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2013年2月18日月曜日

個人セッションと音読療法士(マスター)

photo credit: Marc Wathieu via photopincc

昨日は音読療法の個人セッションがあった。

個人セッションにはさまざまなニーズを持っている人が来る。
なにか問題を抱えている人、たんに音読療法に興味があるだけという人、健康法を身につけたい人、このようなセッションやセミナーに出ることがなかば趣味のようになっている人。
昨日の人も自己啓発系のセミナーおたくなんです、と自分のことを称していて、さまざまなセミナーやワークショップに参加しているらしい。
そのなかでもとくにNVC(非暴力コミュニケーション)のワークショップが気にいったとのことで、そこからのつながりで音読療法にも来てくれたとのことだった。
そして個人セッションが終わってからもとても喜んでくれて、『音読・群読エチュード』の本をさっそく買いもとめてくれたほか、また受けたいともおっしゃった。

音読療法のセッションでどんなことをやっているのかと時々尋ねられるので、少しだけ内容を紹介しておく。
初めてセッションを受ける方は、まず最初の20分を「お試し」として受けていただく。
20分たってさらにつづけたいかどうかをご本人に判断してもらう。
20分でもう充分、という方はそこで終了となるが、料金は発生しない。
つづけたい方はさらに30分、全体で50分のセッションを受けていただく。
音読療法のセッションは50分で1セットとなっている。

昨日の方はまず私がお話を聞かせていただき(共感的コミュニケーションを用いる)、ご本人の感じている問題点やニーズに気づいてもらった。
その後、音読療法について簡単に説明し、20分が経過したのでつづけたいかどうかをお聞きしたところ、つづけたいという希望だったので、音読療法士の野々宮に交代して身体のありようや呼吸法をおこなった

ご家族とのコミュニケーションの問題、それから自分が尊重されたり存在を認められたいというニーズが強まるあまり、身体が緊張したり、声が不必要に大きくなったり、呼吸が浅くなったり、という問題を自覚されていたので、それにそって脱力法や呼吸法をおこなった。
とくに吐く呼吸法(ボトムブレス)を中心におこなった結果、ご本人もびっくりするくらいの気づきと効果があらわれた。
こちらもお役に立ててうれしかった。

音読療法は表面上、とてもシンプルで簡単なことしかおこなわないが、非常に効果的であり、こころと身体の問題に対して予防的でもある。
ボイスセラピストの最上級資格である音読療法士(マスター)まで取得すると、昨日のような個人セッションを仕事としておこなうことができるし、個人クリニックを開業してもいいだろう。
また、セミナーを企画したり、講師の仕事を受けたりもできる。
音読療法のすべてを習得している人が音読療法士(マスター)なので、自分でどんどん仕事を作って、積極的に社会貢献してもらいたいという願いが、私にはある。

4月からはあらたにマスターコースがスタートする。
興味がある方のために2月27日に無料説明会もおこないます。
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