エキサイティングなNVC(非暴力コミュニケーション)合宿の二日間が終わりました。
にわかにいいつくせないほど多くの学びがあった二日間でしたが、そのなかでもとくに深く心に刻まれたことがあります。それは「人に共感的であらねばならない」と自分が思ってそうふるまっているとき、共感的でありたくない気分の自分を抑え付けてしまっているこということです。そのことのストレスが生まれます。「共感したい」にせよ、「いまはめんどくさいので共感したくない」にせよ、いずれも自分の内側から来ている大きなメッセージであり、それをまず自分が受け取ることが出発点だと、今回のトレーナーのホルヘはいうのです。
怒りや悲しみ、平和を乱すもの、暴力といった、私たちが否定的にとらえているものすら強い命のメッセージから来ているので、それをスペースをもって受けいれることから出発したい。
この二日間で受け取ったことは、とてもにわかに消化しきれるものではないですが、それがゆっくりと私の身体のなかに浸透していく時間を楽しみたいと思っています。
ホルヘ・ルビオのセッションは自由で、気ままで、なにも決まりごとがなく、どこへ向かうのかまるでわからず、しかし瞬間瞬間に驚くようなことが起こり、まさにライブでした。私の友人のケンが、私をホルヘに会わせたいといってくれたときから、半信半疑でこのときを待っていましたが、想像以上のことが起こったことをケンとホルヘに心から感謝します。