2014年2月5日水曜日

北陸からの移動は羽田でスタック

昨日は北陸の実家から東京への移動。
雪もなく、順調に飛ぶ予定だったが、小松空港ですでに怪しい予感が。
猛烈な吹雪になって、放水車がフライト予定の飛行機の翼部分の除雪をはじめた。
吹雪にあおられながらもなんとか離陸したが、今度は羽田がかなりの悪天候という。
これもグラグラしながらなんとか着陸。
ところが駐機スポットではなく、滑走路のわきの変なところで停まったきり、動かない。

しばらくすると機長からアナウンスがあり、悪天候で出発予定の飛行機がスポットから出られず、全部詰まっているのだという。
空きができしだいスポットに着けるという。
そんなこといったって、悪天候で、見たところ離陸する飛行機はまったくない。
そのかわり、続々と着陸する飛行機がやってくる。

先の見込みもないまま、30分、1時間とすぎていく。
私は夜に下北沢でライブイベントの予定があったが、まだ時間はたっぷりあったので落ち着いていられた。
とはいっても、イベントのためのリハーサルは完全に遅刻だ。

飛行機が動いた、と思ったら、別の駐機場というか空き地に移動しただけだった。
バスでもなんでも迎えに来てくれておろしてくれればいいのに、と思ったが、なにか事情があるのだろう。
乗客はすくなくて、だれも騒ぐ人はいない。
しきりに仕事先に電話をかけている人はいたが。
私は手持ちのガルシア=マルケスの自伝を、けっこうたっぷりじっくり読めてあきなかった。

およそ2時間後、ようやくバスが迎えにきて、ターミナルの到着ゲートをくぐることができた。
飛行機にかぎらず、天候に左右される長距離移動は、日時に余裕をもっておかないと危険だ。
さいわい、2時間遅れですんだので、午後4時すぎには世田谷の羽根木の家に到着。
ちょっとだけ打ち合わせして、5時すぎには下北沢のイベント会場〈Com.Cafe 音倉〉に移動できた。