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2014年10月31日金曜日

今夜はハロウィン朗読パーティー

マスターの杉田さんが、今朝、いきなり、ミュージックチャージを1ドリンク付きで1,000円、と発表していて驚いた。
とっても来やすくなったと思うので、みなさん、ぜひ遊びにいらしてください、今夜の白楽〈ビッチェズ・ブリュー〉。

今日、ライブをやることはずっと前から決まっていたんだけど、あとでたまたま今日がハロウィンだということがわかった。
ハロウィン自体には私はなんの興味もないけれど、このところ日本でもやたらと乗っかっているみたいなので、まあいちおう「ハロウィンライブ」ということにしておこう。
ついでに、仮装歓迎。
私もプチ仮装する予定。

私はピアノ演奏、ソロもやりたいな。
朗読での参加は、いまのところ、野々宮卯妙、晩衛、山本寿実、高崎梓ら。
ハロウィンにちなんでトリッキーなストーリーを読んでくれるのか、くれないのか、それは開けてみてのお楽しみ。

夜8時ごろのスタートです。
詳細はこちら

2014年10月30日木曜日

ママカフェ、共感的コミュニケーション、オンラインゼミ、エロイヒム

今日は朝からママカフェこと「お母さんのための音読カフェ」を羽根木の家で開催。
野々宮卯妙と片岡まゆみが進行担当で、私は託児要員。
というのも、料理人マリコが参加したので、彼女の子どものいっくんに慣れている私が預かったのだ。
もうすぐ一歳になるいっくんといっしょに遊んだり、抱っこして近所を散歩したり、そのうち私の腕のなかで眠ってしまったりと、幸せな時間を堪能させてもらった。
とくにうとうとしかけるいっくんを抱っこして縁側に立っていると、外から鳥のさえずりやら風の音が聞こえてきて、自分の息子が赤ちゃんだったときにおなじようにあやしていたことを思い出したりして、幸福に包まれた。

昼は近所のパン屋でパンを買ってきて、ひとりでそそくさとすませる。

14時から共感的コミュニケーションの勉強会。
初参加の高野さんが、幼稚園のお迎えついでに参加してくれて、娘のふうちゃんを連れてきた。
またもや子どもにめぐまれた。
高野さんもそうだし、もうひとりの初参加の女性もマーシャル(監訳・安納献)の『NVC』という本を読んでいて、理解はできても実践に結びつけるのがむずかしいということで、参加してくれた。
具体的事例にそって共感的コミュニケーションのプロセスを練習し、またNVCでいうところのエンパシーポーカーというツールを使ってゲーム的にプロセスの練習もした。

18時からhangoutを使ってオンラインでテキスト表現ゼミ。
いつもの奥田くんと晩さんが参加。

19時から「エロイヒムの声」の群読練習。
ところが、人身事故で電車が遅れて、全員がそろったのは20時20分ごろ。
衣装合わせをしたり、群読の練習をしたり。
「エロイヒム」はますますおもしろい。
これ、一回きりの公演なのはもったいないなあ。

秀恵ちゃんが差し入れを持って、来てくれた。
彼女も「エロイヒム」公演に来てくれるとのことで、ありがたい。

※11月2日(日)夜、サラヴァ東京での「ののみずしゅん」公演「エロイヒムの声」の予約と詳細はこちら

最近の日記(駆け抜ける日々その3)

そして昨日。
早寝早起きして熟睡したので、朝からちょっと落ち着いた気分でたまりきった片付け物をしていたら、伊藤さやかがやってきた。
音楽ユニットOeufs(うふ)のリハーサルが11時からだとばかり思いこんでいたが、10時からだったらしい。
明後日11月1日に埼玉県滑川町の町制30年の記念コンサートでOeufs(うふ)が演奏することになっていて、そのリハーサル。
曲目や進行を確認し、Oeufs(うふ)ならではのオリジナルアレンジをいろいろと工夫しながら、何曲かリハーサルする。
かんがえてみればもう7、8年もやっているユニットなので、まあなんとかなるだろう。

ゆっくり昼食をとっている時間がなくなったので、近所のパン屋でパンを買ってきて、あわただしく食べる。

14時前に岩崎さとこがオーディオブックの収録に来る。
半七捕物帳の「あま酒売」という作品。
14時半くらいにスタートして、17時すぎまで一気に収録。
仕上がりは60分くらいか。

さとこが帰ってから、日記ブログなどを書く。
19時から献ちゃんが来て、NVCの勉強会を開催したが、私はとても参加するエネルギーは残っていなかった。
でも、盛況のようでよかった。
書きものをもうすこししたかったが、眠くて目をあけていられなくなったので、21時くらいにさっさと寝てしまった。

今日はママカフェなう。
私は託児担当で、たったいまマリコの子のいっくんを寝かしつけたところ。
午後は共感的コミュニケーションの勉強会、夜は18時からオンラインでテキスト表現ゼミ、19時から11月2日のサラヴァ東京「エロイヒムの声」群読の稽古。

最近の日記(駆け抜ける日々その2)

一昨日・火曜日の朝は骨折の回復具合を診てもらいに、近所の整形外科医院まで行ってきた。
右腓骨を骨折してちょうど1か月がたち、経過も良好ということで、ようやくギプスがはずれることになった。
レントゲンで見るかぎり、折れた部位の亀裂はまだはっきりと見えるが、これは完全に消えるまで一年くらいかかるそうだ。
骨の硬さについてはもう問題ないので、痛みが出ない程度に普通にすごせばいいとのこと。
ただ、ここ数日のハードワークがたたって、若干腫れが出ているので、その治療のために「マイクロ」とかいう機械にかかることになった。
これって「マイクロウェーブ」なのかな?
つまり、電子レンジのようなもの?
なんとなく暖かくなって、終わり。

