の家での韓氏意拳体験講習会および養生功講習会と、イベントがつづく。
マキさんからも「今回はわたしもチャレンジしたい」という言葉をいただいていて、現代朗読および即興音楽とのコラボレーションにたいしてかなりの意欲を持っておられるようだ。
歌だけでなく、朗読とヴォイスにも挑戦してもらうことになっている。
過去の栄光の残影ではなく、いまこの瞬間のすばらしい表現者としてのカルメン・マキさんを、ぜひ目撃していただきたいものだ。
詳細とお申し込みはこちらから。
今回は現代朗読の野々宮卯妙のほか、ゼミ生の高崎梓と町村千絵にも参加してもらっている。
彼女らには群読と身体表現でからんでもらうことになっている。
その稽古を今日の夕方やることになっていて、こちらも楽しみなのだ。
若い女性ふたりが、カルメン・マキさんと野々宮卯妙にどのようにからむのか、これも注目していただきたいと思っている。
この公演の前に、明日から木曜日まで北陸に帰省する予定。
北陸はかなり寒そうだ。
さすがにまだ雪は降らないと思うが。
公演が終わって来週になると、19日(火)はサラヴァ東京のオープンマイクにゼミ生の山田みぞれが出演するので、そのサポートで私も演奏参加。
20日(水)は〈Com.Cafe 音倉〉の朗読オープンマイクにゼミ生が何人か出るので、全員ではないがそのうちの何人かのサポートで演奏参加。
23日(土)夜は音楽塾「即興演奏ワークショップ」、24日(日)は羽根木の家での韓氏意拳体験講習会および養生功講習会と、イベントがつづく。
2013年11月8日金曜日
明日は朗読体験講座
明日は毎月開催している現代朗読体験講座の日だ。
参加者が多かったり少なかったり、いろいろだが、とにかく毎月開催している。
5年くらい前からこの「体験講座」をつづけていると思うが、内容はすこしずつ変化している。
体験講座の内容の変化は、そのまま現代朗読の変化でもある。
現代朗読は文字通り「コンテンポラリー」な表現をかんがえているので、そのありようも変化していく可能性を持っている。
また私たち自身も刻一刻と変化しつづける存在なので、私たちの生の進展、ありようの変化によって、現代朗読のありようもまた変化していく。
現代朗読はなにひとつ「こうあらねば」「こうしなければ」というかんがえのない表現だ。
そして「こうしてはならない」というかんがえもない。
従来朗読の経験者や、また朗読についての従来的なイメージを持った人が体験講座に来ると、そのようなかんがえ方に接してとまどうことがあるだろう。
普通、朗読にかぎらないが、講座やお教室に行った場合、たいていは「こうしなさい」「こうしてはいけない」と、一種の型のようなものを学ぶ。
それがものごとを習得する方法だと思っている人が多い。
しかし、現代朗読ではそれがない。
現代朗読協会はお教室ではないし、習い事をする場でもない。
ここは「表現」つまり朗読という行為を通して自分自身を人に伝える行為を学び、楽しんでいる人が集まっている場なのだ。
ここでは日々、自分の生き方そのものをかんがえ、更新し、またいまここの自分自身を表現することを楽しんでいる。
そういうかんがえ方やコンテンポラリーな表現に興味がある方は、ぜひ一度体験講座にお越しください。
体験講座の詳細とお申込みはこちらから。
参加者が多かったり少なかったり、いろいろだが、とにかく毎月開催している。
5年くらい前からこの「体験講座」をつづけていると思うが、内容はすこしずつ変化している。
体験講座の内容の変化は、そのまま現代朗読の変化でもある。
現代朗読は文字通り「コンテンポラリー」な表現をかんがえているので、そのありようも変化していく可能性を持っている。
また私たち自身も刻一刻と変化しつづける存在なので、私たちの生の進展、ありようの変化によって、現代朗読のありようもまた変化していく。
現代朗読はなにひとつ「こうあらねば」「こうしなければ」というかんがえのない表現だ。
そして「こうしてはならない」というかんがえもない。
従来朗読の経験者や、また朗読についての従来的なイメージを持った人が体験講座に来ると、そのようなかんがえ方に接してとまどうことがあるだろう。
普通、朗読にかぎらないが、講座やお教室に行った場合、たいていは「こうしなさい」「こうしてはいけない」と、一種の型のようなものを学ぶ。
それがものごとを習得する方法だと思っている人が多い。
しかし、現代朗読ではそれがない。
現代朗読協会はお教室ではないし、習い事をする場でもない。
ここは「表現」つまり朗読という行為を通して自分自身を人に伝える行為を学び、楽しんでいる人が集まっている場なのだ。
ここでは日々、自分の生き方そのものをかんがえ、更新し、またいまここの自分自身を表現することを楽しんでいる。
そういうかんがえ方やコンテンポラリーな表現に興味がある方は、ぜひ一度体験講座にお越しください。
