9月11日。忘れられない数字の日です。
東日本大震災発生からちょうど半年。まだ半年なのか、という思いがあります。そういう方は多いのではないでしょうか。私は10年くらい経過したような気がします。
そして、10年といえば、ニューヨークのテロからちょうど10年めが今日です。あれから10年。まだ10年しかたっていないのか、という気もします。
いずれにしても、さまざまなことが起こり、変わり、混乱がつづいた期間です。私も変わり、考え、混乱しながらも自分なりにやれたりやれなかったりしたことがたくさんあります。
アメリカを始めとする欧米諸国とアラブ諸国は、10年前を機に世界は大きく変貌したのでしょう。日本では半年前を機に、すべてのことがガラッと変わってしまいました。いまだに震災前の価値観にしがみつき、原発を再稼働して金儲けを維持しようとしている人たちがいます。眼前の風景がまったく変わってしまったことに気づかない、鈍重な人たちなのでしょう。
しかし、ほとんどの人は自分たちがいま、まったく風景の変わってしまった日本に暮らしはじめなければならないことを、肌で実感しているのではないでしょうか。
まだまだ模索はつづきます。