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2016年6月1日水曜日

映画:キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー

2014年公開のアメリカ映画。
制作費200億円、巨額予算(にもかかわらず)バカハリウッドSF映画をレビューするシリーズ、です。
あとで知ったんですが、2011年公開の「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」の続編だそうです。
まだ見てない、それ。

原作はアメリカンコミックの「マーベルコミックス」で人気の漫画「キャプテン・アメリカ」で、それを実写化したものです。
映画のなかでキャプテンは現代社会に生きていますが、どうやら設定があって(前作を見ればわかるのかな)、第二次大戦前に生まれてかつても活躍していた、いまは90何歳という年齢だけど若々しい肉体を持った不死の人間的なキャラクターとして描かれています。
演じるはクリス・エヴァンス。知らね。

相方のブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフを演じるのは、スカーレット・ヨハンソン。
こちらは有名ですね。
ほかにも、サミュエル・L・ジャクソンが長官役で登場。
そして、悪役でロバート・レッドフォードが出てきたのにはちょっとびっくり。

私はレッドフォードがけっこう好きで、最近のものだとスパイ映画「スパイ・ゲーム」とか、役者が彼ひとりしか出てこない低予算の「オール・イズ・ロスト」など、けっこうしびれます。
これらも近いうちにレビューしますが、この「キャプテン・アメリカ」ではまあよくこんな役を引きうけたな、と。
気になる人は見てみてください。
それにしても、順調に年を取ってるなあ、彼も。

ストーリーはけっこう練られている感じがあって、とにかく主人公とか味方がどんどん追いこまれていって、厳しい危機の連続、これ、どう起死回生するんだと心配するけれど、最後はきっちりハリウッド映画的に、まあご都合主義といえばそうなんだけど大仕掛けがあって大逆転というシナリオはお約束ですかね。
とにかくアクションシーンもCGもものすごくて、そっち方面が好物の方にはたまらない映画でしょう。私も好きだが。

しかしまあ、文字どおり「漫画」ですよ。
原作がコミックなんだから当然といえば当然なんだけど、映画を観るときにまで「現実」を見たくない人は、この映画はうってつけのうさ晴らしになるかもしれません。
ひょっとして、最近のハリウッド映画は「漫画作り」に専念しているのかもね。

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