体験講座の詳細とお申込みはこちらから。
2013年11月7日木曜日
表現(朗読)のクオリティを高めるもっとも有効な方法
現代朗読のゼミや基礎コースの冒頭でかならず基礎訓練をやるのだが、そのなかに「体認のエチュード」というものがある。
この「体認」というのは、私が稽古している意拳という中国拳法で使われる言葉だが、自分の身体を認識する、観る、体感する、などを緻密におこなうことを意味している。
朗読するとき、たいていの人は自分の身体のことをかんがえていない。
自分自身の意識がテキストのなかに没入していたり、テキストと頭と口先のあたりだったり、せいぜい呼吸くらいまで意識がおよぶことはあるかもしれないが、ともかく、全身に意識が向いていることはすくない。
しかし、私たちは声・言葉を発するとき、通常は全身をそれに加担させているのだ。
そこにはその人自身の声のある種のクオリティがある。
朗読するとき、私たちは、日常的におこなっている発声・発音の身体操作を忘れ、硬直化した「読み上げる」動作になってしまう。
テキストを読み上げることと、言葉・声が全身の働きによって表出することとは、まったく質のことなる別の行為といっていい。
現代朗読では、全身を発音・発声・音読に加担させたハイクオリティな表現を追求している。
まったく朗読をやったことがない人も、体認のエチュードを重ねることによって、自分の身体性と発声・音読の関係に気づき、本来自分が自然におこなっている声の表現を朗読においても実現できるようになる。
その方法を現代朗読で提示している。
簡単なことではないかもしれないが、いったんその道筋を理解し、練習方法を身につければ、だれもがすぐれた表現者になれると確信している。
げんに現代朗読協会からは、かつてないユニークでオリジナルな朗読表現者がぞくぞくと誕生している。
注目の現代朗読を体験する方法はふたとおりある。
ひとつは体験講座に参加すること。
体験講座の詳細と申し込みはこちら。
もうひとつは、逐次おこなわれている現代朗読ゼミに体験参加すること。
ゼミ体験参加の詳細と申し込みはこちら。
みなさんのお越しをお待ちしてます。
この「体認」というのは、私が稽古している意拳という中国拳法で使われる言葉だが、自分の身体を認識する、観る、体感する、などを緻密におこなうことを意味している。
朗読するとき、たいていの人は自分の身体のことをかんがえていない。
自分自身の意識がテキストのなかに没入していたり、テキストと頭と口先のあたりだったり、せいぜい呼吸くらいまで意識がおよぶことはあるかもしれないが、ともかく、全身に意識が向いていることはすくない。
しかし、私たちは声・言葉を発するとき、通常は全身をそれに加担させているのだ。
そこにはその人自身の声のある種のクオリティがある。
朗読するとき、私たちは、日常的におこなっている発声・発音の身体操作を忘れ、硬直化した「読み上げる」動作になってしまう。
テキストを読み上げることと、言葉・声が全身の働きによって表出することとは、まったく質のことなる別の行為といっていい。
現代朗読では、全身を発音・発声・音読に加担させたハイクオリティな表現を追求している。
まったく朗読をやったことがない人も、体認のエチュードを重ねることによって、自分の身体性と発声・音読の関係に気づき、本来自分が自然におこなっている声の表現を朗読においても実現できるようになる。
その方法を現代朗読で提示している。
簡単なことではないかもしれないが、いったんその道筋を理解し、練習方法を身につければ、だれもがすぐれた表現者になれると確信している。
げんに現代朗読協会からは、かつてないユニークでオリジナルな朗読表現者がぞくぞくと誕生している。
注目の現代朗読を体験する方法はふたとおりある。
ひとつは体験講座に参加すること。
体験講座の詳細と申し込みはこちら。
もうひとつは、逐次おこなわれている現代朗読ゼミに体験参加すること。
ゼミ体験参加の詳細と申し込みはこちら。
みなさんのお越しをお待ちしてます。
2013年11月6日水曜日
「白い月」打ち合わせ、韓氏意拳
5日間の北海道ツアーからもどって、今日はまだちょっと疲れが残っている感じ。
朝から北海道ツアーのことをブログ記事にして、そのあと、カルメン・マキさんをフィーチャーした公演「白い月、もしくは鳥の歌」の進行台本作り。
曲目や朗読テキスト、そしてげろきょゼミ生の梓と千絵が群読と身体表現で加わってくれるパートのシナリオを作る。
午後、マキさんが羽根木の家に来て、綿密な打ち合わせ。
2時すぎから5時半くらいまでみっちりと。
夜は韓氏意拳の稽古に中野まで行く。
今夜は初心者から上級者まで混じっての講習だった。
私は身体が教えてくれるふくよかな形体についての指導が多くあって、学習が進んだ感じがした。
