とくに東日本大震災以後、音読ケアというものに力を入れてきました。そしてその有用性について充分に確認してきました。
これは一種の補完医療で、医療行為そのものではありませんが、なんらかの症状を改善することに有効なものをそう呼びます。音読療法と読んでもいいでしょう。
たとえば音楽療法というものがあります。これも補完医療の一種です。ほかにも箱庭療法や生け花療法、そしてさまざまな芸術療法(アートセラピー)があります。音読ケアもその一種ですが、独自のメリットがあります。それは、「自分の声を使ってひとりでもできる」ということです。また、家族同士、パートナー同士、学校や職場でのグループなど、身近な相手といっしょにいつでもどこでもすぐにできる、というメリットもあります。楽器などの道具も、特別な材料もいりません。
鬱々とした気分が晴れた、いわれのない不安がなくなった、熟睡できるようになった、などの声を多く聞いています。ならばより多くの人のお役に立ちたいと思い、現在ボイスセラピスト講座の準備をしています。受講していただければだれでも音読ケアの考え方と方法を身につけ、自分を含む身近な人をケアできるようになるプログラムです。
まだ準備中ですが、興味のある方は気軽にお問い合わせください。