帰りがけに、ちょうどオーディオブック収録のためにうちに来るところだった麻理衣と出くわす。
そのままいっしょに帰って、半七捕物帳「津の国屋」の収録。
「津の国屋」は半七捕物帳のなかでは変則的に長い作品で、仕上がりはたぶん130分以上ある。
オーディオブックの収録は、1時間ものを収録する際、所用時間を3時間見る必要がある。
それもベテランの場合。
麻理衣はもちろんベテランなので、午前と午後で終えられるだろうとふんでいた。
午前10時半くらいからスタートして、前半部分をお昼すぎに終了。

昼食休憩は近くの〈香家〉に行って、担々麺のセット。
もどって、午後は後半の収録。

オーディオブックの収録は、ノイズや発音、アクセント、そしてもちろん表現そのものについての繊細なチェックが必要で、ディレクションにはかなり神経を使う。
もちろん読み手もそうだが、ディレクターはそれ以上の集中力と持続力が必要だ。
読み手が麻理衣のように高い能力を持っていると、さくさくと進む。
それでも午後4時半くらいまでかかって、収録を終えた。

お疲れさん、麻理衣。
そして私はヘロヘロ。
だが、その後の収録予定がまだあって、唐ひづるが午後4時に来てくれた。
麻理衣の収録をすこし見学したあと、唐ちゃん自身の収録がスタート。
唐ちゃんも半七捕物帳の収録で、「夏の金魚」という作品だが、昨日は前半のみ。
私が第1節を収録し、もう集中力がつづかないので、野々宮に2節を収録してもらった。

(つづく/まだ今日にたどりつかない)

2014年10月29日水曜日

最近の日記(駆け抜ける日々その1)

いくつかトピックとしては書いたが、ここ数日のできごとを、写真付きで記録として書きだしておく。

先週の金曜日に北陸の実家から東京にもどってきて、翌土曜日の午前中は「エロイヒムの声」公演の群読稽古。
公演は11月2日夜に渋谷の〈サラヴァ東京〉だが、あと1回、稽古をやれるかな。

午後はNVC関係者が来て、羽根木の家で「おうちマルシェ」をやる。
ようするに、自宅でやるマーケットで、自宅を開放して自由に出入りしてもらい、手作りの料理やら飲み物やらアクセサリーやら、いろいろなものを売ろうというイベント。
これは12月に開催される「IIT」というNVCのビッグイベントのための資金・寄付金を稼ぐためにおこなわれた。
私もハンドドリップコーヒーを提供した。
材料費などは持ち出しで、売り上げはすべてIITに寄付。

コーヒーのほかに、だれがいいだしたのか、投げ銭方式のピアノ演奏のライブをお声がかかったらやることになり、ピアノ演奏のほかにも、野々宮と朗読ライブをやったりした。
これは少しは稼げたのかな?

途中でジム&ジョリがやってきて、まだイベントはつづいていたが、私はあわただしく夜のライブのために中野に向かった。
中野〈Sweet Rain〉でのスタンダードジャズライブについては、こちらに書いた。

終電ギリギリにヘロヘロになって帰ってきて、翌日は早朝から墨田区立中川小学校に群読授業のために向かった。
これについてはこちらに書いた。

群読授業のあとは、参加のみんなと押上までもどり、スカイツリーの下のそらまちのフードコートで昼食。
みんななぜか、讃岐うどんを食べた。
アイスクリームも。
小学校が楽しかったので話がはずんだ。
私は村田活彦さんといろいろな夢を語って、楽しかった。

東京の北東方面に来る機会はあまりないので、ここまで来たついでに清澄白河の〈そら庵〉に寄ってみる。
いつも興味深いイベントをやっているのだが、なかなか来る機会がない。
あきこさんが歓迎してくれた。
そしてひさしぶりにゆっくり話ができてよかった。
いくつか大切な話を聞かせてもらって、ありがたく、うれしかった。

あきこさんと話しこんでしまって、草加の〈Jugem〉での共感カフェに10分くらい遅刻してしまった。
この共感カフェについては、こちらに書いた。

夜はテキスト表現ゼミをオンラインでやる予定だったのだが、あまりにスケジュールが密だったので、参加者にお願いして延期してもらっていた。
正解だった。
Jugemからもどったら、予定の時間を大幅にすぎていた。

翌27日は南青山でジム&ジョリのNVCセミナーのサポート。
これについてはこちらに書いた。

ジム&ジョリのワークショップが夜もあったのだが、私は韓氏意拳の初級講習会が羽根木の家であったので、戻る。
南青山から渋谷まで歩いたのと、セミナーのサポートで喫茶バーテンとして立ちっぱなしだったのがかなりきつかった。
途中で膝にきて、歩けないくらいになってしまった。
それでも、韓氏意拳の稽古をはじめたら、それなりにしゃんとなって最後までやれたのにはびっくりした。
韓氏意拳の講習会についてはこちらに書いた。

(つづく)

羽根木の家・韓氏意拳初級講習10月の会

一昨日・月曜の夜、羽根木の家で毎月開催している韓氏意拳の会員向け初級講習会をおこなった。
講師は内田先生。

キャンセルが出たりして、珍しく参加者は男性ばかりだった。
今回は最初から厳しく自分の身体の声を聞くということについて指導を 受けた。
順調なときの声ではなく、なにか滞りや違和感、嫌な感じ、不自然な感じといった、なにかおこなうときに身体が教えてくれる「弱さ」を見ていくことが必要だということを、徹底して試みてみる。
我々は自分の弱い部分、とどこおりのある部分を、無意識に「えいやっ」と力づくで解決しようとしたり、なかったことにしたり、聞こえないふりをして乗りこえてしまったり、あるいはこうすればうまくいくという自分のやりかたや型に任せようとするのだが、それではいつまでたっても自分の弱さを克服できない。
まさにそこの部分に耳を傾けていくことこそ必要、韓氏意拳の稽古はそのためにある、ということだ。