ほかにも、これはいつもいわれることだが、自分の内実に深く注目することと、それにともなって動きはゆっくりと慎重さが生まれていくということを、さまざまな場面で確認しながら進めていった。
韓氏意拳を始めて約半年、ようやく先生のいっていることがなんとか理解しイメージできるようになったが、まだまだ実践するとうまくいかないことが多い。
が、体認についてはだいぶ密度を増して感受できるようになってきたように思う。
最初のころは2時間半の講習で集中力がとてももたず、後半はヘロヘロになってしまったが、最近は最後まで集中がとぎれることなくしっかりと稽古できるようになってきた。
韓氏意拳の体験講習と、養生功の講習のふたつを、もうすぐ羽根木の家で開催してもらえることになっている。
興味のある方はこちらをどうぞ。
朝から北海道ツアーのことをブログ記事にして、そのあと、カルメン・マキさんをフィーチャーした公演「白い月、もしくは鳥の歌」の進行台本作り。
曲目や朗読テキスト、そしてげろきょゼミ生の梓と千絵が群読と身体表現で加わってくれるパートのシナリオを作る。
午後、マキさんが羽根木の家に来て、綿密な打ち合わせ。
2時すぎから5時半くらいまでみっちりと。
夜は韓氏意拳の稽古に中野まで行く。
今夜は初心者から上級者まで混じっての講習だった。
私は身体が教えてくれるふくよかな形体についての指導が多くあって、学習が進んだ感じがした。
ほかにも、これはいつもいわれることだが、自分の内実に深く注目することと、それにともなって動きはゆっくりと慎重さが生まれていくということを、さまざまな場面で確認しながら進めていった。
韓氏意拳を始めて約半年、ようやく先生のいっていることがなんとか理解しイメージできるようになったが、まだまだ実践するとうまくいかないことが多い。
が、体認についてはだいぶ密度を増して感受できるようになってきたように思う。
最初のころは2時間半の講習で集中力がとてももたず、後半はヘロヘロになってしまったが、最近は最後まで集中がとぎれることなくしっかりと稽古できるようになってきた。
韓氏意拳の体験講習と、養生功の講習のふたつを、もうすぐ羽根木の家で開催してもらえることになっている。
興味のある方はこちらをどうぞ。
北海道旅行記(札幌・小樽)その4
2013年11月5日。
北海道滞在最終日、東京への移動日。
すっきりと晴れたいい天気。
ホテルをチェックアウトして、旧拓銀のビルを改装したホテルのロビーでコーヒー。
ここはオルゴールをたくさん展示していて、オルゴール製造や販売についてのおもしろい話を、喫茶室の女性から聞かせてもらえた。
運河沿いを歩く。
運河で記念撮影するための観光ポイントがあって、そこには中国人の団体がおおぜいで記念撮影していた。
私もパチリ。
さらに海側に向かい、港まで出てみる。
小樽港は大きな港で、沖には立派な岸壁がつづいていて、水平線はすこししか見えない。
おじさんが2、3人、釣りをしている。
なにが釣れるのか聞いてみたら、マメイカとかハゼということだった。
それぞれちがう仕掛けで、思いおもいに釣っている。
なるほど、海の近くに住んでいたら、こんな日にはぶらっと釣りに来れるのだなと、釣りが好きだがもう長くやれていない私としてはかなりうらやましい気がした。
巨大なフェリーが接岸していた。
新潟=小樽と出ていて、これが定期的に通っているらしい。
それだけの物流が日本海側にあるということで、ちょっとびっくりした。
新千歳空港に向かう列車の時間が近づいてきたので、荷物をかついで小樽駅に行く。
駅の横の三角市場に行き、NVC仲間ののぞみさんに教えてもらった川嶋商店で昼食。
三食丼というものがあって、好きなものを3種類トッピングできる。
私はウニ、イクラ、シャケの3点を乗せてもらって、堪能した。
今回の札幌、小樽行きは本当に楽しかったし、2日間にわたる共感的コミュニケーションの研修では自分の能力を存分に使ったという充実感もあった。
これもファシリテーター・フェローズの皆さんが私を呼んでくれたおかげだし、またそこへ導いてくれた江上さんのおかげだ。
また、江上さんがいなければ小樽をこんなに楽しむことはできなかっただろうと思う。
江上さん、みなさん、ありがとうございました。
北海道滞在最終日、東京への移動日。
すっきりと晴れたいい天気。
ホテルをチェックアウトして、旧拓銀のビルを改装したホテルのロビーでコーヒー。
ここはオルゴールをたくさん展示していて、オルゴール製造や販売についてのおもしろい話を、喫茶室の女性から聞かせてもらえた。
運河沿いを歩く。
運河で記念撮影するための観光ポイントがあって、そこには中国人の団体がおおぜいで記念撮影していた。
私もパチリ。
さらに海側に向かい、港まで出てみる。
小樽港は大きな港で、沖には立派な岸壁がつづいていて、水平線はすこししか見えない。
