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2018年12月8日土曜日

定期開催の身体文章塾は年内で終わります

毎月3回開催をつづけてきた「身体文章塾」を、年内をもって定期開催を終えることにした。

もともとはNPO法人現代朗読協会主催の現代朗読ゼミのスピンアウトとして2010年に「ブンガク部」としてはじまったものだ。
翌年、ブンガク部から「次世代作家養成講座」として正式に講座枠となり、機関誌『HiYoMeKi』も発刊された。

その後、身体文章塾として現代朗読協会とは独立した講座枠として私個人の主宰となり、現在までつづいてきた。

もっとも古株のメンバーとして、現在も参加している奥田浩二くんがいる。
次世代作家養成講座時代からのメンバーなので、たぶん7、8年は付き合ってくれていることになる。
2016年には知念満二さんも参加し、たくさんの傑作、怪作を書きとぱしてくれたが、昨年からは長編小説の執筆に挑戦した。
奥田くんも同時に長編執筆をスタートさせた。

知念さんの長編はこの10月に一応の完成を見た。
あとはリライトの作業が残っているだけだ。
奥田くんはまだ結末までたどりついていないが、先は見えてきている。

私自身、この塾に提出するための作品をいくつか書いたが、自分自身、書きあげてしまいたい大きなものがいくつかある。
そこで、この年末をひと区切りとして、身体文章塾の定期開催をいったん終了することにした。

思えば今年2018年はさまざまなことにピリオドを打った年だった。
2011年以降、自分で主催したり、カフェなどさまざまな場所で展開してきた共感的コミュニケーションの勉強会の場も、ぱたぱたと閉じさせてもらった。
自分の活動拠点である国立春野亭での共感編み物カフェも、先月で最後にしようと決めたし、あと1回を残している共感音読カフェも、12月16日の回を最後に年内で終了することにした。

残っているのは、本当に必要としている人のための個人的なセッションの受け入れと、名古屋天白および岐阜各務原のワークショップがひとつずつ。

スケジュールを整理してみたら、おどろくほど時間があることに気がついた。
これはお祝いだ。
書きたかったこと、作りたかったもの、やりたかった表現に、まっすぐに向かっていくことができる。
私はもともと、生まれついての作り手=作家なのだ。

定期開催は終了するが、身体文章塾という場はオープンにして継続しようと思う。
書くことを楽しむ方、テキストで表現しあうことを楽しむ方、私も含むそんなみなさんが場をつづけていってくれればうれしい。

現在、フェイスブックのクローズドグループで作品などのやりとりをしている身体文章塾だが、ちかくオープンにしてどなたも参加できるようにするので、よかったら参加してみてほしい。