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2019年9月19日木曜日

受付を終了します/講座を収束します

本当にうれしいことだが、名古屋で明日・9月20日に開催する現代朗読のワークショップの参加者がどんどん増えて、これ以上増えると全員に目が行き届かなくなる心配もあるし、映画撮影にも支障が出るかもしれないと思い、受付を終了した。

これまで毎月開催してきたワークショップの延長線上にあるものだが、これまでは会場は天白の〈アロマファン〉という水野生惠さんの個人民家スペースを借りておこなっていた。
こちらだとキャパは10人以内。
それでも毎回楽しく群読ワークをおこなっていた。

今回、場所を栄の音楽練習スタジオに移しておこなうことにした。
グランドピアノがあり、椅子をならべて人を入れるだけだったら50人以上は余裕のようだ。
そういう空間で現代朗読の群読エチュードを思いきりやって、映像作品としての撮影もおこないたい、という欲張りな企画となった。

20人に届こうという申し込みがあったので、あわてて受付を終了することにした。
これまでに1度でも参加したことがある人がほとんどだが、まったく初めて参加する人もいる。
そういう人も混じって、全員で群読表現を作りあげていく。
想像するだけでわくわくする。

本当はこういうことを東京でおこないたかったのだが、人を集めるのが難しかった。
私や現代朗読の知名度の問題もあるかもしれないが、名古屋やその周辺のみなさんはよく関心を向けてくれて、とてもありがたく感じている。
東京にいつづける理由がわからなくなってきたような気もする。

体調の気がかりがあったり、実際に波があったりするので、いろいろおこなっていた講座/ワークショップの類いを、オンライン開催に以降できるものはそうしている。
イベントそのものも縮小している。

非暴力コミュニケーション(NVC)関係の勉強会のうち「共感カフェ」としておこなっていたものは、すべて閉じた。
幸い、最近多くの人がNVCを教えはじめているので、私があらためて伝えなくても学ぶ場はたくさんある。
それでも私が伝えるとしたら、私ならではのアプローチのものに限りたい。

オンラインでは難しい現代朗読ゼミは、個人レッスン対応も含めてつづけているが、これはいつまでできるかわからない。
ゼミ生という月定額で参加できる制度があるのだが、これも積極的に募集はしていない。

なにができて、なにができないのか、だれかに会ったりなにかに使う時間もふくめて、ちゃんと見極めていきたい。
ともあれ、明日の名古屋でのワークショップと沈黙瞑想のコンサート、そしてその撮影と編集後の映像作品の完成は、本当に楽しみなことで、私の生きた証のひとつになるだろうと思っている。