一昨日の夜の講習の話や体験が、昨日・今日とつづけて自主稽古してみるなかで、なんとなく実感としてつかみかける感じがあって、急にひとり稽古がおもしろくなってきた。

※羽根木の家での韓氏意拳の講習会、11月開催の詳細はこちら

2014年10月28日火曜日

近藤直司トリオライブ@中野スウィートレイン、終了

先週土曜日の夜、中野のジャズダイニングバー〈Sweet Rain〉にて、サックス奏者の近藤直司さんとピアノの私、ベースの日野了介くんの3人によるスタンダードナンバーを中心とするジャズライブをおこなった。

この日の昼は羽根木の家でNVCのチャリティーバザーをやっていて、私も喫茶バーテンとして参加。
その他、ピアノを演奏したり、朗読とセッションしたりと、けっこう働いたあと、ほぼ完治しかけているとはいうものの骨折した足を抱えてステッキをついて中野まで移動。

乗り継ぎが悪くて、18時すぎに〈Sweet Rain〉に到着してみたら、すでに近藤さんも日野くんも来ていた。
軽くリハーサル
ほんとに軽く。
曲目と、どんな感じでやるのか、ほんのさわりだけ確認し、しかし基本的には本番の流れで変更ありということで。

いつもはフリーで自由にやっている三人が、この日ばかりはルールにのっとって演奏するという縛りが、かえっておもしろい。
ジャズは即興演奏が命、といっても、じつはでたらめでやっているわけではない。
リズム、コード進行、使える音などがけっこうしっかりと決まっていて、その制約が「ジャズっぽいサウンド」を生み出している。
それらを全部とっぱらってしまうと「フリージャズ」になるのだが、これはなかなか一般のリスナーが楽しめるような音ではない(私は好きだが)。

ところで、おもしろい法則があって、フリージャズを演れるプレイヤーはフォーマルなジャズも演れる。
逆に、フォーマルなジャズプレイヤーは、フリーは演れない。
だからフリージャズプレイヤーのほうがえらい、といっているわけではない。
今回はフリージャズプレイヤーがフォーマルを演るとどうなるか、という、一種の試みでもあったかもしれない。

お客さんがけっこう多くて(これも非フリーの特徴だ)、開始予定の20時を大幅に押してスタート。
私はめったにないフォーマルなジャズ演奏ということで、けっこう緊張していたように思う。
が、始まってみれば、楽しんでしまうしかない。
近藤さんも日野くんも、信頼できるプレイヤーなので、多少私がミスしても、楽々とフォローしてくれる、という安心感のなかで、フォーマルながらのびのびと演奏できた。

終わってから、来てくれた知り合いからは、とっても楽しんだ、よかった、といった感想をたくさんもらった。
近藤さんからも、またやりましょうといっていただいて、うれしかった。
こういうのもたまにはいいだろうと思った。

草加市Jugemでの共感カフェ

一昨日の日曜日午後は、草加市まで出かけて、天然石ブレスレット専門店〈Jugem〉が主催してくれている共感カフェに講師として参加してきた。
店にデジタルピアノがあるということで、ミニライブ付きということでもあった。

〈Jugem〉での共感カフェはこれが二度めである。
共感的コミュニケーションに初めて触れるという人が3人来られた。
いつものように、具体的な事例にそって共感的スキルのプロセスを解説したあと、実際に問題解決を試みる。

参加者のひとりが、年老いたお父さんとの関係のことを話してくれたので、それについてみんなで共感の練習をしたり、共感的なプロセスを学んだりした。
そのあと、ペアになってもらい、お互いに共感的に話を聞いてもらったり、プロセスを確認したり、というワークをやってもらう。

最後はお茶とお茶受けをいただきながら、ミニライブ。
ひとりが坂本龍一が好きだということで、楽譜があったので「戦場のメリークリスマス」を初見で弾いてみた。
そのあと、2曲ばかり弾く。
共感カフェと、音楽や朗読のミニライブは、なんとなくしっくりとなじむ感じがして、私は好きだ。

この〈Jugem〉での共感カフェは来月11月23日にも開催されることになった。
詳細はこちら

ジム&ジョリのコーチングプロ向けNVCセミナーをサポート

このところイベント続きで、ゆっくり睡眠も取れない日々がつづいていたのだが、一昨日はオンラインゼミの日程をずらしてもらって夜の予定がなくなったので、早めに休むことができた。
昨日は午前6時前に起きたのだが、一昨夜、22時前に休めたので、8時間たっぷり眠れた。

朝からジム&ジョリのNVCセミナーのための準備をする。
昨日はプロのコーチング向けの、参加費もかなり高額に設定されているセミナー。
それでもかなりの人数が参加して、NVCにたいする関心の高さがうかがえた。
私は招聘チームの一員として、スタッフとしてサポートにはいることになっていた。

私の仕事は喫茶コーナーの仕切り。
コーヒーなどの飲み物やスイーツなどのサーブ。
スイーツは料理人マリコが、手作りしたものを朝から届けてくれた。

午前9時半すぎにきくあつが車で迎えに来てくれたので、野々宮もいっしょに会場の南青山〈ウェスレー〉に向かう。
荷物をおろし、会場を下見してから、近くのMUJIカフェへ。
そこで早めの昼食をとり、スタッフ一同集合。

正午に会場にもどり、ミーティング。
そして私は喫茶コーナーのセッティングと、さっそくコーヒーをいれはじめる。

午後1時、セミナーがスタート。
さすがにプロ向けのセミナーだけあって、最初からかなり高度でディープな内容が展開され、大変興味深い。
ジムは世界中のクライアントを相手に、ネットミーティングを使ったテレセッションをやっているだけあって、いってみればコーチングのプロのためのコーチングをやっているような人だ。
大変質の深い内容で、私もたくさんの刺激を受けた。

2014年10月26日日曜日

墨田区立中川小学校まで朗読授業に行ってきた

今日は朝から墨田区立の中川小学校まで、一年生と二年生全員の朗読授業に行ってきた。

午前8時前に羽根木の家を出て、9時に最寄駅である小村井駅に集合。
ここ、「こむらい」だとばかり思っていたけれど、「おむらい」なのね。
メンバーは卯妙、菜穂子、あけみ、梓、葉月、そして見学の村田さん。

