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2014年5月5日月曜日

名古屋、クセックACTの公演、飲み会、京都・法然院ツアー

一昨日の朝、午前5時に羽根木の家を出発して、丸さんの車で名古屋に向かった。
早いので、みぞれちゃんと梓は羽根木の家に前泊。
丸さんは例によって、時間前の4時半には羽根木の家に到着。
そして名古屋、京都、折り返して東京戻りと、ゴールデンウィークの渋滞のなか、超人的な体力で全行程の運転をしてくれたのだった。
感謝!

行きのメンバーは運転の丸さん、私、梓、みぞれ、そして料理人マリコと、生後5か月のいくおくん。

まずは東名高速に乗り、名古屋をめざすが、いきなり渋滞に引っかかる。
渋滞の長さが30キロとか40キロとか情報で出てくる。
出発後3時間たっても、まだ神奈川県にいるという事態に、すでにぐったり。
まあ私は助手席にいたので、丸さんと車談義などしながら、楽しくすごさせてもらったけどね。

渋滞を抜けて静岡県にはいると、正面にくっきりと富士山が見えて、一同歓声をあげる。
今回は本当に天候にめぐまれて、気持ちのよいツアーとなったのだった。
途中、何度かサービスエリアで休憩を取る。
いくおくんはあまりぐずることもなく、とても機嫌よく移動に付き合ってくれたのだった。

午後1時すぎ、名古屋到着。
名古屋の主目的である劇団クセックACTの公演「ラッパチーニの娘」を観るためだが、会場である愛知県芸術文化センターの駐車場にまず車をいれる。

昼食はエビフライサンドイッチという意味不明の食べ物を食べたいというリクエストから、それを買い出しに地下街へ。
そこですでに名古屋入りしていた野々宮と合流。


エビフライサンドをたずさえて、栄のオアシスの芝生のところでランチ。
いきなり「あなたたちのために祈らせてください」じゃなくて「気功の練習台になってください」という女性ふたりがやってきたりしてびっくりしたが、エビフライサンドは意外にも美味で、けっこう満足したのであった。

午後3時、芸術文化センター小ホールで「ラッパチーニの娘」開演。
このホールは私も「GINGA」「記憶が高速を超えるとき」「特殊相対性の女」を上演した、思い出深い場所なのだ(といってもそんなに昔のことではないが)。
ステージはクセックがいつもそうであるように、演劇というより絵画的、しかし絵画ではなくやはりしっかりと演劇で、このあたりの方法論が夜の打ち上げのときいろいろと話題になって、おもしろかったのだ。

終演後、午後6時からバラさんが飲み会の会場を手配してくれていて、みんなでそちらに移動。
「ラッパチーニ」の脚本を翻訳された田尻先生や出演の劇団員、バラさん、そして演出の神宮寺さんもいらして、にぎやかにステージ談義がかわされた。
とくに私は、これまで田尻先生と親しくお話させていただく機会がなかったので、ありがたい機会であった。

午後10時、解散。
げろきょメンバーは丸さんと健康ランドに行って温泉につかり、そのまま仮眠室ですごすという予定になっていたが、さすがに私は翌日の講座と公演をひかえているのでそれには付き合えず、別途ホテルを確保してあったので、そのビジネスホテルに投宿。
しっかりと休ませてもらった。

翌朝(昨日だけど)、午前5時半、起床。
風呂にはいり、ちょっと仕事して、午前7時すぎ、チェックアウト。
みんなとの集合地点である、地下鉄・徳重駅に向かう。
午前8時に徳重駅で落ち合って、ふたたび丸さんの車に乗って京都に向かう。
帰りのメンバーは、みぞれちゃんが抜けて、いくおくんの父・ミキティと、野々宮が加わった。

渋滞があったが、思ったよりひどくはなく、そこそこ順調に走って、正午すぎに京都入り。
音読療法の講座と現代朗読の公演会場である法然院に無事に到着した。
法然院のイベントのもようについては、こちらにレポートを書いた。

法然院のイベントが無事に終了し、打ち上げが終わったのが午後10時すぎ。
そこから東京に取って返したわけだが、京都東インターから名神に乗る予定で、その前にガソリンを入れるべくあいているスタンドを期待しながら走ったのに、これがない!
東インターまでとうとうあいているスタンドがなく、やむなくそのまま大津インターまで下の道を走る。
ところが大津にはいってからも、あいているスタンドがない。
おまけに事故渋滞に巻きこまれて、いよいよ残りのガソリンがやばくなってきた。
ネットで検索して、ようやくあいているスタンドを見つけ、そこで給油。
丸さんによれば、あやうくガス欠寸前だったらしい。

ともあれ、よかったよかったと、大津インターから名神に乗り、東名経由で東京へ。
さすがに渋滞は軽微だった。

最後の休憩にと寄った海老名SAで、突然の地震警報が鳴った。
そのあと少し揺れたが、たいしたことない。
が、ネットを見ると、都内で震度5弱という、かなり大きな地震のようだ。
あとで家に帰ってみると、軽くて不安定な蘭の小鉢がひっくり返っていたり、机のわきのテーブルに積みあげてあった本が崩れていたり、調味料の瓶が倒れていたりという、軽微な被害。
そうそう、ガス栓が閉鎖されていて、リセットの必要があった。

最終的に東京に着いたのは夜がすっかり明けた午前6時ごろだった。
みなさん、そしてとくに丸さん、お疲れさまでした。
ほとんど寝ていなかった私は、そのあと数時間仮眠を取った。
明日は羽根木の家で韓氏意拳の講習会と、現代朗読の体験講習である。
リフレッシュして、また元気にやろう。