おじさんが2、3人、釣りをしている。
なにが釣れるのか聞いてみたら、マメイカとかハゼということだった。
それぞれちがう仕掛けで、思いおもいに釣っている。
なるほど、海の近くに住んでいたら、こんな日にはぶらっと釣りに来れるのだなと、釣りが好きだがもう長くやれていない私としてはかなりうらやましい気がした。
巨大なフェリーが接岸していた。
新潟=小樽と出ていて、これが定期的に通っているらしい。
それだけの物流が日本海側にあるということで、ちょっとびっくりした。
新千歳空港に向かう列車の時間が近づいてきたので、荷物をかついで小樽駅に行く。
駅の横の三角市場に行き、NVC仲間ののぞみさんに教えてもらった川嶋商店で昼食。
三食丼というものがあって、好きなものを3種類トッピングできる。
私はウニ、イクラ、シャケの3点を乗せてもらって、堪能した。
今回の札幌、小樽行きは本当に楽しかったし、2日間にわたる共感的コミュニケーションの研修では自分の能力を存分に使ったという充実感もあった。
これもファシリテーター・フェローズの皆さんが私を呼んでくれたおかげだし、またそこへ導いてくれた江上さんのおかげだ。
また、江上さんがいなければ小樽をこんなに楽しむことはできなかっただろうと思う。
江上さん、みなさん、ありがとうございました。
北海道旅行記(札幌・小樽)その3
2013年11月4日。
小樽の運河沿いのホテル〈ソニア〉で目がさめる。
天気は曇。
この日はその後、雨が混じったり、夜にはあられが降ったりと、不安定な天候だった。
が、さいわい、傘を買うこともなく、降られずにすんだのは幸運だった。
江上さんとホテルのロビーで落ち合い、画家の松田研さんのアトリエに向かう。
元建具屋の作業場をアトリエにされていて、だるまストーブに火がはいっていた。
とても居心地のいい空間で、ついついのんびりしてしまう。
松田さんは横浜のBゼミの出身で、共通の話題で盛りあがったり、いろいろな話をした。
帰りぎわに作品を一点、プレゼントしていただいた。
とてもうれしくちょうだいし、後日額装しようと思っている。
小樽では有名らしい〈小樽バイン〉というレストランに行って、昼食。
とても栄えた港町だったので、石造りの立派な倉庫がたくさん残っている。
そういう歴史的建造物をそのままレストランや土産物屋、事務所・店舗などに使っていて、それが街の景観と雰囲気を作っている。
小樽バインもそういう店のひとつで、いい雰囲気だった。
海産物を使ったパスタをおいしくいただいた。
いまは廃線になった手宮線という鉄道の線路沿いが公園になっていて、両側には古い建物が残っていておもしろい。
それをずっとたどって、手宮地区にある総合博物館まで歩く。
途中、お茶を一服と思ってはいった店が〈フリーランス〉という老舗のジャズライブハウスで、入口にいきなりカルメン・マキさんの北海道ツアーのチラシがぶらさがっていたり、知った名前のミュージシャンのサインがあったりと、びっくりした。
さらに歩いていくと、運河があらわれ、手宮地区の港へと出た。
ここに小樽市総合博物館がある。
ここは鉄道博物館で、マニアにはたまらない場所なのだろう。
あいにく私は鉄道マニアではないが、蒸気機関車が構内を走っていてそれに乗ったり、それが方向転換する様子を見たりと、楽しませてもらった。
やや強めの雨が降ってきたので、タクシーで市内にもどる。
市内にもどったら晴れてきた。
観光客がたくさんいる、ガラス工芸の店がいっぱいならんでいる通りに行く。
それなりに観光する。
〈ルタオ〉というチーズケーキが有名らしい店にはいって、ケーキとコーヒーでひと息つく。
その後の夜は、昨夜のようにまず〈れがろ〉に行き、そこでけっこうのんびり飲んでから、〈斉藤家〉というこれまたディープな感じの店に行って飲む。
店内に犬のワイヤーフレームのオブジェが飾ってあったり、古い下駄箱がカウンターになっていたりと、おもしろい店で、ここでは焼酎をいただいた。
お勘定をしたら「500円」ということで、チャージもなにも余計なものはなし、飲み物代500円ぽっきり。
江上さんが小樽の方々と夜の街を「回遊」するのが楽しいとおっしゃっていたが、これなら回遊もできるなと思った。
(つづく)
小樽の運河沿いのホテル〈ソニア〉で目がさめる。
天気は曇。
この日はその後、雨が混じったり、夜にはあられが降ったりと、不安定な天候だった。
が、さいわい、傘を買うこともなく、降られずにすんだのは幸運だった。
江上さんとホテルのロビーで落ち合い、画家の松田研さんのアトリエに向かう。
元建具屋の作業場をアトリエにされていて、だるまストーブに火がはいっていた。
とても居心地のいい空間で、ついついのんびりしてしまう。
松田さんは横浜のBゼミの出身で、共通の話題で盛りあがったり、いろいろな話をした。
帰りぎわに作品を一点、プレゼントしていただいた。