歩いて中川小学校まで行き、そのまま体育館に通される。
一年生は15人、二年生は33人の、計48人と、教師4人、そして今日は学校開放日だったので来ていた保護者たちにも自由に加わってもらって、かなりの大きな集団で群読エチュードをやる。

今回使ったのは、野口雨情の「森の中」という短い詩。
これを子どもたちに覚えてもらって、どんどん動きながら群読してもらった。
リズムをつけて読んで、輪唱のようにずらして読んだり、リズムをピアノでつけたりしてみた。

途中、カオス状態が何度かあったが、それはそれで楽しい光景だった。
今日は1時限のみという制約があったので、いつものように緩急をつけてじっくりやることはできなかったが、子どもたちが楽しそうに声をあげていたのが、私にはうれしかった。

終わってからみんなで押上までもどって、ソラマチで昼食。
村田さんとたくらみしたり、わいわいと食事したり、大変楽しかった。

このあと、ちょっと時間があったので、清澄白河まで行って、ひさしぶりに〈そら庵〉に寄ってみた。
映画がもうすぐ完成するとのことで、その製作の裏話を聞かせてもらったり、ほかにもいろいろな話ができたので、足をのばしてみてよかった。

2014年10月25日土曜日

テスト投稿

いま、羽根木の家で、おうちマルシェ開催中。
盛況だあ!

女郎蜘蛛、予定ぎっしり

羽根木の家の玄関前に女郎蜘蛛が立派な巣を張ってがんばっている。
ピンボケになってうまく撮れていないが。

今日はこれからサラヴァ東京の群読ライブ「エロイヒムの声」の稽古。
KATがいま来た。
午後はNVCのコアメンバーが集まって、羽根木の家でマルシェを開催。
12月のIITの資金集めのため。
どなたでも参加できるので、みなさん、どうぞ。
私はここで今日は喫茶バーテンとしてコーヒーなど飲み物サービス係をすることになっている。

夕方の終了前に中野に移動して〈Sweet Rain〉でちょっとだけリハーサル。
近藤直司さんと日野了介くんとのトリオ。
夜はこのトリオでスタンダードジャズのライブ。

明日は早朝から墨田区中川小学校に行って、朗読授業。
午後は草加市の〈Jugem〉で共感カフェ・ミニライブ付き。
明後日は……
と、これからえんえんと予定がつづく……

ピアニストの爪切り

爪を切り忘れていて、やむなくさっき切った。
なにが問題かというと、爪を切るタイミングというのは、ピアニストにとってけっこう重要な問題なのだ。

爪が長いのと、切りたてで短いのとでは、鍵盤のタッチが変わる。
長すぎると力強いタッチのときに問題が出る。
短すぎると繊細なタッチにコントロールに問題が出る。
理想は、爪を切りつめた数日後くらいの状態だ。
ところが、今夜、ライブがあるというのに、爪を切り忘れていた。

今夜のライブはスタンダードジャズを演奏するので、そこそこ繊細さやコントロールが必要とされる(と思う)。
数日前に切っておきたかったのだが、忘れてしまった。
なので、今朝、すこし残す感じで切ってみたのだが、これがなかなか難しい。

では、毎日のように演奏する人はどうなるのか。
やすりでみがいているんじゃないかな。
少なくとも、私がかつて、若いころ、毎日のように演奏していたころには、そうしていた。
そもそも、毎日ピアノを弾いていると、爪ってあんまり伸びないんだよね。

※サックス奏者の近藤直司さんがジャズのスタンダードナンバーを演奏するライブにピアノで出演します。本日10月25日(土)夜、中野SweetRainにて。詳細はこちら

2014年10月24日金曜日

東京もどり、オーディオブックゼミ、いっくん預かり

今日は北陸の実家から東京への移動日。
名古屋にいる息子の誕生日でもあったので、アマゾンから本を送っておいたが、偶然好きな作家の新刊だったようで、喜んでくれたようだ。

朝のうちに、昨日から作りかけていた畑の野菜のストッカーというか、巨大な木箱を、完成させる。
我ながらなかなかしっかりした立派なものができた。

小松から羽田に飛んで、東京もどり。
いい天気で、しかし気温は暑すぎず、気持ちがいい。
骨折のギプスが、足が痩せたせいか、腫れがなくなったせいか、合わなくなって痛いので、今日は外したまま歩いていたが、とくに不都合はない。
明日の夜はライブなので、ギプスなしでいきたい。

夕方、海くんと献ちゃんが来て、東松原の地区会館でやるワークの準備。
マリコも参加するということで、幾央くんを預けに来る。
幾央くんを預かり、そのまま夜はゼミ。
幾央くんは私が抱っこしているうちに、すやすやと眠ってしまった。

ゼミではオーディオブック収録のための半七の読みをやったり、小声群読のエチュードをやってみたり。
いろいろと気づきがあって、おもしろかった。
ソマティック・リーディングもやってみた。
こちらも発見がいくつかあった。

明日の夜はいよいよ、中野〈Sweet Rain〉で近藤直司さん(sax)と日野了介くん(bass)とのトリオで、スタンダードジャズのライブだ。
大変めずらしいことなので、うまくいくかどうか心配であると同時に、楽しみでもある。

※明日・10月25日(土)夜の〈Sweet Rain〉でのジャズのスタンダードナンバーを演奏するライブの詳細は、こちら

2014年10月23日木曜日

畑の野菜ストッカー、手打ちおろしそば、ハタハタ

畑の野菜を保存しておくための箱を作ってくれというので、どうせ作るならと一生使える(おおげさ)しっかりしたものを作ることにした。

まず設計図を作る。
材料を計算してから、ホームセンターに行き、木材を数量分カットしてもらう。
家にもどり、組み立て。
底の部分を作り、上の部分は四角い枠を積み上げる方式で。
最終的には枠を桟で固定して、完成。
それは明日に持ち越し。

