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2011年7月2日土曜日

ライフハック:節電の夏の過ごし方

ま、あくまで、私の場合、ということで、勤めておられるような方には通用しないかもしれませんが。
「ライフハック」は割合好きで、自分でも『水城式情報整理術』なんて本まで出したことがあるほどだ。
時間の使い方、手帳の使いこなし、GTD、睡眠法、健康法など、いろいろな方法を試してきたし、その手の本があるとすぐ読みたくなる。
今日は時間の使い方について、自分のメモも兼ねて書いておきたい。

これまで私はエアコンのある家に住んでいたが、今年の夏は羽根木のエアコンのない家ですごさなければならない。ちょうど世間は節電をしいられているので、気持ち的には悪くない。
とはいえ、連日30度を超え、へたすると35度以上になるような猛暑では、いくら緑に囲まれた古民家環境といっても、暑いことは暑い。
汗をかくので、扇風機を回せばなんとかすごせるし、時々水シャワーを浴びて身体を冷やすのも有効だ。が、日中はさすがにボーッとする。仕事どころではない。
私の仕事は、ひとりで家にいるときはものを書いたり、音楽を作ったり、コンテンツを編集したり、といったことなので、暑さがこうじると仕事にならない。
そこで、対策を考えた。

まず、デスクワークは午前中にすませることにする。昼前くらいまではなんとか涼しくすごすことができそうだからだ。
仕事時間を確保するために、なるべく早起きしたい。できれば空が明るくなる午前4時くらいには起きてしまいたいものだ。
窓を開け放して網戸だけで寝ているので、朝方になると鳥やカラスの声、新聞配達のバイクの音などがけっこううるさく、目がさめてしまうこともあるので、早起きはその対策にもなる。
もっとも、その分、夜は早く寝なければ睡眠不足になる。

ここでひとつ、考え方の転換をする。
睡眠時間をまとめて6、7時間確保しようとすると、午前4時起きなら、夜9時か10時までには寝てしまわなければならないことになる。が、東京の生活はなにかと夜が遅く、なかなかそういうわけにはいかない。だから、
「できれば午後10時までには眠るけれど、無理なときは遅くなってもかまわない。そのかわり、4時か、遅くとも5時起きは確保する」
という方針でいくことにした。
で、睡眠不足になったら、昼寝で乗りきる。
昼寝の10分は夜寝の1時間に相当する、などといわれている。なるほど、そういう感じがすることはある。ちょっと眠って、起きるときにはしんどいが、すぐにすっきりとする。寝すぎると逆につらい。5分か10分、長くても15分くらいの昼寝が大変有効だ。
勤め人もこの程度の時間なら、昼休みなどにうたた寝にあてることはできるのではないか。

午前中はデスクワークをして、暑い午後は昼寝、外出、プール、頭をあまり使わないこと、などにあてる。
夜はできるだけ予定はいれない。
といっても、私は現代朗読ゼミをやっているので、週に3日くらいは夜にも予定がはいっている。また、ライブや公演を見にいったり、人と会う約束がはいってきたりして、すべての夜をあけておくわけにはいかない。
それでも、できるだけ予定はいれない。そして、絵を描いたり、ビールを飲んだり、好きなことをやって、9時すぎには早々に寝てしまう。
節電にもいい。

元々早起きは好きだし、得意だ。午前中のほうが確実に仕事がはかどることは、すでに経験ずみだ。
今夏はこういうライフスタイルでいこうと思う。これがうまくいくようなら、秋以降もつづけたい。