ページ

2018年5月11日金曜日

いま準備中の(男性限定)講座情報をリークします

現在、いくつかのコラボイベントを準備中で、そのどれもが魅力的なものになるはずだ。
そのなかでもとくに変わり種というか、私にとって初の試みとなるものが、男性を受講対象に絞りこんだ共感的コミュニケーションの講座だ。

男性といっても、生物学的なオスの人間だけではなく、自分が男性と思っている人も歓迎だ。
そのどちらでもないかも、という人は、つぎのようにかんがえていただきたい。
「自分の男性的ふるまい、あるいは男性的思考方法のせいで、いまの社会を生きづらいと感じたことがあるかどうか、または女性や家族との付き合いに困難を感じたことがあるかどうか」

生物学的な性とは別に、幼児のときからつちかわれたり、教育されたり要求されたりすることによって身につけてしまった「ある種の思考やふるまい」が、どんな人にでもあるのではないだろうか。

そういう私自身も、ある。
それによって得をしたこともあれば、苦しんだこともある。
しかしいま現在、男性的ふるまいを超えて共感的にものを見たり人と接することを選択できるようになって、とても楽になった。
また、性差を越えて多くの人とのつながりを大切にできるようになった。

これはぜひとも、多くの「男性」に身につけていただきたい、そうすれば私はもっと楽で楽しくなる。

ということで、一緒に進行してくれるおじさんをお願いした。
私も髭面のおじさんだが、その人もガタイが大きくて、見た目はいかにも男っぽく、きっと(外見が)男であるがゆえのもやもやした思いや苦しい体験をしているはず(と勝手に推測)。
あだ名もまさに「くまさん」!

近いうちに正式に告知するが、私の場合も名前が「水城ゆう」なので、書籍やSNSの文章を読んだだけではおじさんだと思われないことがある。
たまに勉強会に来たり、オンラインで参加した人のなかには、私が実際には男でありおじさんであることにショックを受ける人もいて、それは私にとってもショックなのだ。

かつて商業作家をやっていたときには「水城雄」と表記していたのだが、ある理由があって「雄」を「ゆう」とひらがな表記に変えた。
しかし、また元にもどしたほうがいいのかな、なんて真剣に悩んだりもするのだが、それもこれも男性というジェンダー特性をもってこの世に生まれついてしまったゆえの悩みなのだ。
(実際に私をよく知る人たちは、この人間の中身がほとんど、いわゆる「おばさん」に近いことを認知している)

とはいえ、私はピアノを弾いたり、趣味が料理や編み物であったりすることもあって、外見は別にしてけっこう女性的な部分があることをさらしている。
その点、「くまさん」はどうなんだろう。
そのあたりの「ふたりのおじさん」の組み合わせの妙があるんじゃないかと、いまからなんとなく楽しみなのだ。

世の男性(と思っている)諸君、ぜひとも今後の告知に注意して、万難を排して講座に参加してみてほしい。
講座名は「共感!男塾」という。