夕方、手打ち蕎麦を大根おろしでいただく。
大変満足したのだが、残念なこともある。
それは、この味をしめると大抵の蕎麦屋にはもう入れなくなる、ということだ。
もちろん、東京の蕎麦屋なんて。

ハタハタの季節がやってきた。
びっくりするくらい安く出ているので、たくさん買ってきて、唐揚げに。
それに甘酢、というより甘バルサミコ酢をかけて、頭からパリパリいただく。
絶品。

明日は東京戻り。
夜はオーディオブックゼミがある。

※現代朗読ゼミは体験参加ができます。11月の参加可能な日時など詳細はこちら

「エロイヒムの声」について

11月2日(日)夜にサラヴァ東京でおこなう朗読・群読・身体表現・即興音楽の「ののみずしゅん」公演では、私が25年前に書いた「エロイヒムの声」というテキストを朗読・群読で使用する。
稽古を2回ばかりおこなったのだが、これが我ながらトリッキーな奇作で、まあやりにくいったらありゃしない。
しかし、おもしろいんだな、あらためて朗読テキストとして見てみると。

いずれ朗読公演で再演してみたいと思ってはいたのだが、そもそも最初は演劇シナリオとして書かれたものだ。
1989年の名古屋の劇団〈クセックACT〉のための書き下ろしシナリオとして提供した。
クセックはロルカやセルバンテスといった、スペインの作家の作品ばかりをバロック演劇として上演している。
座長の神宮寺啓が南山大学のスペイン語学科を出ているということがあるのだろう。
30年以上の歴史を持つ名古屋では古株の前衛劇団なのだが(古株の前衛というのも変だな)、その長い歴史を通して日本人作家の脚本を使ったのは「エロイヒムの声」ただ一度きりだ。
まことに光栄なことである。

もの書きとしては、自分が書いたものが舞台にかけられ、役者たちのリアルな身体を通して表現されるというのは、作家冥利につきるものだ。
ただ一点のみをのぞいて。
その一点とは、その舞台に私自身が立っていなかった、ということだ。

私は書き手であるが、同時にパフォーマーでもある。
現在は幸運なことに、現代朗読協会という表現団体を主宰しているおかげで、自分が書いた作品がステージにかけられるとき、自分もまたそこに立っていることが多い。
つまりピアノを弾いているんだけど。
これはおもしろい体験だ。
自分が書いた作品が朗読者たちによって身体化され表現されているそのリアルタイムな場に、さらに自分自身も加わっているという多重性。
自分の作品を非常に客観的に見ることができると同時に、主観的に表現することにも参加する。

劇団のなかには、座長がシナリオを書き、同時に役者としてステージにあがるというものもあるが、それとはちょっと違う。
私は役者でも朗読者でもない。
即興音楽という抽象表現者だ。

それはともかく、25年前に書いたテキストが、いまあらためて朗読・群読テキストとしてふたたびステージにかけられることになった。
ややこしいテキストなので、どう構成するか非常に悩んだのだが、トリッキーな文章にはトリッキーな手法で対処することに決めた。
公演本番ではどなたにも驚いていただけるだろうと思う。
出演者自身も驚くことになっている。

ストーリーは説明しても意味がないので説明しない。
などと不親切なことをいわずに、機会をあらためて説明を試みてみることにする。
「エロイヒムの復活とかぶとむし病院の崩壊の物語」とだけいっておこう。

※ののみずしゅん+現代朗読「エロイヒムの声」@渋谷〈サラヴァ東京〉は、あと10日の11月2日(日)夜。詳細と予約はこちらから。

2014年10月22日水曜日

サックスの近藤直司さんのライブに出ます(10.25)

テナー&バリトンサックスの近藤直司さんのライブに水城がサポート演奏で出ます。
水城のピアノのほか、日野了介さんのベースが加わる、ドラムレスのトリオです。
そしてスタンダードナンバーを中心に演ります(私としてはヒジョーに珍しい)。

◎日時 2014年10月25日(土) 20:00start/19:30open
◎場所 中野〈Sweet Rain〉
◎料金 投げ銭(おいくらでも自由に)

予約先:Sweet Rain 電話:03-6454-0817
または直接水城までメールなどでお知らせください。

近藤さんも日野さんも、フリーインプロビゼーション中心に活動しているミュージシャンです。
そして私も即興でやることが多く、決まった曲――しかもジャズのスタンダードナンバーばかり演奏するなんてことはめったにありません。

さて、この3人がお行儀よく普通のジャズ演奏をするとのこと。
非常にあやぶまれるところですが、いまのところの「口約束」では、まじめにお行儀よくスタンダード曲を演ろうということになってます。
はたしてどうなることやら。
みなさん、ぜひ冷やかしに来てください。
ちなみに、ユニット名はありません(ほしいよね)。

以下、近藤さんと日野さんのプロフィールです。

◎近藤直司(ts,bs)
1962年、東京都出身。1980年頃より、のなか悟空(ds)、川下直広(ts)らによる新宿中央公園での路上演奏に参加。
1984年、不破大輔(b)、大沼志朗(ds)とトリオを結成し、1986年、「ライブ・アット・タルホ」(タルホ・ファーム)を制作。
1985年から「のなか悟空&人間国宝」のメンバーとして活動し、1998年ロシア、サンクト・ペテルスブルグ、セルゲイ・クリューヒン国際音楽祭、1999年ドイツ、メルス・ジャズ祭に出演。
2008年4月、原田依幸(p)が主催する「大怪物団」のメンバーとして韓国ツアー。
2009年10月、原田依幸(p)とのデュオでロシア、リトアニアをツアー。リトアニアではVilnius Jazz 2009に出演。
2014年8月、原田依幸(p)、瀬尾高志(contrubass)、小山彰太(ds)、近藤から成る「魚群探知機」で北海道ツアー。

