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2011年7月4日月曜日

身体で読む、紙の上で考える

昨日・日曜日は朝から朝ゼミ、午後は現代朗読基礎講座の今期2回め、夜はテキスト表現ゼミとつづいた。
ゼミも基礎講座も、朗読表現における身体の使い方や、マインドフルネスと反応反射を使った無意識領域の表現表出のことなど、相変わらず世間一般の朗読講座とは「真逆」の内容でやる。何度でも繰り返し、表現の本質に立ち返りながら、その上で細部も詰めていく。

テキスト表現ゼミは相変わらずおもしろかった。
なにがおもしろいといって、参加者の書くもののクオリティがどんどんあがっていき、毎回どんなおもしろい作品が出てくるのか楽しみなのだ。
今回もすぐれた作品、意表をつく作品など、いくつか出てきた。

終わりのほうで、みんなが使っているノートや手帳を教えてもらった。
私も手帳は好きなのだが、それぞれ手書きのノートや手帳を使っているのが興味深い。そんなところから、紙の上で思考する、という話になる。
次回のゼミのテーマは「冷蔵庫」で、テーマに沿って文章を書いてきてもらうのだが、その際に、紙の上で思考する実験を各自してもらうようにリクエストした。どうなるか楽しみだ。