5時、起床。昨日、早めに寝たら(9時すぎくらい)、夜中の2時とか3時に何回か目がさめてしまったのを、無理矢理5時まで引っ張った。
昨夜作った音倉「Kenji」公演のスライドショーを、ムービーファイルに落とす作業。これがあとで役に立った。ムービーに落としたついでに、音楽を入れて、YouTubeにupしておく。
10時、羽根木の家まで自転車で。
来たのはいいが、MacBookから映像を出すためのアダプタがない。前回「特殊相対性の女」で大枚はたいて購入したのに、どこにしまったんだろう。ケーブルはある。これにくっついてると思っていたのに。やむをえず、自前のコンピューターから映像を出すのはあきらめて、ムービーファイルを音倉のMacに移してそちらから流してもらうことにした。ムービーファイルを作っておいてよかった。
とくちさんが手伝いに来てくれたので、荷物を持って(今回はたいした分量ではない)いっしょに下北沢まで歩いていく。
11時、会場入り。
まずは照明セッティング。今回は照明スタッフがいないので、野々宮に臨時にやってもらうことになった。
出演者が多いので、場所確認のためのチェックリハ。
昼食後、照明を確認しながらの通しリハーサル。
14時、開場。
予約してくれた人のほかに、予約なしの飛びこみのお客さんが思ったより多く、結局満席になった。
15時、開演。ちょっとだけ前振りをしゃべってから、スタート。
演目は、実際にやってみたら50分弱しかなかったが、そのせいもあったのか、お客さんは最後まで集中してついてきてくれたようだ。大きなハプニングもなく(残念)、しかしみんな自由にのびのびとやれたようだ。
終わってから、当日パンフに掲載してあった「星めぐりの歌」をお客さんといっしょに歌う。
18時まで待ち時間。
夜の部はもうすこしゆったりと、しかしメリハリをつけてやろう、という話をする。
18時、開場。
昼の部よりお客さんは少なめ。が、それでもそこそこ入ってくれた。遠方からいらしてくれた方も。
19時、開演。
昼より全員がリラックスしていて、自由度が増している。どんどんハプニングが起こってほしいところだが、そう都合よくはいかない。が、昼の部の上演時間がかなり短かったので、それを長引かせるというわけではないが、今回もまったく本来業務とは関係のない照明や制作スタッフに回ってくれて、いつも割の合わない仕事を引き受けてくれる野々宮に、「ハプニング」の部分を引き受けてもらう形で、「飛び入り朗読」というのをひそかに用意した。
まったくシナリオにない朗読を、私のピアノ演奏のタイミングで野々宮に飛び入りしてもらい、やったもらった。ほかの出演者はびっくりしただろう。が、いろいろな配慮があったということで、許してほしい。
終演後も撤収が惜しいほどなごやかな雰囲気で談笑が続いていたが、心を鬼にして撤収。
参加者、来場者、ともに充実感のあるライブだったように感じて、ひとつ、山を越えた気分だ。
とはいえ、このあと、21日の豊明のイベント、12月3日の喜久田中学校の「Kenji」とワークショップ、名古屋のワークショップと12月10日から始まる「Ginga」「沈黙の朗読」「特殊相対性の女」、それらの演目や学曲の準備やらと、またまだ気の抜けない日々があと1か月以上はつづく。