2014年2月5日水曜日

街猫写真展オープニングイベントに出演(した)

昨日の夜は下北沢〈Com.Cafe 音倉〉でおこなわれた陣城太郎「街猫写真展」のオープニングイベントに、助っ人としてげろきょのみんなと出演してきた。

陣さんは私の友人だが、NVCのコアメンバーである久美子さんのパートナーでもある。
ずっと街猫の写真を撮っていて、それがあまりにすばらしいので、写真展をやろうという企画が持ちあがったとき、私が会場の候補をいくつか提案し、結局音倉に決まったのだった。
そんなわけで、写真展には全面的に協力している。
ほかにもげろきょの野々宮卯妙、山田みぞれ、上山根夏美が協力してくれた。

羽田で思わぬ足止めを食らったが、16時すぎには羽根木の家に直行し、軽く打ち合わせ。
リハーサルはしない。
朗読パフォーマンスをやることになっているのだが、萩原朔太郎の「猫町」を構成した原稿はすでに渡してある。

プロジェクターを使って写真をステージに投影することになっているのだが、RGBケーブルをあたらしいMacBookにつなぐアダプターを私が持っていくことになっていたのだった。
これは以前、羽根木の家か音倉かどちらかわからないが、使ったとき以来、行方不明になっているものだ。
やむをえず、予備を一本購入したはずだが、どこにしまったのか思い出せない。
羽根木の家を家捜ししたが、見つからない。
自宅だろう、ということで、みぞれちゃん・夏美ちゃんに先に音倉に向かってもらって、私は自宅にもどってアダプター捜し。

あちこち捜したが見つからず、あきらめて店のMacにデータを移してそこから操作してもらうことになった。
その連絡をした直後、もう一度捜してみたら、あった。
アダプターの形状のものを捜していたのだが、じつは買ってケースに入れたまましまっていたのだ。
箱にはいっていた。

Appleの常で、かっこいい箱にはいっていて、蓋がテーピングしてある。
それをカッターで切ろうとして、やっちまった。
通常のテーピングはカッターですっと切れるのだが、Appleのはかなりしっかりしたテープであることを忘れていた。
つい力を入れすぎてしまい、それがすべって、左手の親指甲をはすに切りこんだ……じゃなくて、親指の爪の付け根をざっくりと切ってしまい、鮮血ぽたぽた。
自分の指をテーピングすることになった。

17時半くらいに音倉入り。
すでに陣さんと久美子さんが来て、機材のセッティングをしていた。
Ustreamの中継もすることになっていたのだ。
もちろん、会場には猫の写真がしっかりと飾られている。

プロジェクターのケーブルは無事に接続できた。
ピアノを弾いてみたら、痛みはあるが、なんとか演奏できそうだ。
ただし「左手の親指はなるべく使わない奏法」になる。

19時前後からお客さんがやってきて、知り合いに挨拶など。
NVC仲間のようこさんやのぞみさん、しげこさん、献ちゃんもちょっと遅れて来てくれた。
いつも来ていただく川橋さんは、風邪をひいておられたとのことで、やややつれた感じがして心配だったが、もうほとんど完治されたということで安心した。
FBのページを見て来られた方や、陣さんのフォロワーの方などもいらした。

19時半、久美子さんの司会でイベントがスタート。
最初は陣さんの撮った猫写真をプロジェクターで投影したのを見ながら、私がピアノ演奏。
初めて見る映像で、それに触発されながら即興で演奏。
映像を見ながら演奏するのはこれまで何度も経験があるが、猫を見ながらやるのは初めてだった。
なかなか楽しかった。

それが終わってから、陣さんとのトーク。
猫写真を撮るようになったきっかけとか、撮るコツとか、これまでのエピソードとか、お客さんからの質問コーナーとか。
撮るコツを教示してもらったとき、夏美ちゃんに猫役をやってもらったりして、おもしろかった。

少し休憩して、後半は朗読パフォーマンス。
野々宮、みぞれ、夏美の3人の自由自在なパフォーマンスと私のピアノの共演。
これも楽しかったなあ。
終わってから陣さんが感涙していたのが、私にもぐっときた。
Ustreamで観てくれていた人もたくさんいたようだった。

ご来場いただいた方々、げろきょのみんな、そして久美子さんと陣さん、おつかれさまでした。
写真展の会期は今月いっぱいあるので、興味がある方は音倉まだランチやお茶がてら行ってみてください。