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2011年12月30日金曜日

ボイスセラピスト2級、1級、マスターコースの種別

先日のボイスセラピスト2級講座では、講座を受けただけでは資格認定がされません。講座修了後、実際にボイスセラピー(音読療法)をだれかに実践して、そのレポートを提出した時点で、資格認定となります。
 先日の受講生からはその実践レポートが届きはじめています。家族やパートナー相手に実践してくれたレポートです。
こうやって、ボイスセラピストが続々と誕生していくのはとてもうれしいです。
 まずは初回のボイスセラピスト2級講座で(みなさんがレポートを提出し終われば)6名の2級ボイスセラピストが誕生する予定です。

 ところで、よく聞かれる質問に、
「ボイスセラピスト2級と1級ではどのような違いがあるの?」
 というものがあるので、それにお答えしておきましょう。

 ボイスセラピスト2級は、対象が個人やファミリー向けです。お母さんやお父さんの音読ケアの基礎知識や、高齢の方の社会貢献活動に役立てていただこうという主旨です。そのため、教養やカルチャー感覚で受講できます。また、身近な人とのコミュニケーション法を身につけ、共感的な会話を練習できます。
 認定方法としては、講座受講のほか、受講後1週間以内に身近な人に実施してレポート提出をしていただきます。その時点をもって正式認定となります。

 ボイスセラピスト1級は、職場や学校、その他コミュニティでグループ指導できるスキルを身につけていただくことが目的です。知らない人相手のコミュニケーション法も学べます。
 認定方法としては、講座受講のほか、4回ある講座ごとのレポート提出と、実地試験および面接を受けていただきます。1級を受けていただく前に2級の認定を受けていることが条件でもあります。

 これらのほかに、2012年秋から音読療法士マスターコースをスタートする準備をしているところです。
 これは、音読療法士の指導者育成ができ、ライブであらゆるケースに対応可能なスキルを身につけていただくためのコースで、全110時間程度の受講を必要とします。音読療法は医療行為ではなく、代替医療の扱いですが、マスターコース修了の方は治療が必要なレベルの人も場合によっては対応できるようにします。
 専門家育成のコースなので、気軽に受講していただくというわけにはいきません。でも、もちろんやる気のある方は歓迎です。