毎月一回、「現代朗読体験講座」というものを開催しています。今月10月は次の日曜日の16日です。
ここにはどういう人が来られるのかというと、大きくわけてふたとおりあります。ひとつは、これまでほとんど表現活動をやったことがない、あるいはかつて少しやっていたことがあるけれどいまはやっていない、という方が、なにか表現をやってみたいと思って来る場合です。朗読は道具もいらないし、バンドや演劇のようにグループを作る必要もなく個人ですぐに始められるので、表現活動としてはとても敷居が低いと思われるようで、それは事実でもあります。
もうひとつは、すでに朗読をやっているけれど、なにか物足りなさを感じたり、行き詰まりを感じた方が、どうやら「現代朗読」という従来の朗読とは考え方が違うものをやっている場所があるらしい、と知ってやってくる場合。この場合は、ほぼすべての人が、「目からウロコでした」とか「朗読ってこんなに自由で楽しかったんだ」という感想を残されます。
前者の方々もそのようなことをいいます。
そして驚くことは、体験講座に来られたほとんどの方が、そのあとも現代朗読に興味を持ってくれて、ワークショップやゼミに参加してくれる、ということです。これは本当にうれしく、ありがたいことです。
16日(日)は13時から、現代朗読協会「羽根木の家」で開催します。