いつまでも咳がとれず、息苦しいのと、すこし動くととたんに息切れするので、以前かかった肺炎の心配をして下北沢の内科医院まで行ってきた。
検温したら36.7度。
平熱が35.5度くらいなので、やや熱っぽいということか。
聴診器などで診察を受けて、念のためにレントゲンを撮ることになった。
最近は撮ったらすぐにモニターで確認できる。
幸い、肺炎にはなっていない。
しかし、気管支炎という診断。
以前、マイクプラズマ肺炎にかかったことがあって、あのときはつらかった。
あれにかかると、その後も気管支炎になりやすいこともあるそうだ。
気管支に炎症があるので、どうしても息を大きく吸いこみにくい。
大きく息を吸いこむと、咳きこみそうになってしまうので、無意識に呼吸を押さえてしまう。
その結果、血中酸素濃度は95パーセントと出た。
これもまた、最近は非常に簡単な装置ですぐに計測できる。
結局、咳止め、痰切り、抗生剤など出してもらった。
薬は極力飲まないのだが、とにかく咳を押さえて大きく呼吸をし、血中酸素濃度を低下させないようにしたい。
呼吸さえ自由にできれば、あとは呼吸法でなんとか乗りきろう。
あらためて呼吸法の大切さを知った日であった。
呼吸法と発声、音読による表現、そして共感的コミュニケーションという3本の柱を持つ音読療法は、大変すぐれた健康法で、私が毎日いきいきとほがらかにすごすことができているのはこれのおかげだ。
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