★水城のつっこみ
海外ツアーなんてかっこいいなあ。その話を聞きたいものです。
私、近藤さんとは一度か二度しか演ったことはなく、それも一曲か二曲くらいでも、いってみれば「一瞬の夏」(by 沢木耕太郎)みたいなすれ違いでしたね。
そのとき、森順治さんもいらして、いつもながら過激な音弾幕を作っていたんですが、それを凌駕するキチ……いや、ぶっ飛んだ音を出されていた記憶があるので、スタンダードナンバーでどんな音を出されるのかまったく想像がつかず、非常に楽しみです。
近藤さんのブログはこちら

◎日野了介(bass)
昭和60年生まれ。高校のブラスバンド部でコントラバスを初めて手にし、東京水産大学のジャズ研にてジャズに触れる。
その後シカゴフリージャズに興味を持ち、現地に赴き3ヶ月ほど楽しむ。
帰国後、板倉克行の3ベースのユニットや高橋保行率いるOK.hpを経て、現在フリーインプロビゼーションを中心に演奏活動中。


★水城のつっこみ
知らなかったけど、日野くんって私の息子(昭和59年生まれ)より若いんだ。びっくりしたなあ。
しかも、水産大学といえば、現代朗読協会ゼミ生のあずーが卒業生ではないですか変なつながりだけど。
シカゴ話では以前盛りあがりました私も好き。
この方も自由奔放な、ジャズフォームとは無縁の方と思っていたけど、スタンダードナンバーでどのような音を聴かせてくれるのか、非常に楽しみです。

北陸の深秋の雨の朝

昨日は東京から北陸の実家へ移動。
曇りがちの生暖かい日だったが、夜半から雨が降りはじめて、今朝はかなり重く冷たい水量になった。
ときおりあがるが、明日いっぱい、晴れることはなさそう。

骨折した足のことを心配してメッセージをくれる人がいる。
気づかってもらえるのはありがたく、うれしい。
寒く湿った日だが、とくに骨折にひびくというようなことはないようだ。
医者からはまだギプスをつけておくようにいわれているが、一昨日の夜は韓氏意拳の稽古ができたほどだし、自分ではほとんど完治している気分。
レントゲンには折れた跡がまだしっかりと見えている。

今日は水曜日で、あさっての金曜日には東京に戻る。
翌土曜日の夜は、中野〈Sweet Rain〉で近藤直司トリオにピアノで参加して、お行儀よくスタンダードナンバーを演奏する予定。
ことさら「お行儀よく」と表すのは、メンバーが近藤さんのほか、私と日野了介くんの3人だからだ。
この3人は亡き板倉克行さんのライブで共演したことがあって、それはそれはハチャメチャでフリーダムな音を飛び散らしていっしょに遊んでいた仲だからだ。
しかし、今回は「お行儀よく」と釘を刺されている。
どうなることやら。

だれもがよく知っている曲目ばかり、演奏する予定だ。
これは難しい注文だ。
だれもがよく知っていて、ありとあらゆるミュージシャンが演奏している曲を、お行儀よくという制限のなかで、しかしいかにオリジナリティを発揮して演奏するか。
うむむ、書いているうちにメラメラと挑戦欲が立ちあがってきたぞ。

興味とお時間のある方は、どうぞお越しください。
詳細はこちら。
⇒ http://juicylab.blogspot.jp/2014/09/1025.html

2014年10月21日火曜日

マインドフル連載が300回となった

今年の元旦からスタートしたブログ「マインドフルな毎日」が、今日で300回となった。
一日も休んでいないのは、われながら感心だと思う。
ただの一日も休んでいないのだよ!

最初のころはその日の朝書いて、なるべく早い時間に配信していたが、早く起きられる日ばかりでなく、また朝に用事があるときもあるので、前日のうちに書いておいて、翌朝の朝6時の配信を予約しておくようになった。
それにしても、翌日の朝に配信される原稿を、その日のうちに毎日欠かさず書いておく、というのは、なかなかの根気がいる。

ときには夜遅くまでイベントや用事が詰まっていて、今日は書けないんじゃないか、と思うこともあった。
しかし、なんとか欠かさずつづけてこれた。
どうやら、私の資質のうちの大きなもののなかに、「なにごとかをしつこくやりつづける根気」があるようだ。

一番大変なのは——正直に開示してしまうが——「マインドフルの練習」の部分だ。
毎日、ひとつずつ、こうやったらマインドフルの練習になる、といういわば「お題」というか「ネタ」をひねりださなければならない。
実際自分でもやってみて、なるほどと思ったものを書く。
みなさんもやってみればわかると思うが、毎日ひとつずつ、だれにでもなにも道具を使わず、あるいは使っても身のまわりにあるごくありふれたものだけに限定して、マインドフルになるための練習のお題をひねりだすというのは、かなり大変なのであります。

一年つづけようと思ってスタートしたことだ。
300回まできたということは、あと65回残っている、ということだ。
なんとなく先が見えてきた感がある。
うれしいような、寂しいような。
なんか自分にご褒美をあげてもバチはあたらないよね。
って、骨折したのはなんのバチだ?
なんにせよ、もう十分罰せられているよな。

2014年10月20日月曜日

韓氏意拳体験講習会「身体の声を聞く」

今夜は羽根木の家で毎月、内田秀樹先生を招いて開催している、現代朗読協会主催の韓氏意拳体験講習会だった。
参加者は少なかったのだが、その分、とても密度の濃い講習となった。

初めて韓氏意拳を体験する方もいれば、もう六年もやっている方もいるし、私や野々宮のように二年目という、なんとなく中途半端な経験年数の者もいるという状況。
私がやっている共感カフェでは、まったくの初心者も来れば、何年もやっている人も来る。
そういうとき、どのように進めればいいのか迷うことがあるが、韓氏意拳の場合は初心者も熟練者もおこなうことの基盤となる部分はいつも同じだ。
運動が自分の身体の自然な順応から生じているのか、あるいはそうではない外部の対象との関係性や「我」「我想」から生じているのかを、深く注目していく。