とてもうれしくちょうだいし、後日額装しようと思っている。
小樽では有名らしい〈小樽バイン〉というレストランに行って、昼食。
とても栄えた港町だったので、石造りの立派な倉庫がたくさん残っている。
そういう歴史的建造物をそのままレストランや土産物屋、事務所・店舗などに使っていて、それが街の景観と雰囲気を作っている。
小樽バインもそういう店のひとつで、いい雰囲気だった。
海産物を使ったパスタをおいしくいただいた。
いまは廃線になった手宮線という鉄道の線路沿いが公園になっていて、両側には古い建物が残っていておもしろい。
それをずっとたどって、手宮地区にある総合博物館まで歩く。
途中、お茶を一服と思ってはいった店が〈フリーランス〉という老舗のジャズライブハウスで、入口にいきなりカルメン・マキさんの北海道ツアーのチラシがぶらさがっていたり、知った名前のミュージシャンのサインがあったりと、びっくりした。
さらに歩いていくと、運河があらわれ、手宮地区の港へと出た。
ここに小樽市総合博物館がある。
ここは鉄道博物館で、マニアにはたまらない場所なのだろう。
あいにく私は鉄道マニアではないが、蒸気機関車が構内を走っていてそれに乗ったり、それが方向転換する様子を見たりと、楽しませてもらった。
やや強めの雨が降ってきたので、タクシーで市内にもどる。
市内にもどったら晴れてきた。
観光客がたくさんいる、ガラス工芸の店がいっぱいならんでいる通りに行く。
それなりに観光する。
〈ルタオ〉というチーズケーキが有名らしい店にはいって、ケーキとコーヒーでひと息つく。
その後の夜は、昨夜のようにまず〈れがろ〉に行き、そこでけっこうのんびり飲んでから、〈斉藤家〉というこれまたディープな感じの店に行って飲む。
店内に犬のワイヤーフレームのオブジェが飾ってあったり、古い下駄箱がカウンターになっていたりと、おもしろい店で、ここでは焼酎をいただいた。
お勘定をしたら「500円」ということで、チャージもなにも余計なものはなし、飲み物代500円ぽっきり。
江上さんが小樽の方々と夜の街を「回遊」するのが楽しいとおっしゃっていたが、これなら回遊もできるなと思った。
(つづく)
北海道旅行記(札幌・小樽)その2
2013年11月2日。
この日は朝から、NPO法人ファシリテーター・フェローズ主催の「共感的コミュニケーション研修会」の講師の仕事。
札幌駅近くのホテルを出て、地下鉄南北線で会場の〈市民活動プラザ星園〉の最寄りの中島公園駅まで行く。
少し早めに出たので、ちょっとだけ中島公園に立ち寄って、紅葉を楽しむ。
中島公園は紅葉が有名でもある。
ここで江上さんと落ち合って、研修会場に向かい、夕方5時までみっちり研修。
その模様はすでにこちらに書いたので省略。
夜の交流会ではジンギスカンとビールをたっぷりと楽しんで、夜中にホテル戻り。
そのままバタリ。
2013年11月3日。
共感的コミュニケーションの研修会、二日め。
やはりちょっと早めにホテルを出て、中島公園へ。
昨日より奥のほうにある重要文化財の〈豊平館〉のところまで行ったが、残念なことに改修工事中で閉館。
日本庭園などを散策して、研修会場へ。
夕方4時すぎまでみっちり研修。
スタッフミーティングが終わるのを待って、江上さんとJRで小樽に移動。
江上さんは小樽(の夜)が大好きで、札幌で仕事があるときもかならず小樽に泊まるのだ。
小樽駅からだらだら坂を海のほうへとくだり、運河沿いにあるホテル〈ソニア〉に投宿。
古いが、とても感じのいい、こじんまりしたホテルだった。
しかも運河が見えない部屋だと1泊3,500円という激安。
別のホテルに泊まっていた江上さんもびっくりしていた。
部屋に荷物を置いて、江上さんに案内してもらって、夜の小樽の街を散策。
寿司を食べようということで、行ってみたが、目当ての寿司屋は休みだった。
ファシリテーター・フェローズのスタッフの人からすすめられていた回転寿司の〈函太郎〉という大きな店に行ってみた。
ここがなかなかおいしくて、びっくりした。
とくに地元でしか食べられない八角という魚や、シマソイ、ニシンの寿司など、楽しませてもらった。
江上さんがかならず行くという、出抜小路にある〈れがろ〉というバーへ。
ここは女性のバーテンダーがやっている店で、かおるさんという名前だった。
とてもきちんとした、お酒のプロといった感じの方で、安心感がある。
ここで江上さんの友だちで画家の松田研さんに紹介される。
素朴なかたで、いっぺんに好きになってしまった。
〈れがろ〉のあと、〈ココペリ〉という立ち飲みバーへ。
常連さんが多い小さな店だったが、ここも安心感のあるバー。
ついつい飲みすぎてしまった。
酔っぱらってホテル帰着。
そのままバタリ。
(つづく)
この日は朝から、NPO法人ファシリテーター・フェローズ主催の「共感的コミュニケーション研修会」の講師の仕事。
