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2016年2月29日月曜日

水城ゆうのオンライン共感カフェ、初回が終了

2月23日(火)の夜8時から、初めての「水城ゆうのオンライン共感カフェ」を開催した。
開催した、といっても、参加者はおふたりのみで、しかしそのおかげでこのオンラインでのやりかたについての問題点をふくむ多くの気づきと学びをいただくことができて、とてもありがたかった。
おふたりには大感謝。

いやーそれにしても、オンラインは気楽だなあ。
もちろんリアルに対面でおこなう勉強会は情報がリッチで、対面でしかわからないことも多いのだが、オンラインミーティングはそれを補ってあまりある利点がある。
まず、自宅にいながらにして、気楽に会える。

先日は名古屋・星ヶ丘のワークショップに参加してくれたMさんが、オンラインカフェにも来てくれた。
一度お会いしている人とはリアルな対面感覚があるので、オンラインでもリアルな感触に近い。
リアル勉強会の場合はその開催場所まで来なければならないが、オンラインだとどこにいてもネット環境さえあれば参加できる利点が大きい。
全国どこからでも、あるいは全世界どこからでもつながることができる。
しかも最近はスマホやタブレットでも気楽につながれるので、コンピューターをお持ちでなくてもほとんどの方が参加可能になっている。

時間枠も60分と、負担のすくないボリュームにしてある。
参加費も気楽さを重視して、1,080円に設定した(それでも苦しいという方は遠慮なくご相談ください)。

参加者が多ければ、多いなりの進行を用意しているが、先日はおふたりだったので、ひとりずつじっくりとお話をうかがうことができた。

Mさんはもう1年くらい共感的コミュニケーションの学習をつづけているが、そもそも「だれかと共感する/つながることそのものに腰が引けてしまう」という。
共感しなければ、共感的に話を聞かなければ、と思うのだが、そもそも自分のなかに共感して相手とつながったときになんとなく「怖い/やっかいだ」というイメージがあり、腰が引けてしまっている自分に気づいたそうだ。

まずはそのことに気づいた自分にお祝いしつつ、どうすればそれが解決するか、Mさんにはどのようなニーズがあって、それに深くつながることができるのか、いくつかの段階に分けていっしょにじっくりと見ていった。
最後には希望を感じてもらえたようで、私もうれしくなった。

もうひとりの参加者のSさんは、自分のなかにこうしたい、このようにありたい、というニーズがしっかりとあるのに、いざものごとをはじめてしまうと、そのやりかたや手順、枠組みのようなものを自分ががちがちに決めてしまって、結果的にどんどん自分のやりたいイメージから遠ざかっていってしまうというもどかしさを、人生においてずっと感じつづけていて、なにをするにもためらいがあったり、そもそもなにかに手をつけるモチベーションを持てずにいる、という。

この問題はたぶん60分のセッションでは完全に共感するのはむずかしく、何度かにわけてじっくりと話を聞かせてもらいたいと思っている。
が、問題の所在と、ニーズのある方向性がわかったことは、これからの明確さのために大切なことだろうと思う。

おふたりとじっくりと対面して話を聞かせてもらえたという実感があって、初めてのオンライン共感カフェを私はとても充実した気持ちで終えさせてもらった。
おふたりさん、ありがとう。

このオンライン共感カフェは、参加者の気楽さと私自身の気楽さが確保できるので、月に3回くらいのペースで開催していこうと思っている。
興味がある方、なにか気がかりをかかえている方、まずは気楽に参加してみてほしい。

水城ゆうのオンライン共感カフェ(3.1)
自宅や好きな場所にいながらにして気軽に参加できる、ネットミーティングシステム(zoom)を利用した共感的コミュニケーションの60分勉強会です。3月1日(火)16時から1時間。