MacBook Air 11" を使いはじめてそろそろ一か月がたとうとしている。
さまざまなシーンで使い倒してきたが、不満というほどの不満はほとんどない。
電池の保ちも意外にいい。これは、使わないときは気楽に「パタン」と蓋を閉じてサスペンドにしておくので、無駄な消費が少ないということもあるのだろう。あれだけの薄い筐体なのだから、バッテリーがひ弱なことは当然で、その点はある程度覚悟していたことだが、まったくストレスはない。
当初は用心していちいちACアダプタを持ち出していたが、一日程度の外出なら不要だ。つまり、ますます荷物は少なくてすむ。
意外というか、評判には聞いていて半信半疑だったのだが、処理速度が大変速い。
私は MacBookPro と併用しているが、体感では MacBookPro よりもAirのほうが処理は早い。そしてスタートと終了処理は実際に圧倒的にAirのほうが速い。
こういうことが使い勝手の印象を大きく左右する。
最大のアドバンテージは、いうまでもないが、圧倒的な薄さと軽さ。いつ、どこへ行くにも、ひょいとつまんでカバンに放りこむ。
ちょっとした隙間時間に、メール処理やら、執筆やら、映像や音声編集の続きができてしまう。作業効率があがったばかりではなく、「いまここで仕事ができたら」と、頭が「仕事モード」になった瞬間に仕事できることが気持ちいい。
キーボードが小さいので、もちろん MacBookPro のほうが文字入力などいろいろな処理はやりやすい。だから、家ではProのほうを使っている。
作業中のデータはDropboxやSugarSyncなどのサービスに置いてあるので、まったくシームレスに行ったり来たりできる。
もうひとつの私の課題は、12月10日と11日に愛知県芸術劇場でおこなわれる公演で、音楽機材としてAirがどこまで使えるか、あらかじめ検証しておくことだ。いまのところ、不安材料はほとんどない。