その過程でしばしばいわれるのが、「身体の声を聞く」ということだ。
身体はさまざまなシグナルを出して我々にいろいろなことを教えてくれているのだが、それはごくかすかなものだし、我々はそれを「流し」「無視する」ことばかりをやっている。
なにかをおこなうときに、身体が発しているわずかなシグナルをキャッチし、そこに深く注目していくことで、われわれにもともと備わっている莫大な潜在能力を発揮できるようにする、というのが韓氏意拳のめざすところでもある。

ここ一か月ばかり、右足首の腓骨骨折のために思うように稽古ができなかったのだが、今日はひさしぶりにギプスをはずし、通常モードで稽古に参加できた。
とはいえ、一か月でついてしまった右足をかばう癖が明らかにあって、そこを先生には鋭く見抜かれた。
指摘されればたしかにそうなのだった。
形体訓練と站椿のいくつかは、ちゃんとできなかった。
だからといって悪いわけではなく、怪我をしていることで自分の身体がどのように働きを変えているかを知るよいチャンスでもあり、ここしばらくはそのことに注目しながら自主稽古してみたい。

初参加の方も「むちゃくちゃおもしろかった」とおっしゃっていた。
羽根木の家での韓氏意拳の講習会は、一週間後の会員のための初級講習会があります。
詳細はこちら

骨折経過、今夜は韓氏意拳

朝、羽根木に宿泊中のNVC国際公認トレーナーのジム&ジョリ夫妻を渋谷まで送っていった。
その前にいっしょに朝食しながら、すこし話をする。
ジムの仕事のことなど、興味をそそられる話が聞けた。
渋谷のマークシティの空港バス乗り場まで送り、帰ってきた。
彼らは羽田から北海道に飛んだ。
来週、また羽根木で会える予定。

横浜のホッチポッチにために東京でのワークには出られなかったけど、一緒にすごす生活時間のなかでたくさんの学びと気づきをもらった。
感謝。

その足で整形外科に寄る。
骨折の経過は順調で、来週にはギプスが取れるとのこと。
ほっとした。
完治までちょっど一か月かかったことになる。

写真は羽根木の家の門に貼ってある韓競辰老師来日講習会のポスター。
そして今夜はこれから、内田秀樹先生による羽根木の家で韓氏意拳の体験講習会。
骨折でしばらく中野の講習会などに出て行けなかったので、受講はひさしぶり。
私にとって韓氏意拳は非常に重要なものになっているので、また徐々に集中していきたい。

2014年10月19日日曜日

横浜ホッチポッチが終わった

2014年10月19日、日曜日。
雲ひとつない秋晴れの空のもと、げろきょメンバーと横浜まで行って、ホッチポッチ・ミュージックフェスティバルに出演してきた。
いやー、楽しかったな。

午前10時、出演者集合。
これまでリハーサルは2度ばかりやってはいるが、出演者が全員揃うのは、実は今日が初めて。
つまり、当日リハーサルまで一度も全員で合わせていない。
しかも、最初に用意していた演目が、稽古してみたらかなり短かすぎるということで、急遽もう一演目追加す ることになって、そちらはほとんど稽古できていないという状況で今日の本番を迎えた。
それでもなんとかなるのがげろきょのパフォーマンスだが、そのためにゼミで毎回、体認やらマインドフルネスやら基礎トレーニングをしっかりやっているのだ。

今日の出演者は、野々宮卯妙、高崎梓、川崎満里菜、福豆々子、松原あけみ、てんトコラ、森沢幸、そして私の8人。
まずは共通の台本作り。
それから通してリハーサル。
細部の確認。
時間があったので、もう一度リハーサル。

電車組は先発。
近くのパン屋でパンを買ってきて、昼食をとってから、車組が丸さんの車で横浜に出発。
晩さんも手伝いに来てくれた。
まだ骨折が完治していない私は、機材運びなど助っ人がいて、とっても助かった。

交通はスムーズで、かなり早い時間に横浜到着。
会場の関内南口広場に行き、まずはステージの確認。
時間までほかの演目を見る。
ホッチポッチはあちこちに設営された特設ステージで、一日中さまざまなグループがパフォーマンスを披露する音楽祭りなのだ。

我々の出演時間が近づいてきたので、演奏機材をみんなに運んでもらって、セッティング。
予定ではマイクは使わないことになっていたが、屋外で声が拡散することと、マイクがたくさんあったので、各自マイクを使うことになった。
といっても、かなり動きまわるので、すべてがオンマイクというわけにはいかない。
そのあたりのことを、直前になって打ち合わせする。

16時45分、パフォーマンス、スタート。
直前になって急遽加えられた新美南吉の「一年生たちとひよめ」からスタート。
童謡の「靴がなる」を歌いながら、いったんハケて、ふたたび登場。
宮沢賢治の「原体験舞連」と坂口安吾の「もう軍備はいらない」を組み合わせた群読を、音楽といっしょに盛りあげていった。

いろいろハプニングがあったが、それもみんな楽しんでいて、私も大変楽しくやらせてもらった。
終わってからてんちゃんが手配してくれた中華料理の店で打ち上げたのだが、ここでも大盛り上がり。
現代朗読協会がここまで成長したことに感慨深い思いだった。

帰りはやはり丸さんの車に乗って、大変スムーズに羽根木の家まで帰ってきた。
書きたいことがほかにもたくさんあるが、またおいおい、後日。
映像記録があるので、YouTubeで配信する予定。

今日は横浜ホッチポッチ、直近の予定

すっきりと雲ひとつない秋晴。
今日はげろきょのみんなと横浜に行って、ホッチポッチ・ミュージックフェスティバルに参加。
私たちの出番は16:45から、関内駅南口特設ステージにて。
みなさん、来てね〜。
そして来れない人のために、実況報告をTwitterで流します。
ホッチポッチのご案内はこちら

さて、来月のあたままでいろいろとイベントがつづく。
みなさんとどこかでお会いできるとうれしいです。
とくに末尾のやつはぜひに!

