身体には痛みがたかまっている。
気持ちも重く、無理矢理奮い立たせようとしている気がして、それはもちろん自分の本心ではない。
周りを見回してみれば自分に誠実、正直に生きている人ばかりいるよ。
こんなにいい天気なのに、どうやれば楽になるのかばかりを考えている。
昨日は花農園に勤め始めた友人から、とても大きな花束が届いた。
迫力があって、きれいであるばかりか、存在感がある。
花は切られてなお、今を精一杯咲き誇っている。
淀んだ苦しみの中で、正直に生きることができるのだろうか。
今日もまた車椅子にのせてもらい、散歩に連れて行ってもらうのがささやかな楽しみだ。
From editor
自分に正直であること。
それが解放への道なのではないかと思いました。
解放されたい、でも解放できるのは自分だけ。
自分に正直であるかどうかがわかるのは自分だけ。
無防備であること、正直であることが、やっぱりなにより大事なんだなあと思います。
その探求を支えてもらう準備もできている、今できっと良かったのだろうと思います。
もうちょっと気づくのが早いと良かったかなあと思わないでもないですが。