札幌駅近くのホテルを出て、地下鉄南北線で会場の〈市民活動プラザ星園〉の最寄りの中島公園駅まで行く。
少し早めに出たので、ちょっとだけ中島公園に立ち寄って、紅葉を楽しむ。
中島公園は紅葉が有名でもある。
ここで江上さんと落ち合って、研修会場に向かい、夕方5時までみっちり研修。
その模様はすでにこちらに書いたので省略。
夜の交流会ではジンギスカンとビールをたっぷりと楽しんで、夜中にホテル戻り。
そのままバタリ。
2013年11月3日。
共感的コミュニケーションの研修会、二日め。
やはりちょっと早めにホテルを出て、中島公園へ。
昨日より奥のほうにある重要文化財の〈豊平館〉のところまで行ったが、残念なことに改修工事中で閉館。
日本庭園などを散策して、研修会場へ。
夕方4時すぎまでみっちり研修。
スタッフミーティングが終わるのを待って、江上さんとJRで小樽に移動。
江上さんは小樽(の夜)が大好きで、札幌で仕事があるときもかならず小樽に泊まるのだ。
小樽駅からだらだら坂を海のほうへとくだり、運河沿いにあるホテル〈ソニア〉に投宿。
古いが、とても感じのいい、こじんまりしたホテルだった。
しかも運河が見えない部屋だと1泊3,500円という激安。
別のホテルに泊まっていた江上さんもびっくりしていた。
部屋に荷物を置いて、江上さんに案内してもらって、夜の小樽の街を散策。
寿司を食べようということで、行ってみたが、目当ての寿司屋は休みだった。
ファシリテーター・フェローズのスタッフの人からすすめられていた回転寿司の〈函太郎〉という大きな店に行ってみた。
ここがなかなかおいしくて、びっくりした。
とくに地元でしか食べられない八角という魚や、シマソイ、ニシンの寿司など、楽しませてもらった。
江上さんがかならず行くという、出抜小路にある〈れがろ〉というバーへ。
ここは女性のバーテンダーがやっている店で、かおるさんという名前だった。
とてもきちんとした、お酒のプロといった感じの方で、安心感がある。
ここで江上さんの友だちで画家の松田研さんに紹介される。
素朴なかたで、いっぺんに好きになってしまった。
〈れがろ〉のあと、〈ココペリ〉という立ち飲みバーへ。
常連さんが多い小さな店だったが、ここも安心感のあるバー。
ついつい飲みすぎてしまった。
酔っぱらってホテル帰着。
そのままバタリ。
(つづく)
北海道旅行記(札幌・小樽)その1
何年ぶりだろう、北海道に行ってきた。
札幌でNPO法人ファシリテーター・フェローズ主催の共感的コミュニケーション研修会で講師をつとめることが目的だったが、それ以外にもいろいろ楽しかった。
2013年11月1日。
午前中、羽田空港に行き、新千歳空港行きのANA便に搭乗。
お昼すぎに新千歳空港に到着、札幌へJRの空港ライナーで移動。
列車の窓からは紅葉真っ盛りの風景が見えた。
ホテルにチェックインして荷物を預け、昼の腹ごしらえをすべく札幌駅周辺の地下街へ。
それにしても、札幌の街は東京とあまり雰囲気は変わらないなあ。
全国チェーン店の看板ばかりが目立つ。
周辺の店が閑散としているなか、なんだかやけに混んでいる店に期待してはいって、蕎麦と帯広豚丼のセットを食べる。
味はかなり残念な感じ。
なんでこんなに混んでいるのかと思ったら、どうやらその店は喫煙者のたまり場になっているらしく、まわりはバンバン煙草を吸っている。
煙草が苦手で、蕎麦の味にうるさい私にとっては、もっとも残念な状況。
そんな感じで、いきなり気をそがれていると、今回の旅のきっかけを作ってくれた友人の江上さんからコール。
すこし遅れて到着した江上さんと、駅で合流した。
たぶん20年ぶりくらいに来た札幌だが、前回に来たとき北海道大学の構内を歩いて楽しかったのをかすかに覚えているので、今回も北大に行ってみたいと江上さんに希望した。
いっしょに駅の北側にある北大の敷地へと向かう。
しばらく歩くと、紅葉の最終段階にあるそれはそれはゴージャスな風景の北大の敷地が見えてきた。
足を踏みいれると、さまざまな種類のカエデや桜、ツタ、ドウダンツツジ、ナナカマド、そしてイチョウの黄金色。
これこれ、これが札幌。
有名なポプラ並木を探して歩いていると、突然、樹の上から鳥がポトッと落ちてきた。
知らない種類だが、雀よりやや大きい鳥。
それが首がまがって、血を流して動かない。
江上さんが拾い上げて、近くの生協の事務所まで持っていったが、どうすることもできない。
外に出て、だれか自転車かバイクに乗っている学生に、北の端にある獣医学部まで届けてもらおうとしていたら、いきなり目をさまして、飛び立っていった。
かなり驚いたが、なにかのショック症状で気を失っていただけなのだろう。
よかった。
ポプラ並木を見てから、そろそろ暗くなってきた街を、江上さんの案内でワインの店に行く。