◎羽根木の家で韓氏意拳初級講習会(10.20)
内田秀樹準教練による韓氏意拳の体験&初級講習会@羽根木の家の10月開催のお知らせ。自分の未知の身体に出会えるユニークで注目の武術です。どなたでもご参加いただけます。
http://www.roudoku.org/ws/hsyq1410

◎近藤直司スタンダードトリオのピアノで出演@中野SweetRain(10.25)
テナーサックスやバリトンサックスなどを演奏するサックス奏者の近藤直司さんが誘ってくれたジャズのスタンダードナンバーを演奏するライブに、ピアノで出演します。なるべくお行儀よくやります。
http://juicylab.blogspot.jp/2014/09/1025.html

◎共感的コミュニケーションの勉強会(10.30)
10月の羽根木の家での共感的コミュニケーション勉強会は、10月30日(木)15時から開催します。今月は昼の部のみです。
http://www.voicetherapy.org/info/ccstudy1410-2

◎ハロウィン朗読ライブパーティー@ビッチェズ・ブリュー(10.31)
ハロウィン10月31日(月)の夜、横浜白楽〈ビッチェズ・ブリュー〉にて現代朗読陣と水城ゆうのピアノによる朗読ライブをおこないます。あと40日。みなさんも仮装しておいでください。
http://juicylab.blogspot.jp/2014/09/1031.html

◎ののみずしゅん+現代朗読「エロいヒムの声」@渋谷〈サラヴァ東京〉(11.2)
現代朗読の野々宮卯妙、ピアノの水城ゆう、ヴォーカルの酒井俊の三人が、いっさいのたくらみも妥協もない即興セッションでスリリングにコミュニケートするなか、現代朗読の群読方も登場。そして今回の演目は、なんと、名古屋の劇団〈クセックACT〉のために水城ゆうがかつて書きおろしたシナリオ「エロいヒムの声」の25年ぶりの再演です。
http://www.roudoku.org/play/sarava1411

2014年10月18日土曜日

みつばち、煮物、アズワン、稽古、ジム&ジョリ

名古屋の位里ちゃんからすごいかわいいニホンミツバチのパンフレットが送られてきた。
かわいいし、よくできてる。
これを配りまくって、来年は羽根木の家でもニホンミツバチの養蜂をやりたい。

昼ごはんに、庭で採れたちっぽけな最後のゴーヤでミニゴーヤチャンプルーを作る。
それと白菜と枝豆がんもの煮物。
だしをしっかりとって、かなり上品な味付で勝負。
おいしかった。

夕方、トランジション世田谷・茶沢会の浅輪くんが、鈴鹿のアズワンコミュニティの宮地さんたちを連れて羽根木の家に来てくれた。
アズワンのことは前から知っていて、宮地さんが書いた本を取りよせて読んだりしていたのだが、実際にお会いして話を聞いてみると、想像以上にすばらしい実践をされていて驚いた。
NVCのようなことをすでに独自に研究し、コミュニティ作りのために実践的に活用して、実現しておられるのがびっくり。
これはぜひ、鈴鹿を訪問してみなければいけないな、と思った。

夜ゼミ。
たまたま参加メンバーが明日のホッチポッチ・ミュージックフェスティバルの参加者だったので、演目の稽古をする。
演目は新美南吉の「一年生たちとひよめ」と宮沢賢治の「原体験舞連」、そして坂口安吾の「もう軍備はいらない」なのだが、ゆる〜く始まって最後は濃いメッセージと疾走する表現で終わるという、息もつかせぬ20数分になるはず。
よい稽古ができて、明日の本番が楽しみだ。
私も覚悟を決めて(?)、演奏機材を軽いシンセではなく、デジタルピアノのほうを持っていくことにしようかな。

Yosemite、トランジション、エロイヒムの声

昨日は朝からリリースされたばかりのあたらしい Mac OS の Yosemite を MacBook Pro にインストールする作業。
最初に5GB以上のデータをネット経由で落とさなければならず、それがけっこう時間がかかる。
しかし、DVDドライブも不要だし、アップデートも無料だし、作業自体は非常に楽ちん。

そして Yosemite を起動したら、アイコンや文字、純正アプリの仕様や見た目がかなり変わっていた。
見た目は一新されているが、操作にはあまり変更はないのがよい。
ただし、まだ一部、使えないアプリがあるようだ。
私の場合、プリンタードライバーが使えなかったり、時々使っているエディターの iText Express がだめだったり、という影響がいまのところある。

昼ごはんにトマトソースを作って、マカロニを食べる。
トマト、玉ねぎ、にんにく、チーズ、赤ワインだけで、けっこうおいしくできた。

夕方、和食ちゃんと絹さんがコミュニティガーデンの世話に来る。
畑を耕しなおして、あたらしく種をまいたらしい。
今日からNVCのトレーナーのジム&ジョリが羽根木の家に泊まるので、広縁の片付け作業。
ならべてあった鉢植えなどを片付けたり。

絹さんのパン屋〈ウッドペッカー〉のパンをみんなでいただく。
お茶は和食ちゃんが持ってきたアーティチョーク茶。
食やらエネルギーシフトの話やら。
来月11月18日の午後に、羽根木の家で、トランジション・カフェをやろうということになっている。
テーマはいちおう「コミュニケーション・シフト」となっているが、トランジション運動に興味がある人はどなたも参加いただけるようになっているので、どなたも歓迎。

夜は11月2日(日)夜のサラヴァ東京での「ののみずしゅん」の演目「エロイヒムの声」の群読稽古。
昨夜は前半のおさらいをしてから、あらたに後半部分の稽古。
いやいや、おもしろい!
群読に動きを持たせたり、ソロとのかけあいを作ったりしたせいか、非常に演劇的になっている。
まあ、演劇とか朗読とか、区分けはどうだっていい。
そもそも即興音楽がそれにからむわけだし。
ともあれ、この公演の群読隊はかなり見ものだと思う。
自分でもこれほど楽しみな公演はひさしぶりのような気がする。
みなさん、来てね〜。
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