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2018年12月8日土曜日

心筋梗塞か狭心症か? という胸の痛みは無事に解消した

先月末くらいから一週間くらい、胸の中心部にいやな痛みがつづいていて、気になっていた。
最初はよくある肋間神経痛かと思ったが、場所がみぞおちのすぐ上の胸骨(胸板)下部の内側なので、なにかちがう痛みだ。

変な圧迫感があって、それが不整脈が起きたときのような感じにも似ていて、心臓の不調かとも思えた。
運動しているときより、寝起きやデスクワークをしている安静時に痛みが気になる。

しばらくつづいて一向に収まる気配がないので、しかたなく近所のハートクリニックに行った。
予想どおり、24時間心電図を取るホルダー検査というのをすることになった。
これは20年以上前に一度やったことがある。

そのときは不整脈が頻繁に起こるのが気になったのだが、とくに異常はなかった。
私の父方の家系が心臓病が多く、私の妹も手術が必要なほどではないが、幼少のころから弁膜に異常があって、出産のときも医師と相談しながら進めていた。
父方の従兄弟は、私がまだ子どものころ、32歳という若さで心臓発作のために急死しているし、父の母、つまりおばあさんは49歳で亡くなっている。

しかし、いま思えば、不整脈はストレスが原因だったんだろう。
今回はとくに強いストレスがあるわけではないので、原因がわからない。

ホルダー検査は、結局、予想どおりではあったが、異常は検知されなかった。
それにしても、最近の検査はすごいね。
あっというまに、目の前で、検査の分析結果が出てくる。
心臓には異常なし、心筋梗塞も狭心症もなし。
念のためにエコー検査もしたが、肥大も弁膜も血流も正常。
まだ当分はありがたく使えそうだ。

では、なにが痛みの原因なんだろう。
と思っているところに、山形の韓氏意拳の教練の高橋透先生から電話をいただいた。
私のSNSでの書きこみやレスポンスのようすを見て、気にかけてくれてのことらしい。
本当にありがたいことだ。

頭蓋仙骨治療院を開いておられて、毎日おおぜいの患者さんと接しておられるだけあって、的確な質問と見立てをしていただいた。
思いあたることばかりで、その対処法も教えていただき、さっそくやってみた。
その日のうちに痛みは軽減し、翌日にはもう治ってしまった。
これにはびっくり。

高橋先生がされているような東洋医学は、患部だけ部分的に見るということをしない。
つねに全体性のなかで見ていて、自分では思いもつかないような場所同士の関連性を調べていく。
そのような知見を無数に蓄積しておられて、日々の勉強もおこたらない。

12月23日と24日には、昭島の韓氏意拳の教練・駒井雅和先生のK-Studioで隔月で開催している治療会があるので、そこでお会いするのが楽しみだ。