(Photo by 丸山朋広)
11月6日に「あなたはこれをなんと呼ぶか?」というメッセージを書いたが、その後、いろいろと揺れ動く。つまり現代朗読協会がおこなっている表現行為の呼称について。
「朗読」という言葉がはいることによって生じる問題をいくつか指摘した。が、その後、げろきょの皆さんと議論したりして、考えが変わりつつある。
現代日本における「朗読」という表現に対するイメージが、一般的にあまりに固定的/限定的であり、その言葉を使うことによって私たちのライブや公演を観に来る人たちが失望したり嫌悪したりすることについて問題意識を持っていたが、考え方を転換してみることにする。
ほとんど一般社会に対して影響力がない私たちにとっては難しい仕事ではあるが、
「こういうのも朗読の一種なんですよ。朗読とは本来、こんなに自由で楽しいものなんですよ」
というメッセージと実演を発信しつづけていくことが大事なのではないか。
朗読から私たちが出ていくのではなく、そこにとどまって朗読を取り囲んでいる堅牢なイメージ枠を壊す。朗読のほうから文学や音楽や美術といったジャンルに乗りこんでいく。
◎直近の現代朗読協会のゼミ/ワークショップ/イベント
いずれも見学歓迎です。
・11月11日(水)19:00-21:00 ベーシックコース(5)
・11月12日(木)10:30-12:30 現代朗読入門クラス
・11月12日(木)14:00-16:00 現代朗読ゼミ
・11月15日(日)14:00-17:00 「朗読はライブだ!」ワークショップ(5)
・11月15日(日)18:00-20:00 現代朗読ゼミ
・11月22日(日)14:00-17:00 「朗読はライブだ!」ワークショップ(最終)
・11月24日(火)19:00-21:00 現代朗読ゼミ
・11月25日(水)19:00-21:00 ベーシックコース(6)
・11月26日(木)10:30-12:30 現代朗読入門クラス
・11月27日(金)11:00-13:00 現代朗読ゼミ
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