これがなかなか素敵な店で、ワインとつまみを堪能しながら、ゆっくり話ができた。
今回の旅はすべてに渡って、江上さんに大感謝なのだ。
ホテルに戻る途中、大通り公園の札幌時計台にお約束で立ち寄る。
以前来たときも、見た記憶があるが、そのときよりも今回はかなり立派な感じに見えたのはなぜだろう。
(つづく)
札幌でNPO法人ファシリテーター・フェローズ主催の共感的コミュニケーション研修会で講師をつとめることが目的だったが、それ以外にもいろいろ楽しかった。
2013年11月1日。
午前中、羽田空港に行き、新千歳空港行きのANA便に搭乗。
お昼すぎに新千歳空港に到着、札幌へJRの空港ライナーで移動。
列車の窓からは紅葉真っ盛りの風景が見えた。
ホテルにチェックインして荷物を預け、昼の腹ごしらえをすべく札幌駅周辺の地下街へ。
それにしても、札幌の街は東京とあまり雰囲気は変わらないなあ。
全国チェーン店の看板ばかりが目立つ。
周辺の店が閑散としているなか、なんだかやけに混んでいる店に期待してはいって、蕎麦と帯広豚丼のセットを食べる。
味はかなり残念な感じ。
なんでこんなに混んでいるのかと思ったら、どうやらその店は喫煙者のたまり場になっているらしく、まわりはバンバン煙草を吸っている。
煙草が苦手で、蕎麦の味にうるさい私にとっては、もっとも残念な状況。
そんな感じで、いきなり気をそがれていると、今回の旅のきっかけを作ってくれた友人の江上さんからコール。
すこし遅れて到着した江上さんと、駅で合流した。
たぶん20年ぶりくらいに来た札幌だが、前回に来たとき北海道大学の構内を歩いて楽しかったのをかすかに覚えているので、今回も北大に行ってみたいと江上さんに希望した。
いっしょに駅の北側にある北大の敷地へと向かう。
しばらく歩くと、紅葉の最終段階にあるそれはそれはゴージャスな風景の北大の敷地が見えてきた。
足を踏みいれると、さまざまな種類のカエデや桜、ツタ、ドウダンツツジ、ナナカマド、そしてイチョウの黄金色。
これこれ、これが札幌。
有名なポプラ並木を探して歩いていると、突然、樹の上から鳥がポトッと落ちてきた。
知らない種類だが、雀よりやや大きい鳥。
それが首がまがって、血を流して動かない。
江上さんが拾い上げて、近くの生協の事務所まで持っていったが、どうすることもできない。
外に出て、だれか自転車かバイクに乗っている学生に、北の端にある獣医学部まで届けてもらおうとしていたら、いきなり目をさまして、飛び立っていった。
かなり驚いたが、なにかのショック症状で気を失っていただけなのだろう。
よかった。
ポプラ並木を見てから、そろそろ暗くなってきた街を、江上さんの案内でワインの店に行く。
これがなかなか素敵な店で、ワインとつまみを堪能しながら、ゆっくり話ができた。
今回の旅はすべてに渡って、江上さんに大感謝なのだ。
ホテルに戻る途中、大通り公園の札幌時計台にお約束で立ち寄る。
以前来たときも、見た記憶があるが、そのときよりも今回はかなり立派な感じに見えたのはなぜだろう。
(つづく)
2013年11月5日火曜日
札幌での二日間の共感的コミュニケーション研修会
札幌での共感的コミュニケーション研修会の講師の仕事を終えて、東京に戻ってきた。
NPO法人ファシリテーター・フェローズ主催の研修会で、二日間、札幌の〈星園〉という元小学校の施設で開催された。
11月2日には一般向け研修会、3日には会員向けの研修会。
3日の夜は、お世話してくれた理事の江上さんと小樽に移動し、夜の街を引き回してもらった。
4日に東京に帰るつもりだったが、連休最終日で飛行機が取れず、滞在を1日延ばして小樽観光。
そして今日、東京に戻ってきた。
研修会は両日とも、参加者は福祉、教育、医療といった、いわゆる対人援助職の人がほとんどで、初日は約30人が参加。
共感的コミュニケーションの原理とプロセスをレクチャーしたあと、いろいろなやり方で実際に練習してもらう。
また、現場での対人関係の問題や悩みも聞かせてもらい、プロセスに沿って問題解決の方法をみんなでいっしょに考えたりレクチャーしたりもした。
ファシリテーター・フェローズではこれまで継続的にリーダーシップ・プログラムの研修をおこなってきたが、コミュニケーションに特化した研修会は今回が初めてということだった。
そのせいか、最初はなかなか共感スキルのプロセスになじみにくかったり、「感情」や「価値」など自分に内在するものに意識を向けることやそれを明確化して把握することが難しかったりしたかもしれない。
丸一日の研修でどこまで伝えきれたのか、私自身もちょっと自信がなかったのだが、その意味でも何度かやらせてもらえるとうれしいなと思った。
そのチャンスが今後あるかどうかは不明だが。
その夜は近くのキリンビールの巨大なビアホールで、ジンギスカンの飲み食べ放題コースでみなさんと交流会。
