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2017年10月31日火曜日

個人セッション(的)に長いお付き合いとなった人たち

私は専門のカウンセラーというわけではないので、そんなにたくさんの人を相手にしているわけではないけれど、共感的コミュニケーションやボイスコーチングを用いた個人セッションの依頼を、ちょくちょくうけたまわっている。

最初から個人セッションを依頼してくる方もいれば、はじめは共感カフェに参加してくれてそのあとに個人セッションも、という人もいる。
かなりシビアな問題を抱えている人もいれば、なんとなくもやもやしていて元気が出ない、というような人もいる。
気がついたらそういう方が何人もいて、必要に応じてセッションの申し込みをしてきてくれる。

もちろん、つながりが途切れてしまった人もたくさんいるけれど、いまだにつながっている人とは何年にもわたる長い付き合いになっていることが多い。
ありがたいことだ。
そこには私への信頼を感じられて、私もそれに正直に、誠実に向き合いたいという気持ちがある。

私の個人セッションは、もともと、ナレーターや声優のための音声表現スキルアップの個人レッスンとしてスタートしたものだ。
ただただ正しくきれいに伝えるだけのナレーションやアナウンスメントだけではなく、朗読やオーディオブックなどの個性を発揮して表現の幅を身につけたいとか、マイク収録における技術的な問題を解決したい、といったニーズに応えるものだった。

技術的に解決できることは問題ないけれど(すぐに解決できる)、なんらかの理由である種の心理的なブロックが関わっているようなとき、問題解決はひとすじ縄ではいかなくなる。
そういう場合、力を発揮するのが、共感的コミュニケーションを用いた共感セッションだ。

共感セッションは音声表現のスキルアップだけではなく、日常生活における個人的な問題や、仕事の人間関係など、さまざまな問題にもアプローチし、解決にいたったり、解決にいたる道すじを知ることができる。
そういう意味で、個人セッションはしだいに、音声表現のプロだけでなく、一般の人の発声、話し方、表現、人づきあい、人間関係、自分自身とのつながり、といった問題もあつかう方向に広がってきて、現在にいたっている。

とくに最近はかなりシビアな人間関係の問題をあつかうことが多くなっている。
仕事上の人間関係、家族の問題、パートナーとの関係など、うかつな人に相談できないような問題を、私には話していただける。
友人に聞いてもらってもいいのだろうが、彼らは共感的に聞くということができないことが多い。
ついつい自分の経験に引きつけて同情したり、アドバイスしたり、分析したり、断罪したり、といった反応になってしまうこともある。
せっかく勇気をふりしぼって話したのに、がっかりな結果に終わってしまうのは残念だ。

私の場合、解決にいたるかどうかは別として、すくなくとも共感的に話を聞き、本人がなにを大切にしているのか、どんなことが必要なのか、気づくお手伝いに専念するので、自分自身につながるお役には立てるだろう。
結果的に解決にいたることが多い。

私と長くつながってくれている人たちは、たぶん、私と話すことの目的が「解決策を得ること」ではなく(それもあるかもしれないが)、「自分自身につながり落ち着く」ことの助けになると思ってくれていて、その部分で頼りにしてくれているんだろうと思う。

ところで、私のなかにも「お金についての心理ブロック」があるらしく、それは過去に受けたなんらかの傷から来る痛みなのだろうと思うけれど、無意識で起こることなので自分ではなかなか気づきにくい。

個人セッションを受けてくれた何人かから、
「申し込みの方法がわからない」
「予約サイトにたどりつけない」
「支払いの方法がわかりにくい」
といった指摘を、このところ立てつづけに受けた。
心をあらためて心理ブロックに向きあい、きちんと処理してみようと思っている。

私のおこなっている個人セッションは、「セッション」と銘打たなくても、たまたま顔を合わせたときのちょっとした共感やワークなどでも喜んでくれる人がいて、自分でもだれかの役に立てることがうれしかったりする。
セッションも時間枠に縛られず、自由にやりたいと思っていて、必要ならば一定の時間じっくりやることもあれば、すぐにすんでしまうこともある。
一応、規定の時間と金額は決まっているが、あくまで「参考の基準」くらいにかんがえておいていただけるとありがたい。

個人セッションの申し込み窓口は、直接のフォームリンクがこちら

私のウェブサイトを開いていただくと、トップベージをすこしスクロールダウンして「レッスン/個人セッション」というブロックがあるので、その下のほうにも申し込みボタンがある。

お支払いは事後でかまわないのだが、定額で払いたい方はこちらのショップページから決済できる。

定額でなく、自由にドネーション(寄付)のような形で払いたい人は、「レッスン/個人セッション」のブロックの下の申し込みボタンの横に、ドネーション窓口があるので、そちらを利用してほしい。