2014年2月12日水曜日

喉風邪ぎみ、韓氏意拳の稽古

一昨日くらいから喉がイガイガしてタンがからみ、いやな感じだったのだが、今日はちょっと空咳っぽいのが出てきた。
風邪っぽいが、熱があって寝込むというほどではない。
なんとかこのままやりすごしたい。

免疫系に仕事してもらうために、なるべく過度な食事はひかえ(とくに糖質の摂取をひかえる)、できるだけ安静にしてすごす。
だいたい部屋にいて仕事し、食料品の買い物と羽根木の家に一度出かけたのみ。
それにしても、今日は日中も冷えこんでいた。
ガスファンヒーターをつけているのだが、温風があたらないところは冷え冷えとする。

それでも体調の悪化はなんとかまぬがれそうなので、夜は予定どおり、中野まで韓氏意拳の稽古に出かけた。
今夜は会員限定クラスだったので、形体訓練と基礎試力という基本的な稽古をしっかりとおこないつつ、「技撃」という拳法らしい側面との関連性を多く見せてもらうことができた。
一見、武術らしからぬ形体訓練や平歩站椿といった練習方法が、じつは技撃そのものにダイレクトにつながっているのだという理解ができたとき、韓氏意拳の訓練体系のすばらしさがわかったような気がしたが、今夜もそれを多く確認できた。

韓氏意拳はまだまだマイナーな武術で、日本ではあまり知る人はいないが、稽古に参加している人はじつにさまざまな職種がある。
以下はあくまで私の印象だが、一番多いのが、整体の仕事をされているような、人の身体と向かい合うことが多い方。
つぎに多いように思うのが、私のように「表現」をやっている人。
私以外にもピアニストの方がいる。
また、ビオラ奏者の方、ダンスの先生、ヴォイスパフォーマー、歌手といった方が稽古にいらしていて、おもしろい。
やってみればわかりますが、自分の身体と深く、緻密に向かい合う韓氏意拳は、表現の場において大変有用で有効だと感じる。

今週末土曜日15日は、羽根木の家で韓氏意拳の体験講習会ショートクラスがふたコマ開催される。
ショートクラスなので初めての方も参加しやすいかもしれない。
定員まであとわずかなので、興味のある方はお早めにどうぞ。
詳細と参加申し込みはこちら