同席した会員のKさんが、実に手際よくジンギスカンの世話をしてくれたので、本場のジンギスカンをたっぷりと堪能できた。
交流会では参加者の共感スキルにたいするニーズもすこし聞かせてもらって、二日めの研修会に生かすことができた。
二日めはNPO会員限定の研修会だったが、初日の参加者のなかから会員になって引きつづき受講される方も数人いらして、参加者は約20名となった。
初日に伝えきれなかったことや、主催者側からもっと実習を増やしてほしいという要望もあったので、ワークを増やして内容をより深めていくことを心がけた。
皆さんの実際の事例、こちらが用意したワーク、例題などを、グループで作業してもらいながら進めていった。
午後4時すぎ、終了。
終わってから感じたのは、二日間というのは参加者も講師もかなりヘビーな密度だったが、それでもまだまだ伝えたいこと、理解してもらいたいことがあって、私ができることは終わったけれど、参加のみなさんにはぜひ日常生活のなかで共感スキルを高める練習をつづけてほしい、ということだった。
練習の方法については伝えたつもりなので、ぜひやってみて、わからないことがあればメールでもFacebookでもTwitterでも、私につながる方法はいろいろあるので、活用してほしいものだ。
最後に、共感的コミュニケーションのことをじっくり伝えるこのような機会を作ってくれたファシリテーター・フェローズの皆さんと参加者の方々、そしてとりわけ江上厚さんには深く感謝したい。
みなさん、ありがとうございました。
NPO法人ファシリテーター・フェローズ主催の研修会で、二日間、札幌の〈星園〉という元小学校の施設で開催された。
11月2日には一般向け研修会、3日には会員向けの研修会。
3日の夜は、お世話してくれた理事の江上さんと小樽に移動し、夜の街を引き回してもらった。
4日に東京に帰るつもりだったが、連休最終日で飛行機が取れず、滞在を1日延ばして小樽観光。
そして今日、東京に戻ってきた。
研修会は両日とも、参加者は福祉、教育、医療といった、いわゆる対人援助職の人がほとんどで、初日は約30人が参加。
共感的コミュニケーションの原理とプロセスをレクチャーしたあと、いろいろなやり方で実際に練習してもらう。
また、現場での対人関係の問題や悩みも聞かせてもらい、プロセスに沿って問題解決の方法をみんなでいっしょに考えたりレクチャーしたりもした。
ファシリテーター・フェローズではこれまで継続的にリーダーシップ・プログラムの研修をおこなってきたが、コミュニケーションに特化した研修会は今回が初めてということだった。
そのせいか、最初はなかなか共感スキルのプロセスになじみにくかったり、「感情」や「価値」など自分に内在するものに意識を向けることやそれを明確化して把握することが難しかったりしたかもしれない。
丸一日の研修でどこまで伝えきれたのか、私自身もちょっと自信がなかったのだが、その意味でも何度かやらせてもらえるとうれしいなと思った。
そのチャンスが今後あるかどうかは不明だが。
その夜は近くのキリンビールの巨大なビアホールで、ジンギスカンの飲み食べ放題コースでみなさんと交流会。
同席した会員のKさんが、実に手際よくジンギスカンの世話をしてくれたので、本場のジンギスカンをたっぷりと堪能できた。
交流会では参加者の共感スキルにたいするニーズもすこし聞かせてもらって、二日めの研修会に生かすことができた。
二日めはNPO会員限定の研修会だったが、初日の参加者のなかから会員になって引きつづき受講される方も数人いらして、参加者は約20名となった。
初日に伝えきれなかったことや、主催者側からもっと実習を増やしてほしいという要望もあったので、ワークを増やして内容をより深めていくことを心がけた。
皆さんの実際の事例、こちらが用意したワーク、例題などを、グループで作業してもらいながら進めていった。
午後4時すぎ、終了。
終わってから感じたのは、二日間というのは参加者も講師もかなりヘビーな密度だったが、それでもまだまだ伝えたいこと、理解してもらいたいことがあって、私ができることは終わったけれど、参加のみなさんにはぜひ日常生活のなかで共感スキルを高める練習をつづけてほしい、ということだった。
練習の方法については伝えたつもりなので、ぜひやってみて、わからないことがあればメールでもFacebookでもTwitterでも、私につながる方法はいろいろあるので、活用してほしいものだ。
最後に、共感的コミュニケーションのことをじっくり伝えるこのような機会を作ってくれたファシリテーター・フェローズの皆さんと参加者の方々、そしてとりわけ江上厚さんには深く感謝したい。
みなさん、ありがとうございました。
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